06−10−06 最近の出来事
今月の半ばから日本に出張する計画なので、チケットの手配のために旅行会社(会社の中に数名の担当者が常駐しています)にメールを出して予約を依頼、早速予約完了のメールが送られてきました。
ところが依頼した内容とは違うフライトが予約されていたので、電話を掛けて修正をお願いしようとしましたが電話番号がわかりません。

そこで庶務担当のSさんに、「トラベル(travel)の電話番号知っていますか?」、と尋ねたところ、「????」、という顔。あれ?通じていない!Sさん困った顔をして私を見つめています。
「トラベルです。エアーチケットを取り扱っている、あのトラベルです。」、と少々焦って言うのですが、Sさん「????、何かトラブルですか?」、とトラブル聞こえている様子です。
「違う、違う、トラベルです、あのXXの建物にある、、、」、と言うのですが通じません。

そこで仕方なく、メモをもらいそこに“travel”って書いたら、「アー、トラベルね、SHIN、スミマセン。ごめんなさい。」、と平謝り。10年以上アメリカで生活していながら、トラベルが通じなかった私はガックリ。
travelという単語はRとVとLが短い中に詰まった単語ですが、それぞれ正確にきちんと舌と唇を使わないと通じない事があるようです。

RとLは日本語では識別の必要はありません。Vは日本語には存在しない発音です。さっそく別のオハイオ人を捕まえて、発音練習をしました。「SHIN、私はあなたのトラベルはわかります。でもトラベル、トラベル、トラベル、こう言うといいと思います。」

私はこのDさんを時々英語の先生にしています。
THの発音等はオハイオに来た当初、かなり意識的にやりました。下を噛まないと通じない事があるのです。
びっくりしたのはアメリカのマンガをテレビで観ていたとき、マンガの中の子供がTHにのところはちゃんと舌を噛んでいる画になってた事でした。ヘー!!!

他の日本人が舌を噛まないで “that” を発音すると “zat” に聞こえるなー、なーんて生意気な事思っていた矢先、この有様。ちょっとだけショックでした。
でも今回たまたま通じていないのが自分に分かっただけで、日常の会話の中でこのような事はいっぱいあるのは間違いないと思います。
今日も仕事を終えて7時からフィットネス。5kmほど走って、筋トレ、腹筋、大汗をかいて気分爽快で家に帰りました。会社から自宅までは30分のドライブ、50kmあります。ですからお天気も会社付近と自宅では随分違う事があります。

自宅に帰るとカミさんと日本から来ている娘が、1時間ほど前に竜巻警報が出たと言って騒いでいます。それにDさんから電話にメッセージがあって、何かダメージを受けたとは入っているというのです。さっそくメッセージを聞くとDさんの家が雹(ひょう:hailstone)で相当なダメージを受けたがSHINの家は大丈夫か?という心配コールでした。

早速Dさんの家に電話をして、様子を聞いみると「ゴルフボール大の雹が嵐のように降って、屋根が全部やられ、窓ガラスも10枚ほど割れて、ガレージに入れてなかった車はボコボコになった。」、との事です。
私の方は何ともなかった旨を言うと、「SHIN、よかったね。これから保険屋と交渉が始まりますよ。」、と笑い声で言って電話を切りました。

家のダメージは多分殆ど保険でカバーできるし、被害があった車はカンパニーカーなので、会社が修理するので個人の負担は殆どないのですが、家の修理は業者を手配したり大変です。実は私の家も4年前に同じく雹の被害に遭って結構大変な思いをしました。
オハイオに来て11年目、この間に結構大きな雹が降ったのが4〜5回ありますから、日本よりずっと多い感じです。
車の被害と言えば先日出勤で家を出たばかりの道路で、後ろから追突・もらい事故に遭ってしまいました。
アメリカ人の運転は車間距離を詰めない連中が多く、時速120kmでフリーウエーを車間距離7〜10mくらいで平気で走ります。割り込みもします。

家を出て0.5kmくらい行ったところの道路で35マイル(約50km)制限のところを40マイル(55km)くらいで走っていたのですが、やたらと後ろにピタッとくっつく車がおり、もう少し離れろよナー、と思いつつ前の車がプレー期を踏んだので私もブレーキを踏んだら、後ろの車がそのままドカン!
多分ブレーキを踏んだのでしょうが、あまりにも車間距離が少なかった(多分3mくらい)ので追突したのだと思います。

アーアー、という事で横の道路に入ると相手も後ろから続いてきます。車を降りると若い太ったアンちゃんです。見るとその車は新車、NOプレートは販売店が持っている仮免NOです。聞くと、保険はまだ入っていない、おまけにアンちゃんの名前を確認しようと免許証を見せろと言ったら、免許証も持っていない。
(まさか!?無免許か?)

警察を呼ぼうかと思いましたが、被害はバンパーに見えるか、見えないくらいの小さな凹み。名前と住所と電話番号を聞いて、車の名前とNOプレートを控えて、そして私の名詞を渡して、そのまま会社に行きました。
会社で早速事故報告書を書いて、会社に常駐している保険の担当の女性のところに車を持っていって見せたところ、「傷もないし、修理はいらないみたいね。」、との判断。

バンパーの凹みというのは樹脂なので少し時間が経つと見えなくなる事があるのです。実質的な被害がなくてよかったです。気をつけろよな、、、、、。
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