11−06−19 父の日
3泊4日の香港旅行はあっという間に終わりました。
予想していたよりいろいろと経験をする事ができました。食べ物もおいしかったし、全く期待していなかったドラゴンボートレースも観戦する事ができて大変ラッキーでした。

行く前はSTさんから香港は外国人も多いし道を聞いても、「知らない」、という返事が返ってくるのは当たり前、人と人の触れあいを期待しようなんて絶対に思わないこと、耳は塞いで目と口を大いに使って旅を楽しんで下さいというありがたい忠告をもらっていましたので、そのつもりでいました。

事実、物を買ってもレストランで料理を運んできても店員、ウエイトレスは無口で日本で言うところのブスッとした態度が目立ちました。
国民性と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、横を向いたまま釣り銭を出すやり方には感心(?)してしまいました。

それとこれも台湾同様、私が何も喋らないのに店の呼び込みは必ず片言の日本語で話し掛けてくるのには感心してしまいました。

STさんに言わせると服装、態度、頷き方で100%日本人はわかるそうです。
確かに私も韓国人はちょっと難しい場合がありますが(特に若い連中は)、中国人は大体識別ができますので、それと同じ事なのでしょう。

帰りは4時15分出発のフライトで、セントレア空港には9時10分に到着できました。行きのフライトは90%くらいの座席が埋まっていましたが、帰りはほぼ100%でした。
10時の高速船で津まで。この高速船には今まで乗った中で一番多くの客が乗っていました。

カミさんも香港は気に入った様子で、既に次に行くことを考えているようです。私はその前に他に行きたいところがあるのですが、、、。
香港のスナップショットです。

香港2日目の観光は、大型バス1台で私達2人のみという、とんでもない初体験でした。
観光が終わって夕方にバスを降りるとき、運転手にチップを渡しました。そしたらこれ以上ない、という嬉しそうな顔をして喜んでくれ、チップを両手で受け取ったのにはびっくりしました。

ホテルはこの前の台北と同じNIKKOで、居心地のいいラウンジがありました。
ここでビール何杯飲んだかなー、、、。

チェックアウトの時に大変快適であった旨を伝えると、今までニコリともしなかった担当のマネージャーは嬉しそうな顔をしてくれました。
ラウンジに入って座ると、「バドワイザーですか?」、とさっと聞きに来る係員も印象に残りました。

帰りのホテルから九龍駅までのシャトルバス、この運転手にもほんの少しチップを渡しました。
そしたら我々が駅の中に消えるまでバスを停めて見ており、手を振ってくれました。若い運転手でした。

どこへ行っても、私が何もしゃべらなくても日本語であいさつを受けました。
「コンバンハ」。私達が日本人であることは彼等にはちゃ〜んとわかるのですね。
香港はどこへ行っても英語が通じるので、言葉で不自由はなく、助かりました。

3日目の夕食ホテルの近所の四川料理のレストランに行きました。
青島ビールを頼んだら懐かしい大瓶でドーンと出てきました。カミさんと2人で5皿くらい頼んだら、「多すぎて一杯残るよ」、と言わ れ3皿にしました。
「足りなければ後で追加すればいいじゃない?」、って言われました。

マカオでは相当に貯金してしまいました。この貯金を下ろしに、また行く必要がありそうです。
昨夜は家に着いたのが夜の11時30分頃、寝たのは1時過ぎになってしまいました。
10時前に下の娘が来て、ブランチ(朝昼兼用の朝飯のこと)を3人で食べて一服していると宅急便のベルが鳴って、かなり重い荷物が着きました。

さて、と差出人を見ると上の娘夫婦の名前が入っています。
重い箱の中身を開くとビールが10本とカードが入っています。何と父の日のメッセージと贈り物でした。ビールには私の名前が印刷されたラベルが貼ってあるという、アイデア商品です。

そう言えば昨年も父の日に同じように名前が印刷されたラベルが貼ってある高級な日本酒をもらったな〜、、、。
こういうものをもらうとその気持ちを考えて、心から嬉しくなってしまいます。

昨年は日本酒1本だったのでいつ飲もうか、いつ飲もうかと随分悩みましたが、この悩みが通じたのでしょうか、今年は10本のビール。

10本あればあまり悩まなくても栓を開けることができそうなので、グッドアイデアだなー、などとトンチンカンな事を頭の中で考えて、ついニヤニヤしてしまいました。

娘夫婦も茨城に住んでいるので、福島原発の事故のニュースにはいつも敏感に反応してしまいます。放射能の影響はかなり出ているようですが、このまま何とか住める状態が続いて欲しいと思っています。
娘夫婦は離れているので、顔を見れる機会は本当に限られているのが、本当に気になります。電話をかけてお礼を言うと、2人とも元気そうでした。

「私はいつも顔を見せているから、これがプレゼントね。」
上の娘夫婦からプレゼントをもらって喜んでいる私を見て、下の娘がプレゼントを持ってこなかった言い訳をしていました。真面目な上の娘と婿、調子のいい下の娘、それぞれの性格が良く出ているな〜、と思いました。
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