オハイオのスーパー:やけに広いです
オハイオでも毎日の食料品とか、その他の日常の生活に必要な物を買いに行くところと言えば普通はスーパーマーケット、通常スーパーと呼んでいる、お店です。
オハイオのスーパーは日本のスーパーと殆ど同じで、強いて言えばその規模が大きい事でしょうか。

1987年ー90年頃に、オハイオには出張で何回も来た事があり、その時にもお世話になったスーパー。
なかなか内部の写真を撮る機会がなかったのですが、歯医者に通院の帰り薬を受け取るために、平日のある日の午前中立ち寄ったところ人が殆どいなかったので、ちょっとだけ店の中の写真撮影をしました。

スーパの中なんか、興味ないかも知れませんが、ま、私とカミさんにとってはオハイオ生活の一部なのでこれを紹介します。(本当は私はこのようなスーパーには、最近は年間に数える程しか行きません、、、、。)
レジのようす

ここの店のレジは30あります。

アメリカ人は一般的に一度に大量の買い物をしますし、割引のクーポンを使ったりして、支払いは小切手を使うし、ものすごく時間がかかります。
随分前ですが、3人の列に並んで10分以上待たされた事があります。

買った物が12個以下の場合は、自分でレジをする(!)ところも4つ程あります。自分でバーコードこすって、カードで支払うという、レジのセルフサービスです。
一応、監視のお姉さんが、離れたところからボーっと見てますけど。
先ず野菜売り場から

上の方から水が噴霧されているので、ビニールで包んでない野菜は濡れています。

ばら売りの野菜は自分の買う分だけ自分で袋に入れます。レジでは係が、その野菜の名前を入力すると、同時に重さが量られて、重量単価で計算されて、値段が出ます。

ですからレジのアンちゃん、ネエちゃんは野菜の名前を知らなくてはなりません。
「この野菜、何て名前?」、私は聞かれた事があります。もちろん私は答えられませんでした。

「そんなの英語で知るわけないだろ!」
果物売り場

いろんな果物がこれも山のように積んであり、値段もうんと安い感じです。

でも日本の値段をあまり知らない私は、そう聞かされているだけで、私が実感できるのはスイカの値段くらいです。

特大のスイカが3ドルとかで売っているのを見て、「確か日本では1000円くらいで買ったかな?イヤ2000円だっtかな?」、私の知識はこんなもんです。

アメリカで果物が安い理由は、日本に比べた場合、流通システムの違い、これが最大の理由だそうです。
私にとって一番馴染みのある売り場

ワインとかビールはスーパーでも買えます。ワインもビールはとにかく種類が多いです。それに嬉しいことに値段が安い!

銘柄によっては缶ビール24本が15ドル、つまり1本70円以下で買えます。
世界中のビールが手軽に飲めます。とにかく、全銘柄を一度は口にしようと、一時はトライしましたが止めました。

種類が多すぎて、どれが飲んだ事のある銘柄か覚えきれないのです。
清涼飲料水売り場

これを見ると、アメリカ人がいかに清涼飲料水を飲むかがわかります。(写真はこのスーパーの、列の3分の1くらいしか写っておりません。)

どんな種類のものでも、350ml缶1本、35円〜40円見当です。
最初の頃は350ml缶1本は一度に飲む量として多いような木がしていましたが、最近は慣れて丁度いいと思うようになりました。

ミネラルウオーター500mlボトルが40セントで置いてありました。カミさんは24本5ドル(500円)で、どこか他の店から買ってきます。
魚売り場

肉売り場ではありません。こじんまりと、隅っこの方にあります。

殆どが切り身にしたタラとかサーモンとか、その他得体の知れない魚が並んでいます。一匹のままの魚も置いてあります。

この売り場の近くに行くと、変な匂いがします。魚が腐っている匂いです。
ここに並べてある魚の半分は腐っているのではないかと、私は半分本気で思っています。

私は新鮮な魚がどんな匂いがするか、誰よりもよく知っています。
さて何でしょう?

