15−07−06 SF散歩
SLCから帰った翌日、朝はゆっくりと起きてスターバックスで簡単に朝食を済ませ、ブラリと外に出てみました。
今日は特に予定は決めていないので、地図を片手に気の向くままに市内をぶらついてみる事にしました。市内は坂道が多くあり、それなりに脚力を必要としますが、大体の行き先を決めて歩くのも大変楽しいものです。

SF市内はバスもあり、ケーブルカーも使えます。但しこのシーズンはケーブルカーは交通手段と言うより観光目的の乗り物なので乗るだけで1時間くらいの行列を覚悟しなければありません。

気温は20℃ちょっとで湿度はありません。大変爽やかな日です。
パウエル・ストリート(1)

ホテルから2ブロックでここに出ます。最もにぎやかなところの一つです。

この南数ブロックのところに電車の駅があり、北に2kmちょっと行けばピア39、フィシャマンズワーフ方面に行けます。

AM11時前、歩道は相当な数の観光客で溢れています。
パウエル・ストリート(2)

ケーブルカーが始めてSFを走ったのは1870年代だそうで、明治初期の頃です。

SFのケーブルカーはステップ乗車(立ち乗)が有名です。
ケーブルカーはそれなりのスピードで走りますが特に規制はないようです。

日本だったら直ぐに文句を言われて禁止になるところですが、SFでは”自己責任”、という事で特に問題にはなっていません。
チャイナタウン入り口

SFのチャイナタウンは規模も大きく、NYのチャイナタウンと並んで有名です。

SFの人口は75万人で、そのうちの6人に1人が中国系で、市長も中国系だそうです。

ユニオンスクエアから2ブロック北に行くとチャイナタウンの入り口です。
チャイナタウンへ入りました

チャイナタウンゲートをくぐると街並みは一変、まるきりの中華街になります。
この変化が面白い!

歩いているのは我々と同じような顔をした東洋人が殆どです。

グラント・ストリートは観光客相手の店も多いのですが、とうとうこの日は日本人観光客はひとりも見つける事ができませんでした。
ポーツマススクエア

通りから東に入ったところにある公園です。
たくさんの中国人がベンチに腰掛けたりしています。

あちこちで数人が集まってバクチをやっています。オバサンもやっています。
左端のオジサン、負けが込んでいるみたいで大声で怖い顔して怒鳴っていました。

ツキがないときは手を引いた方がいいよ。
レストランの2階

公園の横に大きなレストランがあったので写真を撮ると、2階にベランダにいた白人がポーズをとってくれました。

私達もこのレストランに入ったので2人に撮った写真を見せてやりました。

イギリスから来た夫婦で、日本の北海道にスキーに行った事がある、と言っていました。
この日の昼食

チャイナタウンに来たからには昼食はやはり中華です。
アメリカのレストランで注文をする時は量に注意が必要です。

この日は3品を宗門しましたが直径30cmくらいの皿に山盛り!
普通の日本人だったら3人〜4人で丁度いい量です。

これで飲み物・チップを入れて55ドル。
白人親子

隣に白人の4人家族が4品を注文していました。夫婦と赤ん坊、それに4〜5才の女の子です。
奥さんはあまりおいしそうに食べていません。と言うか嫌々食べてる感じです。
赤ん坊は寝ているし、女の子の食べる量は知れています。

見てるとお父さんが片っ端から平らげていました。この家族で4皿は絶対に食べ切れないと思います。
お茶屋

通りの左右には様々な店が並んでいます。
お茶屋とおぼしき店に入ってみました。

この店は観光客相手というよりもチャイナタウンの住人相手、という感じです。

味見をさせてくれないかな〜、と思って入ったのですが、そういうサービスはありませんでした。
食材店

乾燥食品を売っている店でした。漢字のみの表示で英語はありません。
もっとも英語でこういう品物を表示されても私はわかりません。

漢字なので何とか読めますが意味はわかりません。
”南非刺参”、とか”栗子干”、とか読んでも見ても何の食品だかわかりません。
ノースビーチ

チャイナタウンを抜けてそのまま東に向かうとノースビーチに出ます。
この辺りはSFらしいきれいな海岸通りです。

ここをずっと道なりに北西方向に行くとピア39、その先にフィッシャマンズワーフがあります。

すれ違う人の言葉の半分以上は英語ではありません。
ちょと一服です

ここまででホテルを出てから2kmちょっとしかありませんが、坂道などもあってそれ以上歩いた気分です。

こうやってベンチに座ると風がひんやりしているのがよくわかります。
SFは7月でも最高温度は20℃ちょっと、最低気温は15℃以下という気候です。
ピア39前

ここまで来ると人でごった返している感じです。
路上では様々なパフォーマンスが行われており、楽器演奏が多いように見受けられました。

NYのように何となく近寄ってきて一緒に写真を撮り、突然5ドルを要求する、というような商売はやられていないようです。
ピア39の果物売り

これは10年前も同じ場所で商売していました。
イチゴ、ブドウ、チェリー、桃、その他の果物がびっしり並べられています。

韓国人の若い女の子がチェリーを1個袋に入れて1個口に入れて、また1個袋に入れて1個口に入れて、と言う感じで買っていました。
ナルホド、と感心をしちゃいました。
ブレッド・ボール

大きな酸っぱい味のするパンの中をくりぬいてその中にクラムチャウダーをたっぷり入れてあります。

これを1個(1杯?)全部食べるとお腹一杯になります。値段は7〜8ドルです。

これと同じのはボストンとか他の海岸都市にもありますので、”SF専用名物”、という訳ではなさそうです。
美容院料金表

ピア39から今度はメイソン・ストリートを南に向かって歩き、途中でパウエル・ストリートにそれて南下です。

中国人の経営する美容院があり、その料金表です。
ヘアーカット:12ドルから、シャンプー:12ドルから、パーマネント:35ドル、一番高いのは日本式ストレートパーマ:100ドルでした。
パウエル・ストリートから北方向

左右の景色を眺めながら南に向かってゆっくりと歩きます。
振り返るとSF湾がきれいに見えます。

左の木の陰に隠れて見えませんがアルカトラズ島がこの位置にあります。
実にSFらしい風景です。。
3回目の休憩

15:00頃、本日3回目の休憩を通り横のカフェでとりました。

カミさんが小銭で支払いをしようとしたら店の女の子、ちょっとびっくりして一生懸命に数えていました。

ユニオンスクエアーまで1kmくらいのところですが観光客は殆どいませんでした。
やっと見つけました

ユニオンスクエアーの手前に来たのらCVSファーマシーがあったので入ってみました。

中には数人の私と同年配か少し上の日本人が何人かグループで買い物をしていました。

お土産にするのだ、とか言いながらチョコレートなどを買ってみえました。
部屋に戻りました

16:30頃部屋に戻りました。
今日の散歩は約6時間、距離は6kmくらいだと思うのですが、ちょっと疲れました。

観光案内書には”SFは歩いて主要な観光地は行ける”、とありましたがそのとおりです。
ロシアン・ヒルとかコイト・タワーとか全部今日歩いた範囲内です。

さて一休みしたら夕食です。今夜は何を食べますかね〜、、、。
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