11−12−24 公共放送の不思議
12日の週は月曜から水曜日まで宇都宮、木曜日と金曜日は那須塩原。今週は火曜日から木曜日まで宇都宮。
木曜日の夜に鈴鹿に帰れたのですが、23日は祝日。そう言うときは東京からの新幹線が満員になってしまうので、翌日は有休にして、宇都宮に更に1泊して翌日の金曜日に帰りました。
ここ2週間、出張でちょっと疲れ気味です。

仕事は順調ではないのですが、かと言って大きな問題あり、という訳でもないのでそれほど憂鬱な状態ではありません。まあこんな感じかな?というところです。

今週はオハイオから帰任したNKさんとも会いました。NKさんには1年半前に私がオハイオから帰任するときに本当にお世話になった方で、腰の手術が終わったばかりの私にとってYNさんと共に恩人の一人です。
NKさんの後任で行くWKさんとも、月曜日にしっかりとミーティングをやりました。WKさんは再度のオハイオでもきっとしっかりとやってくれるでしょう。

出張に行くと、アフターファイブはいろいろな方とミーティングする事になります。ドイツとイギリスに約10年近く駐在をしていたYMさんとも久し振りにミーティングをやりました。
彼は先日ドイツ語検定1級を受験したとのこと。さすがYMさんです、ドイツ駐在後のイギリス駐在中でも近所のドイツ出身の奥さんに毎週ドイツ語を習っていたそうで、大変な努力家です。栃木県の受験者はたった3人だったそうで、合格をお祈りします。

今回はNGさんという方と一緒に仕事をする機会があり、NGさんはロシアに駐在をしていた方なので、ロシア駐在の話を少し聞くことができました。
ロシアはいつか行ってみたい国の一つですが、どうも私が持っているイメージと実際のロシアは随分違うようでした。
NGさんはウラジオストックとモスクワにいたそうです。

ドバイ帰りのITさんともミーティングをしたかったのですが、HYさんとの先約があり次回にする事にしました。
私がオハイオ駐在中にいろいろお世話になったLAに駐在をされえていたMRさん、その後ベルギーに行かれたのですが、今度はベルギーからUAEドバイに転勤という話も入ってきました。

HYさんは先日に大腸の手術をやり、現在は人工肛門をつけて生活をされています。来年の4月頃に再度開腹をして手術を受けるそうで、かなり大変な様子でした。
それ以外に2年前にオハイオから帰ってきたSTさんは年明けにベルギー駐在と聞いてびっくり。頑張って下さい。

みんなそれぞれ努力をし、それぞれの道を着実に歩んでみえます。私もまだしばらくは今の仕事が続きそうです。。
NHKというのは視聴者に受信料を払わせて、その料金によって成り立っている放送局です。民放でもなく国営放送でもない、"公共放送"というややこしい放送局です。
最大の特徴は特定の人とか企業に有利になるような放送が制限されており、彼等がいうところの放送の"公平性"を保つことが重要な要素の一つになっています。

例えばある番組で、お茶の間で家族が食事をするシーンがあったとします。その時にお父さんがビールを飲むシーンがあったとします。
NHKの放送では絶対にビールに貼ってあるラベルを映しません。ラベルがカメラのアングルに入ることはありません。
(最近は存在しないタダの模様で作ったラベル、"NHKビール"を使うことも多いようですが)
アサヒやキリンと言った特定のメーカーがわかるような形で放送を行うのは、公平性に反するからだそうです。

NHKの番組をよく見ていると、このような涙ぐましい配慮があちこちでされているのがわかります。
先日もNHK津放送局作成の番組を見ていると、この配慮のお陰で何の事やらほとんどわからない内容になっている番組がありました。

それは津市内のある主婦が、家庭料理風の料理を食べさせるレストランのシェフとして頑張っており、おおいに人気があるというレポート番組でした。
主婦シェフの作った料理は、野菜も多く大変おいしそうなものでした。

ところがそのレストランがどこにあるのか放送では言わないのです。"津市の中心部にあるショッピング街"とだけしか言わないのです。
ナゼか?その具体的なショッピング街を言うと、ショッピング街は他にもあるので、特定のショッピング街の宣伝になるからです。

それとそのレストランで出しているメニューの値段も値段も映りませんでした。値段がわかると他のレストランとの具体的な中身の比較になり、公平性を欠いてしまうから、という事のようです。

ですから津市内のどこかのレストランで出している値段もよくわからない、主婦シェフの作った家庭料理風のメニューというだけで、食べたいな〜と思ってもどこへ行けばいいのかさえわからないのです。

主婦がシェフとして頑張ってやっている、という事だけを伝えるのでしたらこれでもいいかも知れませんが、料理番組は見たからにはそこに行って食べてみたいと思うのでは自然です。
しかもローカル放送です。でもこれができないのです。(もちろんあちこちで聞きまくれば探す事はできるのでしょうが)

それとその番組の最後に女性のアナウンサーは、「このお料理はヘルシーでもあるので、特に若い女性に人気があります、、、」、と言っていました。
これを聞いて飲んでいたお茶を口からこぼしそうになりました。

だって番組の中で出てきたお客とかは全部オッサン、オバサンばっかりで"若い女性"なる人種は画面には一切登場していませんでした。
津というところはズバリ長野とか鳥取の山奥と大差ない、老人の町です。ですからカメラが捉えたオッサン、オバサンの客は正しい人口構成を伝えています。

こういう食べ物屋紹介番組では、"若い女性に人気があります、、、"みたいな言い方をよくやります。
画面に一人も出て来なかった"若い女性"なる人種に本当に人気があったのか、ひょっとしたらこの女性アナウンサーは"若い女性"という年令のレンジがメチャクチャ広いのか、私は少々混乱をしたのでありました。
気に入ったジョーク

(その1)
アダムとイブは着るものが無い、食べ物は林檎だけ、それでも彼らは天国に居ると考えていた。 
質問: アダムとイブとは本当は誰でしょうか?  
答: 1.宇宙人  2.高崎山の猿  3.ロシア人

(その2)
「ヤスクニ問題」などで日本と中国の仲が最悪の状態だと聞いていたパキスタン人が日本の中華街を見て、驚いて言いました。
「日本と中国の仲が悪いなんてウソだ。パキスタンにインド人街があったら廃墟になっている、、、。」
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