今週の火曜日の朝、ある取引先と緊急で打ち合わせをやる事になり、急遽デトロイトに出張する事になりました。その取引先のオフィスはデトロイトの北西で会社から300kmちょっと、休憩を入れると3時間半近くかかるところです。
昼食後一旦家に戻り2泊分の準備をして、オフィスの近くの便利なところにホテルを予約して、同行のY君と会社を出発したのは4時ちょっと前でした。
取引先のオフィスに着いたのが夜の8時前、そこから現在の状況を聞いた後、ホテルにチェックインが10時。デトロイトの郊外というと10時を過ぎて開いているレストランは皆無です。
ホテルのレストランは11時まで開いていましたが、10時以降のオーダーはピザだけという事で、この日はピザとビールだけの寂しい夕食になってしまいました。
翌日は朝9時から取引先にやって頂く事の詳細について延々と討議を行い、夜の8時に一旦終了して私は取引先のTさんと食事に行きました。
食事を終えてホテルに戻り、ホテルのバーで更に一杯。このホテルは大きなバーがフロントの横にありました。
Tさんはこの会社のアメリカ事業の開拓者だった人で、30年前にまずオハイオのアクロン大学に半年間の留学を命ぜられ、英語の勉強をするところから始めたという経歴の持ち主です。
そんな話をしていると携帯電話が鳴ったので応答するとカミさんの慌てた声。時間は夜の10時40分。
「家が大変な事になっている。どうしよう。」。 |