09−05−16 近況です

先日から暇を見ては新しく買ったノートPCのセットアップとか、古いPCからの環境の移行とかを行っており、やっとカミさんの分も含めて大体終わりました。
いろいろと試行錯誤したのが、英語バージョンのWINDOWSを日本語のWINDOWSに入れ替える部分と、メールデーターの移行でした。

私のPCは結局はPC付属以外のWINDOWSのインストールができず、仕方なく付属の英語バージョンのWINDOWSを日本語環境モードで使用、このモードは日本語が“使える”というレベルの半端なものでヘルプ画面とか、メニューは英語のままです。
やはり私としましてはコテコテの日本語環境にしたかったのですが仕方ありません。

それとカミさんはずっとジャストシステム(かつて一太郎というワープロソフトで一世を風靡したソフトメーカー)のメールとか表計算ソフトを使っており、これの移行に一苦労でした。結局はメール関係はアドレスブックとかメールデーターは移行できませんでした。

アドレスブックとかメールデーターは他のメールソフトからの取り込みはできるのですが他のメールソフト用に移行・提供する機能がないのです。
ですから一旦このメールソフトを使うと他のソフトへの乗換えができないという不便というか、ソフトを売る側にとってはユーザーの囲い込みがし易いように作られているのでした。

このようなソフトを私は“タコ部屋ソフト”と呼んでいます。そのココロは“入る(使い始めるのは)のは易しいが、出る(使うのを止めるのは)のは難しい”

先日NYの国連本部に長崎市長と広島市長が来て、核兵器廃絶の訴えをやったそうです。
これ自体は核兵器を持たないわが国としては、核兵器を持つ国に対して行うべき主張で何の異論もないのですが、市長さん達はその後どこかの席で、広島の原爆記念碑の話に及んでそこに書いてある内容について話をしたそうです。

原爆記念碑には、「安らかに眠ってください、過ちは繰り返しませぬから。」、と書いてあるそうです。
この「過ち」とは日本が軍国主義に走って日米開戦になり、結果として原爆を落とされた、だから原爆被害の原因は日本の軍国主義にあった、つまり過ちであった、という解説がある新聞に明確ではありませんが書いてありました。
ナルホド、と思いました。

アメリカは原爆を使ったのは正しい判断であった、というのが多くのアメリカ国民が支持している判断のようで、これによって戦争を早く終わらせる事ができ100万人のアメリカの若者の命を救った、というものです。
ナルホドです。

原爆を落とされ、何十万人もの犠牲者を出した国は「この原因は私たちにあります。」と言い、2発の原爆の人体実験をやった国は、「原爆使用は正しい判断である。」と言っている訳です。何かおかしい、、、。
今年の1月に上の娘の結婚式でハワイに行きました。娘たちは日本の新婚さん達に人気のあるハレクラニというホテルに泊まり、私達はその後ろにあるPホテルという姉妹ホテルに泊まりました。

Pホテルは日系のホテルで、オハイオに来てから13年、日系のホテルに泊まったのはこれが2回目でした。1回目はその2週間前にメキシコシティーに行ったときに泊まったホテルニッコーメキシコで、ここはなかなか快適で従業員の態度も良好でした。

ハワイのPホテルも日系だからという事で、大いに期待をしていました。
ところが全くの期待外れでした。部屋は汚くホコリだらけ、トイレとかの掃除も不十分、石鹸とかシャンプーの補充もいい加減。フロントの従業員の態度も全くなっていない。オハイオに来てから泊まったホテルの中で間違いなく最悪のホテルでした。

そこでアンケート用紙に感想を記入してチェックアウト時に、カウンターに置いてきました。その回答が先日送られてきました。レターは一読されてゴミ箱行きとなりました。
そもそも回答に4ヶ月近くが経過している事自体が納得できないのと、何よりも部屋の掃除については一言も触れていないのと、中身が英語で書かれていたことが気に食わなかった点でした。

私は感想の中身は日本語で書き(用紙の見出しは日英で書かれていました)、日本人である事は一目瞭然ですから、日本語で回答するのは当然と思います。
もうここには二度と泊まることはありませんが、やはりこの回答が全てを物語っている、という感じでした。
4月に日本に行った時に泊まった東京池袋のホテルM。
ここはオハイオに来てから13年間、日本に行った時は必ず泊まるホテルです。今回はアップグレードという事でダブルの広めの部屋に案内されました。

部屋に入ってしばらくして気が付いたのが部屋のレイアウト。
部屋は広くて眺めもいいのですが、何か落ち着きません。ソファーに座ってテレビを見るのも不自然な格好になる。という事でレイアウトの違う部屋に変えてもらう事にしました。

フロントに電話をかけて事情をいい、ご開帳した細々した物を再びスーツケースに詰めて、部屋の移動を行いました。

たったこれだけの事だったのですが、私のわがままに対してフロントの係員の対応、それに移動の時の案内等、全て迅速で完璧でした。

アメリカではホテルの従業員とかはふて腐れた態度は普通で、これと比較してはいけないのでしょうが、やはり感想をマネージャーに伝えておくのは客の義務と考えました。
このホテルはいつ来ても感じのいい従業員ばかりで清掃等も行き届いており普段からの印象も◎でした。

そこで今回の感想をアンケート用紙に記入して、夕食で外出する時にフロント横のマネージャーの机に置いておきました。
その返事の手紙がハワイのPホテルからの回答の翌日に偶然にも届きました。

中身はお礼と、私からのお願い(必ず担当者本人に感想を伝えて欲しい旨)を実行したというジェネラルマネージャーからのものでした。
私はこれが本人達の励みになればいいなー、と思いました。何だか良い事をしたような気分になってしまいました。

実は私は今までに宿泊したホテルで、アンケートを書いたのはハワイのPホテルと、東京のホテルMが初めてでした。つまり今回が初めてという訳でした。

エ〜イ、やはり言っちゃいます。Pホテルとはパークホテル、ホテルMとはホテルメトロポリタンです。
inserted by FC2 system