1ドル120円で計算してはいけない
アメリカの通貨の単位は当然ドルですが、私は毎日の生活の中で、全ての物価を常に「円」に置き換えて計算をするクセがついております。
でもこの計算はどうやっているか?新聞の為替レートを見て「今日は1ドル=115円」とかではやっておりません。ではどうやっているかと言いますと、それぞれのジャンルで私独自の変換レートをもっており、これでやっております。

これをやらないと、一般的にオハイオの物の値段の方が、日本に比べてうんと安くなってしまい、物を買う感覚が狂ってしまうからです。
1ドル=300円

私はアルコール飲料をたしなみます。いえ、大好きです。
特にビールは毎日のエネルギーの源です。アメリカではビールとワインは一般のスーパーで売っていますが350ml缶、1ダース(12本)が6ドルから8ドルです。

ですから、1ドル=300円くらいで計算すると日本の値段とちょうど同じくらいになります。
でもわたしはこれに限っては1ドル=100で、1本50円
と計算しております。何故かって?たくさん飲んでもその口実になるからです。
1ドル=100円

衣類のほとんどは途上国を中心としたところからの輸入品です。
「数」は豊富ですが、一部の高級品店を除くとはっきり言ってデザインはダサイ。縫製も悪い。が値段は1ドル=100円で計算すると大体OK。とにかく、あの、だらーっとしたデザインは私は全く好まない。そしてサイズがやたらと大きいのは本当に困ります。

ある服を買いに行って、「これより小さいサイズはないのか?」と聞いたら店員がアゴでしゃくりながら「子供服売場へ行け」だと。クソー!!
1ドル=200円

食料品もうんと安い感じがします。野菜とか肉とかは日本の半額以下くらいの感覚でしょうか。特に果物は日本の3分の1以下です。

私の親しいアメリカ人に買い物について聞いたら、1月に2回行くと言っておりました。えっ2回?そうです。彼らは毎日のように買い物に行く習慣はあまりないのです。

でかいカートに山盛りに食料品を買っている人をよく見かけますが、大体支払いは100ドルから150ドルくらい。
日本であれだけ買えばいったい幾らになるのか、見当がつきません。
1ドル=300円−500円

不動産、我々庶民にとっては土地と住むための家の事を指しますが、オハイオはかなり安いと言えそうです。

但し、これも場所によって大きく違いますので一概には言えませんが、私の知っている、多分極く平均的なアメリカ人で、コロンバス市周辺に住むと600ー800平米の土地と250平米の家で15万ドルから25万ドルくらいのようです。

コロンバスから少し離れると1平米2ドルくらいという場所が一杯ありますので、ドル/円換算は、もうほとんど意味をなさなくなってしまします。
以下に私の感覚でオハイオの物価を円で換算してみました。大ざっぱに全体として、1ドルは200円という感じがしますので、アメリカに来て何でも安いと思って買い物をしてはいけません。
実際20ドル札は日本の5000円くらいの価値を感じます。
家庭電気製品 ¥200 $1=300円くらいの感じの時もあるが、こちらの製品はかなり機能が絞ってある
ガソリン ¥300 距離も日本の3ー4倍走るので、よく考えると同じくらいかな
本/雑誌 ¥150 本は結構高い。印刷は日本の方が抜群にいい。
映画 ¥500 封切りの映画が大体$4ドル
¥120 これは為替レートに近い感じ
マクドナルド ¥120 これも為替レートに近い感じ。でも大きさが全然違う。飲み物もお代わり無制限
ゴルフ ¥1000 土地の値段に比例?
電気代 ¥400 1年中、200平米以上の家全部を冷暖房している。私の家は300Aの契約になっている
床屋 ¥100 髪の毛だけ刈って、15分。チップを入れて$10
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