この冷凍庫は全部アイスクリームです。今まで気が付きませんでしたが、驚きました。
何でこんなにあるの?理由は一つ、需要があるからです。

何種類のアイスクリーム、アイスキャンディーが置いてあるのか見当も突きません。
2リッターとか4リッターのバケツに入ったアイスクリームが4ドルとかで売っています。

私は小倉のアイスキャンディーなら食べるので、探して見ましたが、ありませんでした。(あるわけないでしょ。)
芋、いも、イモ、IMO、、、

「Idaho Potatoes 10 for $10」、という値付けになっていました。10個で1000円か、かなり大きな芋ばっかりだけどちょっと高いなー。私でもこれくらいはわかります。

何とはなしに袋の中の芋の数を数えてみると12個とか13個入っています。「????」

横にいた専門家(カミさん)に聞いてみました。
10個で10ドルではなく、10袋で10ドル、つまり120−130個で1000円でした。

1.5m四方の段ボールの箱の中に、山積みされていました。
アメリカと言えば肉?

この写真は牛肉ではありませんが、やはり肉類は豊富です。
私はスキ焼きが好きで、時々食べますが、アメリカの肉はスキ焼きに向きません。

頼めば薄切りにしてくれるところがあるのですが、何と言っても脂身がないのです。脂身はどこを探してもありません。
アメリカ人は脂身を食べないからです。
脂身のない、肉でのスキ焼きなんて、スキ焼きじゃない!

ですから私は日本に行くとスキ焼きを食べます。ちょっと高いけど、あの霜降りの肉は最高です。
おまけ

「 Buy One, Get One ! 」、1つ買えば、もう1つもらえる、つまりもう1つはタダです、という意味です。
これは私の記憶では日本ではあまりなかった売り方のような気がします。

お一人様限定1個、とかの特売は日本と同じ。でもこれって、何回か別のレジで精算すれば意味がないんじゃないかなー。

50%オフ、なんてのはザラ、80%オフとかアメリカのスーパーも商売していくのは本当に大変みたいです。
衣料品売り場

ここのスーパーは120mX150mくらいの売り場面積で、衣料品、履き物台所用品、スポーツ用品、花、カー用品、電気製品ライフル、ライフルの実弾まで何でも売っているって感じです。

ですからこの店で大抵のものが買えますので非常に便利です。

こんな店があちこちいっぱいありますが、よくみんな潰れないで商売できてるナー、不思議に思うときがあります。

また殆どの店は24時間営業です。
人ゴミでごった返しません

土曜日とかで、相当な数のお客が来ているにもかかわらず、肩と肩が触れ合って店内が人で一杯になるという事はまずありません。

ですから店内を1時間でも2時間でもブラブラいろんな物を見て回っる事もできます。(私も単身の時、買い物のついでにブラブラした事があります。)

コロンバスでは、もうあまり個人の商店というものを見掛けなくなっています。
全部このような大型小売店に対抗できずに潰れてしまったのでしょうか。
ビールの販売

ビール・ワインを買って、レジ係が20歳以下の場合、そのビールは売ってくれません。レジ係が20才以上かどうかどうやって見分けるか?

心配いりません。20才以上の誰かがバーコードスキャンすればいいのです。私は2回ほど、「すみません、これスキャンして下さい。」、ってレジの女の子に頼まれた事があります。これでもいいのですかねー。

それと買う人が20才以上かどうか、逆にレジ係から聞かれる事があります。証明できないと売ってくれません。
カミさんは一度、「身分証明を見せろって言われた。」、って喜んでいましたけど。
スーパーでの食品の買い物というのは私はあまりやりませんので、よくはわかりませんが、たまにこうやって見るだけでもやはりオハイオ人の生活が見えてきます。
会社のオハイオ人に聞いてみますと、聞いた範囲では食料品の買い物は1〜2週間に1回という人が殆どでした。

確かにオハイオ人のカートを見ていると、何でそんなにたくさん買うの?という人をよく見掛けます。
また家には冷蔵庫以外に、冷凍庫を持っている人も多く、これをガレージに置いて、この中にびっしりと食料品を貯蔵するようです。

主婦が夕方にゲタをひっかけて、エプロン姿で買い物かごぶら下げて、ちょっと今夜のおかずを、という買い物のスタイルはオハイオ人には想像ができないと思います。(こんなのは日本でも、もうあまりないかも知れませんが。)

オハイオのスーパー、確かに便利です。
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