12−07−11 健康第一!
今日の朝、Iさんから、「昨日からオハイオにいたTSさんが来ているよ。」、という話が突然ありました。
TSさんというのは私がオハイオに駐在当初数年間いろいろな事で一緒に仕事をしたりしたオハイオ人で、日本に帰るときはオハイオの会社の現地人のトップ、つまり会社のNO2というポジションにいた人です。顔と頭は結構老けているのですが、歳は私より10才くらい若いはずです。

日本でのある会議に出席のために来日し、その合間に鈴鹿まで足を伸ばしたようです。
TSさんは今はオハイオではなく、昨年の4月からアラバマの現地法人社長になっているという、飛び抜けた出世をしている人でもあります。

昨日鈴鹿に来て今日の夕方には東京に戻るという忙しいスケジュールなので、昼休みを利用して会って話をしてきました。TSさんの風貌はズバリ、ロシアの共産主義の父であるレーニンそっくりさん。
但し、レーニンのような人殺しの目つきではなく、温和な目つきですが。

昼食が終わったと思われる頃に食堂に行くと何人かの日本人ともう一人白人と一緒に丁度食事を終えるところでした。
「SHIN、久しぶり。元気ですか。」「いや〜、Tさん本当に久しぶりです。」
挨拶もそこそこに昼休み目一杯、話をしてきました。

TSさんは、「アラバマの現地法人の社長になって半年は、いろいろと勉強の連続でした。アラバマとオハイオの会社では、アメリカ人も違う、日本人駐在員も違う、それに言葉も違うしね。」、と冗談を交えながらいろいろと経験を聞かせてくれました。
TSさんは15年以上前に日本に3年間ほど駐在をしていた事があり、その頃に住んでいた埼玉県の家にも行ってみたそうです。「もうその家はなく、幼稚園になっていました。」、とちょっぴり残念そうでした。

私が日本に帰ってきてから観察した日本人社員の仕事のやり方、考え方の印象を語ると、殆ど同じような印象をアラバマの会社の日本人駐在社員に対して持っている事に少々びっくりしました。
一言で言うとジェネレーションギャップという事なのかとも思いました。
「難しそうなことでも食らいついてやっていく、かつてはこういう事を日本人から学んだのですがネ〜、、、。」、TSさんがポツリと言ったのが印象的でした。

TSさんの前にいたもうひとりの白人はイギリスの現地法人から来たRさんという人で、昼食に鯖の煮付け(!)を食べていました。(TSさんはチャーハンとサラダでした)
昼休みが終わって次のスケジュールをこなすため工場の日本人社員が迎えに来ました。
TSさんは、「Japan is our teacher, I must learn.」、と言ったので私は 「Japan 'is' or' was'?」、と言うとニヤッと笑いました。

「Tさん、お元気で。またいつかお会いしましょう。」、「SHINさん、SHINさんが現役の間に会えてよかった、お元気で。TSさんは玄関まで見送ってくれ、私達は別れました。TSさん、頑張って下さい。
最近体調がすぐれません。原因は腰です。
2年前にやった腰の手術、本当にやってよかったのか、未だに時々疑問に思うことがあります。歩けなくなるほどの痛みと、左足の痺れはなくなったものの、あまりにもその後遺症が大きいからです。
腰を曲げることができない、従ってズボンとか靴下を履くのが精一杯、トイレでちり紙を使うのも精一杯です。手が回らないというか、腰がねじれないからです。

しかし手術をやらなかったら激痛に悩まされて、いずれは歩行困難になっていたかも知れない。そういう意味では手術は必要であったのでしょう。
腰の手術によって運動量が激減しました。手術前のようなフィットネス通いもせず、飽食を繰り返しているとどうなるか、体重は+8kgになってしまいました。

減量は食事制限と有酸素運動、これしかありません。私の場合、減食は主に夕食を減らす事です。運動はジョギングがいいのでしょうが、今の体重でジョギングをすると腰への負担が大きく、何が起きるかわかりません。
ウオーキングでさえ1時間も続けると腰に妙な違和感のようなものを感じるのです。

そこでプールに行って水泳と水中歩行をやる事にしました。25mのプールで往きを泳いで戻りを歩く、これを20〜25往復すると大体40分くらいの運動になります。
慣れてくれば30回、35回と増やしていこうと思っています。でも何年ぶりの水泳だろう、本当に気持ちがいい。何んでもっと早く始めなかったのだろう、少しだけ反省をしているところです。
実は体重の増加で血圧が少し高めになり、尿酸値が上がり、コレステロール値も上向き加減になっています。
いずれも正常値内ではあるのですが、気になるところです。

これ以外に歯が悪い。全部治療済みではあるのですが、ブリッジが2箇所、インプラントが2本、それ以外の歯も歯列が悪く、食べ物のカスが溜まりやすく、現状の維持も並大抵ではありません。これらの処置された歯もいつまで大丈夫なのか、このブリッジが壊れたら次はどうするのか心配するとキリがありません。

それとここ数年、耳が遠くなってきたと感じるようになってきました。会社の会議などでもちょっと小さい声で話をされると非常に聞き取りにくいという事が多くなってきました。
これはオハイオにいた時も後半は感じたのですが問題になりませんでした。ナゼかと言うとアメリカ人は概して声が大きく、ボソボソしゃべる人は非常に稀だからです。

日本に帰ってきて困りました。みんな声が小さいのです。日本語は腹の底から声を出すようなしゃべり方をする言語ではないのはわかるのですが、それにしてもみんな声が小さい。
というか口先でしゃべるので、声がカスカスしている感じです。
聴力の低下に加えて耳鳴りもするようになりました。耳鳴りも以前からありましたが般的な「キーン」という耳鳴りではなく、耕運機のエンジン音のような音で、アメリカで言えば芝刈り機のエンジン音のような耳鳴りを感じるのです。

そこでかかり付けのドクターに相談をして紹介状をもらい、設備の整った大きな病院に行って検査をしました。聴力検査、MRIで三半規管の状態などを検査してもらいましたが異常なし。
耳鼻科のドクター曰く、「歳相応の聴力低下です。それと異常な耳鳴りを起こす原因は見当たりません」
但し症状が進行しているかどうかを判断するために、半年後に再度聴力の検査をやる事になりました。

消化器系はまだ大丈夫だと思っていましたが1年ほど前から明け方に胃がキリキリと痛む事がありました。
これもかかり付けのドクターに相談したところ、「寝ているときに胃酸が多く出て痛みを感じる事がある、胃酸の分泌を抑制する薬を処方します」、という事でこれを寝る前に飲んでみました。

結果、ナルホド、痛みはなくなりました。という事でこの薬はずっと飲み続けるのですか?とドクターに聞いたところ、暫く様子をみましょう、という国会答弁型の返事でした。
何だか先の事はあまり考えていないみたいでした、大丈夫かな〜、このドクター、、、。
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