09−01−16 ハワイって面白〜い

さーて。今回私は33年ぶりのハワイ、いろいろと覚えている事も多いのですが、その記憶が今回行って見たりした事と重なる事は非常に少なかったのは事実です。あー、あんな事があったけど、どこだったっけ、、、という具合でした。
でもハワイほど多くの日本人が訪れている外国は他にないし、いろいろな情報が行き渡っているところもない訳で、ここではオハイオから行った日本人という事でちょっと違った切り口での観察と感想を述べてみます。

買い物

とにかく日本人は買い物が好きです。しかもブランド品の買い物です。カラカウア通りのDFS、その斜め前のロイアル・ハワイアン・センター、アラモアナセンターなどに入って買い物をしているのは全部日本人です。日本人以外の買い物客をこういう場所で探しましたが1週間でとうとう一人も見つける事ができませんでした。

逆にあの有名なワイキキの浜辺で寝そべったり、泳いだりしているのは99%がアメリカ人。
日本人は本当に希です。

アメリカ人は水着でドタッと砂浜に寝そべって、本を読んだり目をつぶったりイヤホーンで音楽を聞いたりして過ごしています。

ノースショアに行きましたがここでは日本人が浜辺にいるのを一人もみる事ができませんでした。ゼロ、でした。

日本人は買い物、アメリカ人は浜辺で甲羅干し、この対象は見事です。でも日本人は本当にお金持ちです。

お礼を言わない日本人

日本人はお礼を言いません。不思議なほど言いません。トロリーバスに乗って降りる時も運転手に何も言いません。運転手が「サンキュー、アリガトね。」、と行っても。こそこそと返事もしないで降りて行きます。

ディナークルーズでもウエーターがいろいろと愛想を言うのですが、面倒くさそうな顔をして横をプイと向きます。
こういう場合は言葉は関係ありません。

「アリガトさん!この肉うまいわ〜。ここに来てホントによかった。天気もええし、あんたみたいな男前に会えたし、わて、嬉しいわ、ホンマに。謝謝!!(ナゼかここで中国語になる)」 くらいの感じで言えば日本語でも心は絶対に通じます。この場合、ホントに言葉は関係ありません。

何であんなに気むずかしい顔するのですかねー。取り付くシマのない日本人のオバサンを相手に若いウエートレスがおろおろしていました。

オハイオ人に会った!

結婚式をやってくれた白人の神父さん。
式が終わって雑談をしていると出身地の話になり私達がオハイオから来たというと、神父さんもオハイオはデイトン出身だと言います。
エーッという感じでした。

カミさんが土産物屋で買い物をしてカードで支払いをしようとしたら、IDを見せろという。
これはよくある事なのですが、カミさんが運転免許証をその店員のオバサンに見せると、「エー、オハイオから来たの?私の叔父さんもオハイオのトレド出身よ〜!」

これも一瞬親近感を覚えてしまいました、、、。

お母さんと娘

イヤー、こんなに多いとは思いませんでした、この組み合わせ。実を言いますとアラモアナセンターの中央のエスカレーターが斜めから見えるベンチに座ってそれとはなしに30分以上観察をしました。
お母さんと娘の組み合わせの何と多いことか。新婚さんらしいカップルほどではありませんが、グループの種類としては熟年カップルと同じくらいの比率です。

カミさん曰く、「一番気を使わなくていいと思う、、、。」 オレも将来はこうなるの?

結婚式の翌日の13日の朝には下の娘も日本に帰り、新婚の上の娘達も14日にハワイ島に行ってしまいました。
私とカミさんは13日、14日とノースショアーに行ったり、東海岸に行ったり、のんびりと過ごしました。
オハイオへの戻りは15日の夜のフライト。ですから結局は15日も日中は丸1日のんびりと過ごすことができました。

気になったのは中西部のお天気。大寒波が中西部を襲っており、ミネソタ、イリノイ、ミシガン、インディアナ、オハイオでは−25℃にもなっており死人が出ているというニュースがホテルのテレビからは流れています。
心配になったので、会社のYさんに電話をかけてみると異常低温だけではなく、雪と風もあり14日の午後には全員帰宅命令が出て午後3時前には家に帰ったとの事です。

ホテルの窓からはサーフィンをやったり甲羅干しをしている人の姿が見えており、こんな話をしているとナゼか自分がそんな酷寒の地に帰るというのが現実味を帯びません。
でも15日のフライトでオハイオに帰るという事はそういう現実の世界に戻る事なのです。

帰りのフライトもホノルルからダラス/テキサス、更にコロンバス/オハイオというルートです。幸いな事に飛行機は遅れることなく順調にコロンバスに到着です。

ダラスを出てインディアナに入るまでは全く雪が見えませんでしたが、シンシナティー/オハイオの手前あたりから下の景色は真っ白になりました。

機長が、「コロンバスには予定通りの13:30に到着します。
お天気は晴れ、気温はマイナス10度(F)です。」というアナウンスを流すと、機内は一瞬、「オー!!」、という声が上がりました。
正午でマイナス10度(ー24℃くらい)という気温は今まで私も経験した事がありません。

飛行機は気温には関係なく無事コロンバスに到着、シャトルに乗って駐車場まで行き、車の雪を落とし家に帰ったのは2時半を過ぎておりました。
十数時間で25℃から温度差50度の−24℃の世界へ。目を閉じると、ワイキキの海岸の白波が目に浮かびます。目を開くと窓からはー24度の世界が目に飛び込んできます。

1週間ぶりで常夏の国から我が家のあるオハイオに帰ってきました。

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