07−05−22 衛星放送受信できず
最近気になる事の一つがガソリンの値段。とうとう1ガロン(3.8リッター)3ドル30セントになってしまいました。
これはメートル法・円換算すると1リッター約100円になります。
日本も値上がりして130円くらいだそうですが、単価を比較すると確かにアメリカの方がまだ少し安いかも知れませんが、走る距離が平均的に3倍、車の燃費の悪さをエイヤーで日本の1.5倍とした場合、これをファクターに入れると1リッター450円になります。(私でも通勤だけで1ヶ月に2300km以上、その他を含めると2500km以上走る)

この1ガロン3ドル30セントという値段は、私がオハイオに来た1996年当時は1ドル20〜30セントくらい(1リッター40円)だったと記憶していますから、本当に高くなったものです。
半月間ほど前から衛星テレビが受信できなくなっており、日本語放送のテレビを見ることができませんでした。
見えなくなったのはある日突然でした。私はテレビにかじりつく、というのはあまりやらない方ですが、それでもオハイオ生活で日本語TV放送は非常に貴重です。早速衛星放送の会社に電話をかけてみました。

あれこれやってやっとテクニカルサポートの担当者に繋がります。なんか分かりにくい英語です。
その電話口の担当者の言うとおりに操作をしながら故障診断をします。故障診断機能はいろいろとあって、それらを一つひとつ電話で受け答えしながら操作していきます。

結果は衛星放送を受信する専用受信機が悪いと言う事になり、新しい受信機を送ってもらう事にしました。
受信機は4日後にUPSで到着、マニュアルに従って取り付け、操作をしてみますがやはりダメです。
アーア、という訳で再度1−800のテクニカルサポートに連絡。同じように診断をしてもらいます。

「メニューの1を押して、テストモード6を選択して下さい。」
「アジマスを61.5にセットして、、、、その中のアンテナのタイプの4を選んでテスト開始ボタンを押して下さい、、、、」

と10分以上かけて電話でやりとりをしながら再度の故障診断です。
結果、今度の診断結果は受信機ではなく、アンテナ系統に問題があるという事で、結局サービスマンに家に来てもらう事になりました。

「一番早いスケジュールは22日の8時から12時までの間です。これでよろしいですか。」、「貴方はワランティーに入っているので費用は28ドルです。本来は99ドルです。」、「支払いは毎月の受信料の請求書と一緒に送ります。」、「何か質問は?」、とエライ早口の女性で、エライ疲れました。

でもサービスマンの呼んでもらえるところまでこぎ着け、一安心でした。
で、今日は午前中会社を休んで朝の8時から自宅で待機。9時、10時になっても来ません。11時、12時、12時半頃サービスマンからあと20分で行くとの連絡がありました。1時少し前、やっとサービスマンが家に到着しました。

彼らは家に入るときは必ず、「靴を脱がなくてはダメですか?」、と聞きます。アメリカの多くの家庭では靴のまま家に中に入る生活様式で、靴を脱がなくても家に入る事ができるからです。
1950年代、60年代に作られたアメリカのTVホームドラマを見ても、みんな靴のまま家に中に入っています。
「パパは何でも知っている」のパパが、靴を脱いでゲタ箱にそれを入れるなんてシーンはありません。

さてこのサービスマン君、いろいろとテストをした結果、放送が見えなくなったのは隣の家の木が大きく繁りすぎ、これが衛星からの電波を遮断しているという結論です。
この隣の家のフロントヤードの木は高さが10m以上になっており毎年グングン大きくなっている感じです。

「私もそう思ってちょっと枝を切ったのだけど、やはりダメだったのかー、、。」
「ダメです。」

サービスマン君がやった作業はディッシュアンテナの直下で電波を受信しているかどうかを調べる、という理屈から言えば簡単な作業なのですが、いろいろと便利な道具・測定器を取り出して、非常に興味深かったです。

対応は立ち木の影響を受けない位置にアンテナを移動して完了。さすが手早いもので30分くらいでアンテナの移動作業を完了です。

「今から次の工事か修理に行くの?今日は気温が高いね、水でもどお?」、という訳でペットボトルを1本あげると、直ぐにゴクン、ゴクン飲んでおりました。

5年前くらいに日本語放送のテレビを見れるようにしてからは、英語のチャンネルはあまり見なくなりました。
でもこの10日間はコロンバスのWBNS−CHNNEL10をそれとななしに見ておりましたが、ニュースもコマーシャルも殆どがコロンバスとコロンバス周辺に関する事ばかりで、地元密着型の典型的ローカル放送の面白さを改めて発見しちゃいました。
でもやっぱり日本語放送ですね、テレビは。
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