1.酒が飲めない国、本当に飲めないのか
飲む方法を考えてみます。サウジにも薬局があります。薬局には当然アルコールが売っています。これを買ってきて適当なものと混ぜて飲む。アルコールですから確実に酔っ払うハズです。
実は会社の先輩で元船乗りの人が航海中これをこっそりやった話を聞いた事があります。極上の玉露を濃い目に作って、これに混ぜて飲むのが一番だそうです。かなり妙な酔っ払い方をするらしいです。
日本人の場合、大使館(領事館)に行けば飲む事ができるそうです。大使館は基本的にその国の治外法権として認められていますから、言われればナルホドです。どんな理由をつけて行けばいいのかITさんに聞くのを忘れました。
自分で作るという方法もあるのではないかと思います。ブドウとかは果物屋で買えますので、これを使って自分で作ってしまえばいい訳です。死刑にはならないみたいですが、これも見つかると大変な事になるそうです。
私はドブロクの造り方は熟知していますので麹さえ持ってきてもらえば何処でも2週間で造ってみせます。(米とイースト菌はどこでも手に入るでしょうから。)
秘密クラブで飲む。詳しくは聞きませんでしたが、やはりあるそうです。
2.お祈りの遵守度はどの程度か
イスラム教徒は基本的にメッカに向かって1日5回お祈りをします。ジェッダはメッカの隣町ですから厳密にお祈りは守られている、、、か?これも個人によって大いに違うようです。
私は午後のお祈りの時間帯にこれを忘れていて、作業員のところに行こうとしたら、「今はそちらに行かないで下さい。」、とキツイ顔をして窘められ、あっそうか、今3時半だった!という事がありました。
でも何人かの人はそのまま仕事をしているし、厳格にやっている人とそうでもない人と様々なようです。(1日5回のお祈りをあとでまとめてやる、という人もいるそうです。)
実は私は20年以上前に自宅にマレーシア人を泊めた事があります。この時の出来事ですが、朝早くまだ幼稚園に行く前の娘がこのマレーシア人の寝ている部屋に入ろうとしたら入らないようにキツく言われて、娘は泣きそうになった事がありました。
そのマレーシア人はイスラム教徒であり、今考えると朝のお祈りをしていたのかも知れません
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