13−02−26 平凡な日々です

ロンドン五輪代表など女子選手が岡田隆二監督をはじめ全日本柔道連盟の幹部も暴力、パワーハラスメントで訴えています。桜宮高校のバスケット部のキャプテンの自殺、それ以外に各地でスポーツの指導と暴力・体罰について一斉に関を切ったごとく話題噴出、大騒ぎになっています。

殴る、蹴る、暴言を浴びせるなどのやり方が非人間的で選手たちの人権を無視、精神的・肉体的苦痛は計り知れなく、ノイローゼ自殺に至った、という事のようです。
これに関して私は早速会社で昼休みにインタビューをやってみました。

私の職場には中学・高校・大学とスポーツ一筋、会社に入ってからは社会人チームでずっとスポーツをやってきたという社員が半径20mに8〜9人(!)います。
ナゼか昔からこの職場は現役をリタイアしたスポーツ社員が集まるところで、以前は元オリンピック選手もいました。

私は毎日食事後に40代のこういう連中とコーヒーを飲みながら雑談をします。和歌山のある有名な高校出身で甲子園出場、その後大学で活躍、会社に入ってからは都市対抗で後楽園で活躍した野球選手のS君、ハンドボール全日本学生選手権の表彰選手で社会人チームでも活躍したM君と言った有名人(?)、その他バレーボールの選手、野球の選手などです。

巷で言うところの、「身体に沁み込ませる物理的な指導は必要か」という質問に対して全員が必要と答えました。
強いチームを作るためには必須、という者もいました。
なぜ必要かというとギリギリに追い込まれた時にそれを乗り越える技術、精神力。体力を身に付けるため、だと言い切りました。

いろいろと話を聞いているとそれには様々、な条件があり、その中で特に重要な事は肉体的打撃からくる精神的打撃には驚くほど弱い者が時々いるので、それを見抜かないと逆効果になるというのがありました。

ある一人の社員が、「ぶん殴ると強い選手になる、という理屈がやっぱりわからない」、と言いました。彼は元スポーツ選手ではない社員でした。
私は今、こういうインタビューをやるには対象人物に事欠かない環境にいるので、少しずつ聞いてみようと思っています。元スポーツ社員にも様々なタイプがいますので。。

2月も間もなく終わり、3月が見えてきました。このシーズンになるとあちこちで公共土木工事が盛んになります。
道路の補修、信号機の増設、歩道の新設・補修等です。私がいつも使う近鉄白子駅前も歩道の増設の工事をやっています。

この工事、見るとはなしに見ていますと不思議な事だらけです。歩道の工事は全長20mくらいですが、作業員は9名いました。
これに加えて紅白の手旗を持った交通整理員が5名、合計14名、脇にはミニパワーショベルが1台。遠くから見るとヘルメットを被った大勢の人が集まってモソモソ動いている、何だろう?という感じです。

近寄って観察すると真面目にスコップとかで作業をやっている作業員は3〜4人で、あとは何となく体を動かしたりウロウロしているだけで、作業の進捗には何の貢献もしていません。
一方、青い支那服(ブカブカのジャンパー)を着白いヘルメットを被った交通整理員は白旗は進め、赤旗は止まれのサインで交通聖地をやっていますが、これが非常に危険なのです。

「行ってもよし」で白旗を上げているのですが肩の高さくらいまでしか上げず、しかも左手の赤旗は腰の前に出してヒラヒラさせているので、赤なのか白なのか迷ってしまいます。
ある地方自治体の工事で、赤白のサインを間違って車が正面衝突をした、というニュースが以前にありましたが、やっている事は交通整理員ではなく交通事故誘導員に近いナ〜、という感じです。

私は土木工事については全くの専門外なのでよくわかりませんが、どう見ても4名くらいでできそうな工事です。
それに交通整理員も3名で十分です。この工事、業者はどういう見積もりで幾らくらいで落札しているのか知りたいものです。

そう言えばオハイオでも道路工事、電気工事、水道工事などをよく見かけましたが、作業員が群れている風景は一度も見なかったし、支那服を着た交通整理員はもともといなかった。
誰が交通整理をやっているかというと、街中の工事では制服を着た警察官でした。(大体が一目でわかる若い警官)
郊外の道路工事での交通整理は仮説信号機でした。

オハイオと日本では環境が違うので一概に比較はできませんが、田舎の駅前の20mの歩道の工事に14名は異様です。税金でやる工事って、こんなもんなのですかね〜。。
2月24日はオハイオの病院で3年前に腰の手術をやった日です。早いものです。手術後の最初の1年半は3ヶ月ごとに通院をしてレントゲンを撮り、診断をしてもらっていましたが、その後6ヶ月ごとの新札になりました。

大学病院のドクターAによると「手術は非常にうまくやられており、今のところ心配するようなところはない」との事です。何しろ大きなボルトが骨盤とその上につながる3個の脊椎に8本も打ち込まれており、日常生活でもかなりの支障が出ています。
畳の上にアグラをかく事ができず、宴会の時なんかは椅子を準備してもらい、そこに座るので一段高くなりみんなを見渡すような格好になります。

ドクターAによるとこの手術は20年ほど前から行われており、今では極く一般的なもので重症の患者に対して行われる手術のようです。
取引先のH社のURさんが私が手術をやる3ヶ月前に同じ手術をやっており、この時の様子を聞いており、これが私が手術を決心させた大きな後押しになりました。

今思い出しても恐ろしくなるような痛みが下半身を中心に10日間ほど続き、ベッドの上をのた打ち回りました。おしっこをする度に脂汗が出て膀胱を空っぽにするのに3分くらいかかりました。
よく耐えたもんだと自分で自分を褒めてやりたい気持ちであります。

あとどのくらい通院を続けるのかわかりませんが、このまま平穏な日常生活がおくれるよう問題を起こさないよう願っています。
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