06−11−11 オハチョン開始
今回の日本出張は最初の予定より約1週間長く、出発到着日を入れると20日間という、今までにない長期に出張でした。私の上司であるAさんの指示により、3日間の滞在延長をしようとフライトの予約変更をお願いしたところ、満席でフライトが取れないのです。
そこで2日ほど更に滞在を延ばさなくてはならなくなってしまいました。

出張中に気になるのが、食事と運動です。オハイオに居る時はかなり気を使って食べ過ぎないようにして、時間があるとフィットネスに通うわけですが、日本に行くとこのペースが乱れてしまいます。
普段ですと少し制限している脂っこいものとか、日本酒もガンガンいっちゃうのです。帰ってきて恐る恐る体重計に乗ったところ、アリャー、2kgも増えていました。

今週の火曜日は定期健康診断、会社の近くの病院に行ってきましたが、検査の最後にあるドクターの検診でドクターDは、「お、体重が減っていますね。何かあったのですか。身体の調子は大丈夫ですか?」、と昨年の検査結果と比較して聞いてきました。
2kg増えたと言ってもまだ昨年より7kg程軽いのだから、目立ったのだと思います。

ドクターDは私の話を聞いて嬉しそうにしてくれました。そしてニンニクのエキスを飲むといいとか、フィットネスでは走ると腰を痛める可能性があるから注意しろ、早足の30分は走る15分〜20分に相当するから、早足で歩く方がいい、等のアドバイスをくれました。
最後に指を立てて、「この検査(直腸検査)、どうしますか?」と聞いてきたので、今年も辞退しておきました。
日本では滞在が1週間延びたので10年前の元の職場に顔を出し、そこの仲間と久し振りに痛飲をしました。(来て頂いた方によっては10年振りくらいでした。)

Tさんは気配りの素晴らしい方、今回幹事をやってくれました。お付き合いは25年近くになる方で、みんなに尊敬される、人間のできた方です。
Kさんは私が日本にいた時私のマンションの近くに住んでみえて、私よりかなり若いのですが、上のお子さんが結婚をして子供ができたとの事。私がオハイオに転勤する頃に中学生になるって言ってみえたのをよく覚えています。
TさんKさんの共通点は、お2人とも部の中では重鎮であること、そしてそれぞれ運動をやってみえることです。

Tさんはサッカーです。プレーもされるのですが、今は少年サッカーのコーチ・審判で汗を流してみえるようです。羨ましような赤銅色をしていました。
Kさんはトライアスロンです。かつてKさんは会社までの往きは電車、帰りは走って自宅までという方法で鍛えて見えました。(確か8kmくらい?)Kさんは大変な努力家です。

Hさんは私がオハイオに来てしばらくしてやはりオハイオに転勤になり、4年ほどオハイオにお見えになった方です。
やはり私の町内でした。元気な方です。あるプロジェクトでお世話になりました。そのプロジェクトが何とかなったのはHさんのお陰です。

Sさんは学校を卒業して配属された職場が私のグループでした。そうか、、、あれから15年以上が経つのか、、、でも風貌に全く変化ありません。冷静でいつもニコニコ、彼が怒っているのを見たのは一度だけです。Sさんはバスケットボールをやってみえました。(今もやっているか聞くのを忘れました。)

Aさんは私より年上の方で、コツコツと仕事をやられる努力家です。やはり昔と全く変わらずでした。(なんか着ているブレザーも昔と同じだった?まさか!)
Yさんは結婚をされたそうで、中堅で実務をきちんと支えてみえるという話を伺いました。工場の経験もあり、更に幅広く仕事をやっていかれるのではないかという印象を強く持ちました。

日本に来ても、このような昔の仲間と一緒に一杯やるという機会は滅多にありません。オハイオに来て全く違う領域の仕事になってしまった私は、これらの仲間とは業務上での関係が殆どなくなってしまったからです。
でもTさんのお陰で場を設けて頂き、久々に交流をする事ができて本当によかったと思います。

