09−04−24 アメリカらしい出来事?

今週は水曜日は歯医者、金曜日はホームドクターのところに行くと言う、“通院の週”になってしまいました。
歯医者は根幹治療の専門医でドクター・ムーリン。総合医のドクター・ライトに渡された診断結果と写真をドクター・ムーリンに渡して、ドクター・ムーリンは私の歯を検査します。

ドクター・ムーリン: 「SHIN、どの歯を治療するか聞いていますか。」
私: 「その診断書に書いてあります。左奥歯のブリッジのうちの1本です。」
ドクター・ムーリン: 「おかしいなー、これに書いてあるのは違う歯です。」


という事でドクター・ムーリンはドクター・ライトの家に電話をしました。(ドクター・ライトはその日は休んで家にいたらしい。)ドクター・ライトの医院とドクター・ムーリンの医院は10km以上離れています。

ドクター・ムーリン: 「この診断書が間違いでした。ドクター・ライトに今確認をしました。」

オイオイ大丈夫かいな、という感じです。治療が必要な歯を間違えて診断書を書いてあったみたいです。まあ写真を撮って再確認をするので問題のない歯を治療するなんて事はないと思うのですが。その後1時間以上かけて奥歯の1本を治療してもらいました。
根幹治療というのは高度な技術を要し、根幹治療の歯科医は普通の歯医者の教育を受けて更に数年の専門教育を受けるそうです。

治療が終わって受付で保険会社への請求書のコピーを渡されてこの日の治療は終了となりました。ちなみに請求書には1500ドル(15万円)ちょっとの請求金額が書いてありました。高いのか安いのか、それとも普通なのかさっぱりわかりません。

金曜日はホームドクターのところへ。ちょっとややこしい話になりそうなので、予め会社の通訳のMさんに、「ギブアップしたら、連絡しますから電話通訳のヘルプお願いしま〜す。」、という事で万が一に備えました。
ホームドクターは家から4kmほど離れたところ医院があるドクター・アーシーです。

予約時間の10時15分きっかりに看護婦さんが待合室に呼びに来て、体重と血圧を測定します。ここの看護婦さんは白衣とかの制服を着ていません。みんな私服のままです。ドクター・アーシーも白衣を着ていません。普通の格好をしている看護婦さんに血圧を測ってもらうって何か不思議な感じがします。

個室に通されて待つこと45分、「オハヨウゴザイマス。」、日本で挨拶をしながらやっとドクター・アーシーが現れました。1年前にちょっと思いがけない症状が出たトラブルがあり、これの診察です。

いろいろと質問をしながら診察をしましたが、何とかMさんに電話を掛けなくて済みました。こういう人は私の“ジャングリッシュ”(日本人がしゃべるイングリッシュのこと)をわかってくれるので助かります。
最後に最近午前3時頃に目が覚める事がある、という睡眠不足である事を訴え、薬の処方をお願いしで本日の診察を修了。

ドクター・アーシー: 「最近仕事はどうですか?そんなに忙しいという訳ではないでしょう?」
私: 「イエ、そんなにかわりませんよ。。」
ドクター・アーシー: 「景気が悪いですからね。銀行などがお金を貸さないからこうなるのですね。お金のある人は一杯いるのですが、不安になっていて使わない。これが問題ですね。」


少し世間話をして医院を出ました。渡された処方箋を持ってスパーマーケットの中にある薬局へ。

処方箋を見た薬剤師が、「ちょっとドクターに連絡をします。この処方箋の日付がおかしいです。今日は24日、処方箋の日付は25日です。この薬はXXXなので一応確認をします。」(XXXは意味がわかりませんでした。)
オイオイ、日付を間違うなんて、またかって感じです。

処方箋を渡してから薬を受け取るまでは普通15分〜25分くらいなので、スーパーの中をぶらついて時間を潰します。スーパーと言っても、衣料品・家具・電気製品・栄芸用品・スポーツ用品何でも売っています。(もちろん銃とかその弾も売っています。)

20分くらい経ったところで再度薬局へ。ここの薬局は東洋人の女性が多く、胸の名札を読むと大体が韓国人です。今まで見た事のない女性が一人私の前の黒人に薬を渡しています。

この人も韓国人かなと思っていると、「日本人の方ですか?」、いきなりに日本語で話されたのでびっくり。その人の名前を見ると日本人の名前そのものです。

でもどうして私が日本人ってわかったのでしょうか。理由を聞くのを忘れました。「まだ慣れないものですから、日本語でこうやってできると助かります。」、なんて言っていました。

そんな訳で今週は2人のドクターの診察を受けました。そしてアメリカらしくそれぞれ小さな間違いがありました。

来週は月曜日早々から歯茎の専門医のドクター・ガービーのところに行かなくてはなりません。私の場合、歯の治療だけは待ったなしのところにきています。アーア、ため息が出てしまいます。
ユナイテッド航空が肥満の乗客に対して、予約していた便が満席の場合は次に出発する便で2席分を購入するかビジネスクラスなどへのアップグレード券を購入する事を求めるという方針を出し、そして実施を開始した、というニュースを読みました。

但し、座席に余裕のある場合は2席分を追加料金なしで予約できるそうです。これはコンティネンタル航空、デルタ航空などは既に対応を決めている事でもある、とありました。
実施の理由はユナイテッド航空の場合、昨年1年間に肥満の乗客が隣り合わせになった乗客から700件以上のもの苦情が寄せられたからだそうです。

これは私も何度も経験しており、たまったものではありませんでした。その時はコロンバスからシカゴの1時間でしたから何とか我慢できましたけど。
でもこの場合の“肥満”の定義はそのニュース(ある新聞)には書いてありませんでしたが、アメリカの事ですからきちんと厳密に定義していると思います。
という事でインターネットで調べてみましたがよくわかりませんでした。

これもアメリカらしい出来事です。
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