14−09−26 NYぶらり散歩
ボストンからNYに戻ってホテルにチェックイン、ヒルトンホテルは日本の団体旅行がよく利用するホテルで、ロビーには日本人がちらほらです。
時間は15:00ちょっと過ぎ、外に出てみました。

ボストンを出てNYまでのLL(バス)では半分くらい来たところから雨でしたがほぼ止みました。55STにあるアンクル・ジャックという名前の割と知られているステーキレストランに立ち寄って夕食の予約をしました。

このレストランは2年前に来た時に飛び込みで初めて入り、雰囲気も良く気に入ったので今回も行ってみようと出発前から決めていました。

18:00の予約時間に行ってから30分くらいで席がほぼ満席になりましたので、やはり飛び込みでは無理だったと思います。
朝食です!パンとかフォークと比べると量がよくわかる
この日はサラダ、シュリンプカクテル、メインに16ポンドのリブステーキ(サイドディッシュ2つ)を注文してカミさんとシェアー、つまり半分こ、これでお腹いっぱいになりました。

メインをシェアーすると10ドルの追加料金を頂きます、という事でしたが請求書には入っておりませんでした。

今回のニューヨークでは49STにカジュアルなイタリアンレストランを見つけました。何の変哲もないレストランで、味はマズマズで値段もリーゾナブル、お勧めです。

でも普通の日本人では絶対に食べきれない量が出てくるので注文は要注意です。

食事では朝食も量が多いので私達は毎回シェアーをしました。

ここ1年間、ダイエットをしてきたので少し胃が小さくなったせいなのか一人前と称する、卵3個のオムレツ、でっかいソーセージ、山盛りのポテト、それにパン2枚を1人で完食するとやはり多すぎると思います。

シェアーすると少ないかな、と思ったときはフルーツサラダとかを注文すれば私達は十分でした。

26日(金)は09:00からブルックリン方面の観光ツアーが申し込んであったので、集合場所のグランドセントラル・ステーションに行くと09:00きっかりにガイドの石川さんという人が現れました。
ツアー参加者は私とカミさん以外に同年代と思われる茨城県から来たひとり旅の女性の3人で出発です。

ガイドの石川さんというのはNY在住30年、本職はプロのカメラマンで読売ニューヨークの専属カメラマンだったそうで、読売ニューヨークが撤退した後はフリーのカメラマン兼観光ガイドをやっている方です。
白線の右は歩行用、左は自転車用ツアーは09:00〜14:00の半日コースです。

初めてのエリアとかはやはりツアーに参加してポイントを押さえ、それを頭に入れて後でガイドブックを見て行動範囲を広げる、という方法が結局は一番効率がいいと思っています。

このツアーは地下鉄を使って移動をします。
先ずNYの官庁街で降りてそこからブルックリン橋に行き、歩いて橋を渡ります。

天気も良く、気温も爽やか、最高の日です。橋の全長は2km程あるそうで、歩行するのは30分くらいです。

ここを歩いて渡るのはNY観光の中でも超人気で写真を見ると人で埋まっているのですが、この日は平日という事もあって、それ程混んでいません。

やはりウワサ通り、ここからの眺めは素晴らしい!知らなかったのはサウス・ストリート・シーポート(ピア17)がなくなっていた事。

2年前のハリケーンで破壊され、上から見るとあの海に突き出た建物がそっくりなくなっていました。
ここは何度も訪れ、今歩いているブルックリン橋を下から眺めていました。

このツアーは石川さんの本職(?)であるカメラマンの視点での写真撮影ポイントを適宜教えてくれ、撮影テクニックもちょっぴり指導してくれるという内容にもなっています。

石川さんは一緒に歩きながら、「ここからズームを使って、、、露出補正をして、、、」、とか教えてくれます。

プロのカメラマンも素人もシャッターチャンスは同じようにあるが、それをどう認識するか、が大きな違いとか様々なヒントを教えてくれました。

この橋は1875年に完成したという事なので日本で言えば明治7年、西南戦争が明治10年だからその3年前、そんな頃にアメリカはこういう巨大な橋を作ったのだ、、、当時の日本とアメリカは桁違いの国だった事がよくわかります。

ツアーはこの後ブルックリンの倉庫街を散策してカフェに入って一休みです。
この倉庫街はほんの数十年前は文字通り倉庫街で観光客がぶらつくような場所ではなかったそうで、今は倉庫を利用した建物が一杯あって完全な街になっています。
ブルックリン側からの眺め
ここまで来ると観光客らしきアメリカ人も見掛ける事はなく、ガイドの石川さんと観光客の我々3人がブラブラ歩いているだけであとは地元の人たち、って感じでした。

この界隈の住人は白人が多く、黒人も東洋人もあまり見掛けません。

新築の高層アパート(アメリカではマンションは全く別な意味です)は殆どが1ミリオン(1億円)を超えているそうなので、納得です。

今日のツアー参加者はたった3人なので個人ツアーのような感じで、多くの説明を聞くことができましたので本当にラッキーでした。

再び地下鉄に乗り今度はSOHOへ。
ここは2年前に来た時も少し案内をしてもらったので通りの感覚が何となくわかりました。

SOHOの語源が( South of Houston )である、というのは観光ガイドで知っていましたが " Houston " の発音が"ヒューストン" ではなく "ハウストン" である、というのは知りませんでした。言われてみればそうですね。
チェルシーマーケットはただ事ではない人混みです
建物の2階以上は住屋になっており、いわゆる"ロフト"と呼ばれるあの天井が高くてバカでかい、よく映画に出てくる部屋だそうです。

改めて思った事ですが、こうやって実際にSOHOをぶらついてみると写真やビデオでは絶対にわからない、感じられない雰囲気というのがあります。

またちょっとした説明が、「ガッテン!!」、だったりするので4時間半の案内に75ドルというのは絶対に価値があると思います。

SOHOをざっと見て再び地下鉄に乗り、チェルシーマーケットで解散、ツアーは終わりました。

ツアーで一緒だったKさんというひとり旅の女性が一緒にハイラインを歩いてみませんか、と言われたのでハイラインに行って行ってみました。

この方とは途中で別れ、私とカミさんはそのままホテルのある53STまでブラブラと歩きました。
チェルシーマーケットのある10AV/14STから6AV/53STまで歩く日本人観光客はそんなに多くはないと思いますが、それにしても歩き甲斐がありました。(笑)

さて明日はNYを離れ、オハイオ・コロンバスに向かいます。。

inserted by FC2 system