06−09−23 お隣の引っ越し
今週の火曜日の朝、何だか気温が低い。新聞を取りに外に出るとマジ、寒い。気温を見ると12℃でした。それで今週から軽く暖房を入れ始めております。日中も爽やかな秋の空気で、間もなく紅葉が始まると思います。

これと対照的なのが、2月ほど前に中東のドバイに転勤になったIさんからのメール。

ご想像の通り、ここは熱いです。暑いではありません。しかも、高湿度です。今朝8時の最低気温が34度、涼しく感じましたね。でも、車の外気温計は、すぐに37度まで上昇しました。日中、40度を下回る日は全然なく、日中の風は常に熱風です。
会社の事務所からの眺めだそうです
ちなみに、温度表示は摂氏です、華氏ではありません。でも、どこでもエアコン完備で、室内にいる限りは天国です。
度々使用するホテルは、室内の会議室が寒すぎるくらいで、上着が必要です。
室内15度、外気温45度という、ヒートショック耐久みたいな状況ですね。

小生のアパートも同様で、常時22.5度程度の室内温です。日本から持参した除湿機が、ガンガン活躍しています。


、、、、、出発は、午後2時過ぎでした。駐車場ビル内に停めてあっても、39度。外を走って帰ってくると、午後4時で41度。途中、42度まで表示していましたが、そんなに熱くない日ですね、、、、、

中東と聞くと結構大変な生活のようですが、送ってもらった写真を見たりメールの内容からすると、ドバイというのは超大都会。
高層ビルに囲まれ、高層アパートの生活快適そのもの、会社での昼食は日本料理屋からの豪華な仕出し弁当を食べているようで、羨ましい限りです。

やはりイメージだけでその国を判断してはいけませんね。私の会社は世界中のあちこち、何十カ国に工場とか販売拠点があるので、その辺の事情を体験談として聞くことに不自由はありません。
私が聞いた話の中では、インド・パキスタンが日本人にとってはかなり過酷な生活になるようです。確か数ヶ月に1回の日本帰国、1〜2ヶ月に1回のタイ・バンコックまでの買い出しが認められている国です。

オハイオには日本の本屋がないとか、赤提灯がないとか、鑑賞に耐える女性が少ないとか、そんな文句を言うと、これらの国の駐在員に袋だたきにあいそうです。
メキシコから出張してきたある駐在員が、会社のカフェテリアの昼食(悪名高き粗食)を見て、「ウワー、こんなにウマイ物を毎日食べているのですか!!!」、って涙流しているのを見た時は、正直かなり複雑な気持ちになりましたケド。
今週はタイでクーデターがあり国軍の陸軍司令官がタクシン首相に代わり、暫定首相に就任というニュースが飛び込んできました。その1日後タイにいる、ある会社の駐在員事務所長のS大先輩からメールが入ってきました。

陸軍司令官のクーデターでバンコクは今戒厳令下です。今朝バンコク市内を巡ってみましたが警官の姿は無く銃を抱えた兵士が街の要所要所を警備しています。
Sさんのリクエストに応えてくれた兵隊さん
官庁、銀行、日系企業、日本人学校などが閉まっていますが街中の生活はいつもの通り、道はガラガラ、普段は小一時間かかるところが今朝は10分で通過、毎日クーデターがあった方がありがたい、、、、、


街で兵士を見つけたので写真を撮っても良いかと聞くとポーズをとってくれました。
写真を撮った後で、「お前は何者だ?」、と質問してきました。順序が逆ですね、、、、、、


会社の総務からはタイへの出張について連絡文書が回ってきました。
緊急以外は控える事、現地の責任者とよくコンタクトを取って事情を把握する事、etc。

そして最後に、街の中では人の集まるところ、兵士の近くには絶対に近寄らない事、という注意書きがしてありました。
これからいくとS大先輩は写真まで撮っているのですから完全にアウトですね。

S大先輩は今年63才だか64才で怖いモノは何もなし、タイ語・インドネシア語・英語・中国語を操る北海道出身の不思議な、そして元気なオジサンです。
昨日の金曜日からお隣の日本人のSさんと斜め前のOさんのお宅で、ガレージセールをやっていました。Sさんは来週に今の家を出てアパートに引っ越すという事で、不要品を処分されたのでした。何人かの日本人がグループでやっており、私のカミさんも品物を並べて売っておりました。
ガレージに置いた机の上に並べます
お皿のセット3ドル、ポータブルガスコンロ8ドル、娘が使っていた関数電卓5ドル、その他一杯。

気合いを入れてガレージセールをやる場合は、地元の新聞に一行記事を載せます。これは無料です。
何か高価な家具とかを売る場合も新聞に一行広告を出します。
普通は住宅地の入り口に簡単な看板を立てるか貼り紙をしておきます。

私もオハイオに来た当初は、ガレージセールの看板を見て、車をストップして物を買ったこともありましたが、最近はやらなくなりました。
理由は、安いからと言って買っても結局は使わない事が殆どだからです。

そんな訳で私もちょっとだけ覗いてみました。正にガレージセール、です。ガレージから車を出してそこのスペースに売りたい物を並べてあるだけです。

品物を見に来て買っていくのは白人、黒人、中国人、それに仲間の日本人駐在員でいろいろな人が来るようです。
ちょうど両手に一杯買って出て行く人とすれ違いましたが、まあ品物は殆ど投げ売り状態みたいです。
ガレージの外まで大盛況!
日本人がやる場合、服類はあまり人気がないと言っておりましたが、そうは言うものの結構並べてありました。
(日本人の服はオハイオ人には小さすぎる)

ガレージセールも高級住宅地帯の家とかやるのは結構人気があります。理由はやはりいい名物が並ぶからです。
そして日本人のガレージセールも人気があるそうです。理由は同じです。

(オハイオ人のガレージセールで、新品ではない下着を売りに出していたのを見たことがありますが、あの神経は理解できません。)

ガレージセールはある意味でのリサイクルで、日本でもこのような不要品販売を個人がどんどんやればいいと思うのですが、やはり家の前で物を並べて売るというスペースとかの問題があるから出来ないのかナー、と思ったりしてます。
そんな訳で、持っていても絶対に使わないものを処分して、7人のグループ全体の売り上げが500ドル(6万円弱)とか600ドル(7万円弱)とか言っておりました。

私の家のガレージの前も車だらけ駐在員が転勤などで不要品、日本に持っていけないものを処分する方法。

1.ガレージセールで売る。たたき売りになる場合もありますが、お金に換える事ができる。

2.家でパーティー開いて、来る人に酒とつまみを持ってこさせ、帰りに何かを持って行かせる。これで家の中をすっきりさせる。

3.古着屋などに売る。二束三文ですがやはりお金に換える事ができる。

4.市役所に連絡して、粗大ゴミで持って行ってもらう。この場合、日本のようにお金は取りません。

5.道路脇に「FREE」という貼り紙をして捨てておく。大抵の場合いつの間にか消えている。(でもこれは多分、違法。)

6.家具、電化製品など(100ドル以上で売りたい物の場合、)会社、街のスーパーの伝言板に電話番号を書いて掲示しておく。

7.後任の日本から来た駐在員にあげる。(売る人もたまにいますが)


ところでSさんの引っ越し先はここから2km弱のところにある新築の3ベッドのアパートだそうです。風呂が3つあって、シャワールームも別にあり、トイレ・洗面所が4つある結構広いアパートみたいです。地下室はありませんが、収納スペースもたっぷりあるそうです。
ウチもこの家売って、アパートに引っ越そうかナー、、、、。
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