15−10−15 居酒屋へ?
養老の滝、と聞いて居酒屋を思い出す人は多いと思います。
ウンと昔、"目標1000店"、とか言っていたのがいつの間にか、"目標2000店"になった巨大チェーン店です。

実際の店舗数は今ではかなり減っているそうですが、居酒屋の"養老の滝"は多くの人が知っている名前です。
今月の歩こう会はこの"養老の滝"です。とうとうあるこう会も行き先を居酒屋にしました、という事でしょうか。

そうではありません。
行き先は居酒屋ではなく、岐阜県の養老渓谷にある"養老の滝"であります。
東海地方に住んでいると子どもの頃から岐阜県には"養老の滝"というのがある、というのは知っていますが実は私は今まで一度もここに行った事がありませんでした。

今回は居酒屋、モトイ、初めての養老の滝、コースは7kmのほぼ平坦路、という事で♪♪気分で行ってきました。
よーい、スタート!

養老町に到着です。
今回の参加者は約160名、バス4台です。

この1年近くずっと天候に恵まれず、時には大雨だったりで大変でしたが今日は爽やかないいお天気です。

こうやって田んぼの中を歩くと実に、”日本の風景”、です。
1週間前のベトナムの田舎風景を思い出したりしました。
六社神社

山道に入る前に神社がありましたので入ってみます。
私はほぼ毎日のジョギングで吉田神社にお詣りしていますので、ここでは特にお詣りはしませんでした。

気温は20°ちょっと、湿気はありません。
秋のハイキングに絶好の気候です。

お弁当、水筒、お菓子の入ったリュックを背負ってブラブラ歩きます。
歩き始めて30分

いつものように最初は割と集団になっていますが段々とバラバラになっていきます。

皆さん歩くのが速い。同じようなペースに引き込まれてしまいます。
左右は雑木林で、民家の間を通っていきます。
立派な大きな家が目立ちます。
大分上がってきました

道はずっと登り坂です。
汗が出てきました。と言うか、拭いても拭いても汗が出ます。

”あるこう会”の世話人の話では、「今日は平坦で楽なコースです」、とか言ってましたが、「ウソだい!」、となってきました。

ちょっと霞んでいますが下界がきれいに見えるところまで上がってきました。
最後の坂道

最後の1kmは九十九折りのかなりの坂道です。カミさんはかなりへばっております。

私はというと大汗をかいておりますが普段のジョギング・ウオーキングの成果を遺憾なく発揮、びくともしません。

と言うのはウソ、かなりキツいです、、、。
やっと着きました

ずっと登り坂でしたが滝の手前でやっと下り坂になりました。
一息です。

スタート時点では160人中の真ん中くらいでしたがゴール前では2〜30人目くらいになっていました。

どうしても張り切っちゃいます。時間の余裕は十分あるのですが。悪いクセですね。
滝です

滝の前にはちょっとした広場になっており、ベンチが幾つもありましたのでここでお弁当を食べることにします。

その前に汗だくになっているので下着のシャツを脱ぎます。
こういう日に限って着替えのシャツを持ってきていません。

上に着ていたスポーツシャツを直接着るしかありません。
でも気持ちいい汗です。
なかなかきれいな滝です

滝の勢いは強く水量も豊富です。落差は30m、滝の巾は4mだそうです。

ヨセミテで見た滝のようなド迫力はありませんが日本の滝にしては力強さも感じます。

滝を眺めながら、滝の音を聞きながら食べるお弁当の味は格別です。
おにぎりを3個半(カミさんの分を半分もらった)、それに煮物とか、漬け物とかのおかずを頂きました。

気温は20°ちょっとくらいですからみるみる体が冷えます。
汗も乾き、薄いジャンバーを着ると丁度良い感じになりました。

リュックの中のおにぎりは2人のお腹の中に移動し、リュックは軽くなりました。
滝をバックにツーショット

毎月のあるこう会(8月はありません)、特別な用事がない限り参加をしています。
仕事を辞めてからこういう定期的な行事参加はこれだけですが、結構楽しみです。

あるこう会の会員は300名以上いるそうで、毎回の参加者は150名〜200名くらいです。
これはいろいろなOB会の中ではかなり参加者の多い会だと思います。

2010年から再雇用で会社に残る人が増えているので今まで新規入会者が少なかったのですが今年からまた増える見込みです。

ですから65才はOB会では一番若手になります。周りの方を見ていると皆さんお元気でびっくりします。

これからも可能な限りあるこう会は参加を続けたいと思います。
滝の流水を下ります

滝の水は川になって下に流れていきます。

オハイオにいた時、近所に大きな川がありました。
水はどんよりした色をしており、清水ではありませんでした。

先週行ったベトナムのメコン川、あれも濁った茶色をしていました。
日本はどこに行っても川は清水で、本当に美しいと思います。。
大野万木の句碑

「大野伴睦は郷土、美濃国が生んだ大政治家です、、、」

エー、大野伴睦が岐阜出身でしかも俳人でもあった?知らなかったな〜、、、。
万木は俳号だそうです。

”去りがたき 滝の養老 夕もみじ”

この人の句が刻んでありました。
柿の販売

川下の駐車場にやっと着きました。
この付近は柿がよくとれるところで、おいしいそうです。

かなり大きな実の柿1箱15個で1000円。
ちょっと小さめの実が10個で500円。
何人かのあるこう会のメンバーも買っていました。

こういうのを買ってお土産にするのもいいものですね。
養老サイダー

持って来た水筒の水は飲み干したので1本買って飲んでみました。

「冷えたのありますか」
「はいはい、ありますよ」

”養老山麓の天然水使用”、とありました。
心なしか普通のサイダーよりおいしく感じました。
駐車場横の売店

実に日本的な売店であります。

売っているのはコーラ等清涼飲料水、コーヒー、ビール、お酒まであります。
五平餅、みたらし、焼きそば、焼き芋、フランクフルト、、、一休みしながらちょっと一杯もできるのですね。

昨年のグランドサークル、今年のイエローストーン、アメリカの観光地にはこういうのはなかったな〜、、、。
予定より早く帰路につきました

本日の7kmのコースを皆さん速く歩いたので予定より30分以上早くバスは出発しました。

でも今日のコース、距離は7kmでしたが世話人さんの言った”平坦な道”ではなく、ずっと登り坂、結構きつかった。

でも滝の景色もよかったし、そこで食べたお弁当もおいしかった。
大いに楽しめました。
11月は京都南丹市、「懐かしい、かやぶきの里美山」、だそうですが行けるかな〜。
日程的に他の用事と重なりそうです。
でも何とか行きたいです。
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