13−11−05 秋の遠足

中国の天安門広場で車が爆発・炎上という事件が起きていますが、NHKの報道に疑問を感じます。
NHKは事件のあと"ウイグル族によるテロ"という中国政府の発表を報道し、その後殆ど報道をしません。夜の7時のニュースでも報道をしない日が続いています。

一方世界各国のニュースを見ると、中国で少数民族のすざましい弾圧が続いており、何が行われているかかなり詳しく報道しています。
NHKはこういう事はほとんど報道せず大半が中国政府発表の内容を流すのみという報道姿勢です。

そうこうしているうちに今度は山西省太原で共産党の建物付近で爆破事件が起きましたが、これもNHKは中国政府発表のコピーの報道でおしまいです。中国政府は自国内に対しては徹底的な報道管制をやっている中、あらゆる手段を使って今回の事件の背景を報道しようとしている西欧系メディアに抗議をしているそうです。

日本のマスコミ(特にNHK、朝日)は既に中国政府の配下にあるという事をいう人がいますが、今回の中国の事件の報道でもこれが証明されているような気がします。
日本国民は中国の中で何が起きているかについてあまりにも偏った情報提供しかされておらず、日本国民はもっと敏感にならないといけないと思うのですが、一向にお構いなしです。

忠告は日本の技術を盗みそれを自国のものとして外国に売って商売をしていること、中国は原子爆弾を300発持っていてその中のいくつかのミサイルは日本の主要都市に照準を合わせてあること。
ひっきりなしに親中国の県知事、市長などを北京に招いて従属洗脳教育をしていること、また年間5万件とも10万件とも言われている暴動の実態とその理由(少数民族弾圧、貧富の格差と役人の汚職に対する不満)等々。


こういう海外のメディアが日常的に伝えている中国に関するニュースが確実に日本人の耳に入ってこなくなっている、何かおかしいと感じるのですが、、、。

退職して3ヶ月、鈴鹿地区のOB会主催によるハイキングに初めて参加をしてきました。
OB会は全社と鈴鹿地区の2つがあり、その中に様々な同好会があります。今回は鈴鹿地区の同好会のひとつ、"歩こう会"主催のハイキングに参加しました。

当日の参加者は約150名でバス4台、行き先は三重県と奈良県の境目にある"曽爾高原"(そにこうげん)です。
私は曽爾高原について詳しくは知りませんでしたが、何でも"すすき"で有名なところらしく、近くには室生寺とか赤目四十八滝とかがあります。

地図で見ると鈴鹿から直線で60Kmしかありません。
これを休憩を入れて2時間半近くかけて行きます。参加者は3人に1人が夫婦連れ、私もカミさんを連れていきました。

同じバスに乗っている約40名のOBはどこかで見た事のあるような気がする顔の人が何人かいますが、名前を知っている人は1人だけであとは現役の時の職場も定かではありません。

他のバスにはMBさんというよく知っている方が夫婦で来ており、トイレ休憩の時に3号車に乗っている事がわかりました。

参加したOBは65才から70才くらいが一番多いみたいです。この同好会に入っている人は歩くこと(ハイキング)が趣味の人ばかりというせいなのかみんな元気がいい。

バスには同好会の世話人が2名ずつ乗ってパフレットを配ったり到着後の注意事項などを説明してくれました。
"歩行同好会"の世話人達は参加費2〜3千円で毎月どこかへのハイキングを計画してくれ、事前調査もやっており本当に頭の下がる思いです。

バスは11時前に曽爾高原入り口の駐車場に到着、そこから少し歩いて上がったところで各バスごとに記念撮影。

これも世話人の中のひとりの方が自分のカメラで撮影、後で希望者に配ってくれます。
一眼レフのいいカメラを持っていたのできっと写真が趣味の方のようです。

いよいよ出発です。目の前には広大でなだらかな高原が拡がっています。私とカミさんはMBさん夫妻と一緒になって遊歩道を登りました。

遊歩道は丸太で作った幅2mくらいの階段があるのですが、階段のピッチが中途半端で歩きにくいので、階段を使わずに登っていきます。

かなりの上り坂ですがスイスイ行けます。ここ3ヶ月間のジョギング・ウオーキングで足腰が鍛えてあるせいなのかな?MBさんの奥さんに言わせると腰に8本のボルトが入っている私が一番先にバテるのじゃないかと心配していたそうですが、私が一番元気でした。

亀山峠というところまで30分、標高が849mなので気温は低めですがかなりの汗をかきました。
ここで持ってきたオニギリで昼食です。私は地面に腰をべたっと下ろすことができませんのでこういう場合はベンチを探して座るしかないのですが、こんな山の上にベンチはありません。

仕方なく立ってオニギリを食べようとしましたが、MBさんが折りたたみの腰掛けを持ってきており、これを貸してくれましたので、腰を掛けて食べる事ができました。

こういう自然の中で食べるオニギリの味は格別であります。
食べ終わった頃、幼稚園児の一団がやってきました。

エーッ、こんな小さな子供達があの道を上ってきたの〜?って感じです。
先生らしき人が数人、それに園児のお母さんらしき人数人に引率された3〜40人のグループでした。

この亀山峠から更に登ると標高1038mの倶留尊山がありますが、ここはパス。という事でここから今度は下り道で出発点に戻ります。

ふと何の気なしに後ろを振り向くと、あれ?本社の時に同じ部だったUEさんがいます。「久し振り」、声を掛けます。UEさんも鈴鹿から本社に転勤になって私がオハイオに行くまで同じ部でした。「もう退職して6年になったよ」、UEさんはとてもそういう風には見えない元気な姿をしていました。

下りはさすがに楽です。お亀池と呼ばれる大きな窪地の横を通り、キャンプ場横のベンチで一休み。
MBさん夫妻と話をしていると、「おーい、もうオハイオから帰ってきたのだよね〜」、と声を掛けてくれた人がいます。

見覚えのある方で、一緒に仕事をした仲間です。
確か私より1〜2才上だったと思いますが、さてどこだったか、名前も思い出せません。

こういう時が一番困ります。思い出したのはそれから30分後、この人は私がオハイオにいた時カナダの工場にいたKBさんでした。

思い出してしまえば、ああそうだった、こうだったと記憶が甦るのですが、声を掛けられた時は焦りました。

そんな訳で2時30分に再びバスに乗り、帰路につきました。

秋晴れの素晴らしいお天気の中、ススキで有名な曽爾高原、バスに乗って、歩いて山に登りそこでおにぎりを頂き、山を下りてバスに乗って帰る。
遙か昔の小学生だったか中学生だったかの頃の秋の遠足を思い出しました。

この"歩行同好会"既に12月は京都の当尾に行くことが決まっています。
1ヶ月に1回、こういう日があってもいいな〜。これからできるだけ参加をしようと思います。

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