唯一の反省、それは私自身が飲み過ぎた事でしょうか。イエ、量はいつもと同じでしたが酔いが回りすぎてしまったという事です。時差ボケ(睡眠不足)で疲労がピークに達していたからだと思います。(という言い訳をしております。)
日本滞在中は持参のPCでメールをチェックしていたので、オハイオの状況はきちんと把握できていたのですが、最後の3日間だけ何故か会社のネットワークに接続できず、ちょっと困りました。
実は日本到着の当日、やはりホテルから会社へのネットワーク接続でトラブルがあり、オハイオのヘルプデスクまで電話を掛けて修復をするというハプニングがありました。

ヘルプデスクは一応日本語のできるアメリカ人が担当しているのですが、電話に出たアメリカ人の日本語がかなり怪しかったので私が英語で説明をしたら、その瞬間から私が日本語で話をしても、彼は最後まで一切日本語を喋りませんでした。
ヘルプデスクは日本語対応可能ってなっているけど、違うジャン!とちょっと不満でしたが、この時は何とか修復できました。帰る前のトラブル、もう一度オハイオのヘルプデスクまで電話しようかナー、と思いましたが、ま、後3日で帰るのだからイイヤー、という訳でそのまま放っておきました。

オハイオに帰った翌日の金曜日、会社に行くとちょっと気になっていた大きな報告の件にさっそく巻き込まれ、これでバタバタと今日まで過ぎてしまいました。
Aさん、Hさんとアレコレ打ち合わせをするのですが、イマイチぴんと来ません。頭はボーっとしています。
自分のデスクに戻ると、長期間席を空けていたので、「あれ?新入社員ですか?」、とかオハイオ人からからかわれる始末です。
大事な案件がいくつもあるのですが、何か集中力に欠けて、うまくこなせません。

今日で日本から帰ってきて11日目、やっぱり体調が変です。
それに帰ってきてまだ1回もフィットネスに通っていません。仕事でバタバタしているせいで行ってみるか、という気持ちになれないのです。
よし、来週から再開しよう!そうすれば元の体調・ペースに戻るかも知れません。
2日の午後、やっと帰ってきたコロンバス。この日のシカゴは0℃、空港の外にちょっと出てみたら震え上がりました。コロンバスは1℃。ここでも震え上がってしまいました。
帰りのフライトはAさん、それにSさんが一緒になってびっくり。Sさんは一時帰国休暇で日本に行った帰りだと言ってみえました。

空港から車をすっ飛ばして自宅に着くと、何とフロントヤードとか玄関廻り、それに道路まで落ち葉の山です。私の家はフロントヤードの木(10m以上の大きさになっていた)2本は2年前に切り倒したので、これらの落ち葉は隣近所から吹き寄せられてきたものです。
とは言ってもやはり自分の敷地内の落ち葉は、自分で集めなくてはなりません。こりゃ大変そう。

実は、、、、カミさんが10月下旬から日本に行っており、現在temp単身なのです。
そんな訳でしばらくの間、炊事・洗濯・掃除・買い物、各種支払い、その他一切を自分でやらなくてはなりません。
オハイオに赴任した時は1年間単身でしたから、その時を思えば特に問題はないと思うのですが、、、、。

私の社外の大先輩でバンコックにいるSさん、この方の奥さんも日本に行ってバンチョン(バンコックのチョンガー)になっているというメールが来ました。

、、、、、さて我が家ではカミサンが昨夜日本へ帰国、現在バンチョンです。
一昔前なら鬼の居ぬ間にとばかり洗濯に飛び回っていたでしょうが、今となっては飯炊き婆さんが居ない、掃除洗濯のオバサンがいないと云うマイナス面だけが前面に出てきます。静かなことは静かで、これはこれで助かるのですが。

さしあたって困るのは食事です。NさんのHPにある、「料理自体をやる気がない、興味がない、料理は自分以外の誰かに任せて自分は出されたものを食べる、という習慣が骨の髄まで染みこんでいる人。」
私はまさにこれに該当します。

今日の昼は丁度日本から技術者が来ていましたので日本料理屋で飲んできました、第一関門通過。夜は未だ考えていません。
運転手まで帰りしなに、「ナイハン、今日の晩御飯どうするの」、と心配してくれる始末。
「ビールだけ飲んで寝るよ」と答えましたが本当にそうなりそう、、、、

−−− 「ナイハン」雇用者等に対する尊敬の呼びかけ語ーーー-


Sさん、お互いにがんばりましょうね。
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