10−03−10 順調、かな?

病院から退院したのが手術後3日目の2月27日。
それから2日目の3月1日の夜から、激しい下肢の痛みが出てきて、夜中に痛み止めを2錠飲んでかろうじて堪え忍びます。
トイレに立つと両足に紫色のアザが広がり、もう歯をくいしばって立っているのがやっとという状態です。そして相変わらずおしっこがメチャクチャに出にくい。

ベッドで寝ているのも苦痛で、とうとうギブアップ。10時頃に通訳のMさんと連絡をとり、病院に状況を説明してもらい、指示を仰ぐ事にしました。2時間後MさんからTELがあり、病院と連絡がとれないが留守電に用件を入れておいたとのこと。

とにかくこの苦しさは、どう表現していいのか、本当にどうしようもありません。午後2時頃、Mさんからやっと連絡がありました。
「痛みは手術そのもののショックから出ていると考えます、との返事でした。別な薬を出しますので、これを直ちに飲んで下さい。」

とい訳で、既に病院からファーマシーには連絡済みなので薬を取りに行って欲しいとの事でした。私は痛さのあまり痛み止めを4時間毎に1〜2錠飲んでいますが、これより効く薬なのか、大いに期待して夜の9時半頃に1錠飲んでみましたが、全く効果がありませんでした。

この3月1日の夜から3月3日の夜まで苦しみは最も大きなものでした。

新しく処方された薬は精神的に痛みをコントロールする薬のようで1錠、又は2錠を就寝前に服用とのことでした。
2日の夜は1錠で効き目がなかったので、3日の夜は2錠飲んでみましたが、相当な睡眠剤も入っているようで、眠る事はできたのですが、朝の寝覚めの気分の悪さは今までに経験したことのない異常なもので、以降この薬は1錠も飲んでいません。

このような状態は7日(月)まで続き、起きるのはトイレの時だけ、食事も何もかもベッドで寝たままで過ごしました。
8日(月)頃からは食事だけは起きて摂れるようになり、少し楽になりましたが、夜になると相変わらず下肢のシクシクした痛みが始まって、困りました。

9日(火)、明日は手術から丁度2週間、ドクターのところに行って検査を受ける日です。手術後2回目のシャワーを浴びました。シャワーは傷口にサランラップを貼って、お湯が傷口にかからないようにして、頭だけ自分で洗い、身体はカミさんに洗ってもらいました。

病院には当初会社のSさんとYさんに連れて行ってもらう予定でしたが、既に1時間とか起きる事ができるようになっていましたので、カミさんに運転してもらって病院には行くことにしました。

ドクターによる検査結果は”問題なし、順調”でした。ドクターは骨に突き刺さった8本のボルトのレントゲン写真を見せながら、今後1月程度の細々とした生活の注意点を言いました。私からも予め聞いておきたい事がいろいろとあったので、これについて質問をしました。
質問の中には”アルコールの制限はいつまでなのか?”というのがありましたが、ドクターの答えは”特に制限なし”という嬉しいものでした。

私はドクターに今週、そして来週1週間を休業し、22日(月)を目標に仕事を再開する事を言うと、それでいいでしょう、という返事でした。このドクターは最後にコロンバスの日本レストランの話をして出て行きました。
手術後2週間、さすがに寝たきりでウンウン言っている状況ではなくなりました。でもこれまでの期間の苦しさは本当に辛かった。
食事も寝たまま、カミさんに食べさせてもらい、寝返りも自由にうてず、静かに本を読むか、うんと調子のいい時はパソコンを胸の上に置いて簡単なメールを書いたりで、毎日が本当に長く感じました。

でも夜になるとやはり下肢がシクシク痛み出します。まあ背中を20cmも切り開き、中をグチャグチャに切り刻んでいるのですから仕方ありません。
それに下肢の痛みが軽減されてくるのと同時に背中の中というか、手術をやった部位にかなりの違和感が出てきました。何か突っ張っているような独特の違和感です。

あと10日ちょっとで、職場復帰ができるのか、そろそろ歩行を中心としたリハビリに精を出さなくてはなりません。
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