12−05−08 整理の助っ人
連休も終わり、再び普段のリズムの生活に戻りました。連休は4月28日から5月6日までの9日間あったのですが、非常に長く感じました。
連休はオハイオから帰って来て既に夏、冬、春の連休を2回ずつ、つまり6回を経験しました。

今回の連休と今までの連休の違いは誰も自宅に来なかった事、それとどこにも出かけなかったこと、の2つでつまり自宅にカミさんといる時間が長かったからかも知れません。
今までは上の娘夫婦が来たり、どこかに泊りで出かけたりしていたのですが、今回の連休はこれがありませんでした。

オハイオでは夏と冬の休みには大抵どこかに旅行をしていました。特に夏休みはその殆どの日を使って旅行をしていたと言っても過言ではありませんでした。どこにも出かけないで自宅でブラブラ過ごした長期連休、これってひょっとしたら1996年の5月連休以来かも知れません。
連休中は今の住まいのマンションから歩いて7〜8分のところにある以前に済んでいた一軒家に行って荷物の整理を少しだけやりました。
オハイオから持ってきた荷物は段ボール箱で約200箱、これ以外にオハイオに転勤の時に日本に残してあった約20箱、上の娘から頼まれて預かっている10箱、友人の家に預かっていてもらった10箱、つまり合計約240箱の荷物がありました。

これは電気製品と家具を一切含みませんので相当な量と言わざるを得ません。
電気製品はと言うと、オハイオに行く時はテレビと電子レンジのみを持っていき、他は全て処分をしました。家具はカミさんの両親に一部引き取ってもらい、残りは処分しました。

従ってオハイオでは電化製品と家具の全てを買いました。14年間の駐在を終えて日本に帰るとき、電化製品と家具は叩き売りで会社の日本人コロンバスに住んでいる日本人、一部アメリカ人に引き取ってもらいました。もちろんアメリカで買った家も売ってきました。

つまりダンボール200箱と共に帰ってきました。正確に言うと、これ以外に航空便で送った段ボール箱と特大のスーツケースが3個ありました。

日本に帰ってきて一旦は母親の家に住んだものの、自分の住まいを何とかしなければなりませんでした。以前にすんでいた一軒家は社宅として24年間借家にしてあり、これを会社から返してもらうに当たり、風呂・台所・トイレ・畳などを全部リニューアルしてもらったものの既に築30年、元が建売の安普請でもありどうしようか迷っていたところほんの近くに手ごろなマンションが売りに出ていたので、これを買いました。

マンションを買って、そして同時に全ての家具と電気製品も買いました。250箱のダンボール箱はマンションに入るハズもなく、必要な物だけを取り出すために開梱、残りは全部一軒家を倉庫にしてとりあえず保管をし、マンションでの生活を始めました、これが帰国後4ヶ月半くらいが経った時でした。。
倉庫代わりにした一軒家に置いた荷物は少しずつ整理を始めたものの、さし当たっての生活に必要のない物ばかりで、こうなると切迫感がなくなって整理は遅々と進まない状態が続いています。
冬の間は「よし暖かくなったらやろう」、暖かくなると「まあボチボチと」、そのうち熱くなって作業効率がガタ落ちになるので「また涼しくなったら」、涼しくなると「まあボチボチと」、という訳であっという間に1年半が経ってしまいました。

そんな中でこの連休も少しだけ整理をしました。整理とは残すものと捨てるもの(何で捨てるものをオハイオから持ってきたのだ!)を仕分けするのが最初の仕事なのですが、これがまだ全部できていないのです。
そんな中で気が着いたのが書籍類。私は本は捨てることができなくて、これまでに処分をしたのはあまりありません。よく数えてみるとこれだけで10箱くらいあり多分1000冊くらい、大半はもう二度と読まないのでしょうがやっぱり捨てられない。

そこで、、、自炊サービスを利用する事にしました。自炊サービスとは本を送るとそれをスキャンしてPDFファイルにしてくれるサービスです。料金は1冊当たりのページ数で決まり、大体100円から150円くらいです。
とはいうものの捨ててもいい本はあります。これが多分200冊くらい、そしてやはり紙の本で持っておきたい本もあります。これが100冊と見積もった場合、700冊をスキャンしてもらえばいい勘定になります。

費用はかかりますが、これは止む無しの特別費用という事で捻出することにしました。どこの業者に頼むか、ちゃんとある方が複数の自炊サービス業者の評価表をWEBに出していましたのでこれを参考に1社を選んで試しに70冊を本日送りました。

さてどんな出来栄えで出来上がって来るのでしょうか、、、。
整理しなければならない私の段ボール箱は残り40箱程度なので、これで一気に4分の1が減る事になります。
自炊サービス、いろいろと問題視されている部分もありますが、さてどこまでの品質でスキャンしてくれるのでしょうか。

そんな訳で、あと1ヶ月ちょっとで帰国して2年が経つのですが、まだ荷物の整理がついていないというだらしなさ。海外駐在帰国者に聞くと、私ほど極端な例はないものの、全く開いてない段ボール箱がいくつもあったり、日本で梱包してアメリカに送り、アメリカで開梱することなく再び日本に持ってきて、未だに開梱していない段ボール箱がある、なんていう人もいるみたいです。
ノルマを決めて真剣に整理をしなくては、、、。
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