中国の食品メーカーから輸入しているファーストフード用の鶏肉製品に期限切れの肉などが使われていたという事で話題になっています。
いろいろな事実がわかってきてそれをマスコミもセンセーショナルに報道していますが、私はそんなに驚きません。
今回の事件については、「ま、そんなもんだろうな〜」、という感想です。
報道ではどうしたら食の安全を確保できるか、と盛んに言っていますが、今回のような事は中国では普通にある事なので、今更何を、、、という感じです。
注目すべきは、そもそも中国のメディアが工場に1ヶ月間も潜入して、管理の杜撰さを取材した結果この事実がわかった、という点がおかしいのですがここには日本のマスコミは全く触れません。
この中国の会社(上海福喜食品有限公司)は世界中で事業を展開しているアメリカのOSIグループという会社が100%出資で上海に作った現地法人です。
つまり問題の会社はアメリカの会社、、、という事は中国のアメリカ叩きの一環なのか、という見方もできそうです。
こういうレベルの品質管理は中国では一般的で普通な中で、なぜアメリカ企業が狙われたのか、という疑問がどうしても残ります。
中国では、「OSIは中国以外の工場ではきちんとルールを守っているのに中国だけがナゼこういう状態なのか。中国人にこういうものを食わせていいのか!」、とかいう仰天報道が盛んに行われているそうです。(中国のマスコミは完全な共産党の一機関です)
私は食品業界ではありませんでしたが世界中の自動車関連の部品工場、自動車工場を見てきましたが、国によって品質管理の考え方というかポリシーが大きく違い、実に興味深いものがありました。
難しい話はともかく、今回の出来事をサンプルにして私なりにアメリカ・日本・中国だったらどうなるか、というのを適当にジョークとしてシュミレーションしてみました。
|