06−08−06 日本出張から帰ってきました
今年の2月以来の5ヶ月振りの日本出張です。最近の傾向からでは5ヶ月も間が開くというのは結構珍しい事です。
用件は相変わらず頭の痛い内容ですが、仕事ですから仕方ありません。

25日のAM8:00のフライトでシカゴへ。今回持参したPCは無線LAN対応なので、先ずコロンバスの空港で接続チェックをします。ちゃんと接続できたので、試しに数名の人にメールを発信しました。
すると数名の方から即返事です。日本に出張中のOさんからも返事が来たのにはびっくりでした。なかなか便利なものですね。

シカゴからのフライトは60%くらいの混みようで、隣の席には誰もいませんでした。
最近は飛行機の中も無線LANが搭載されており、使えると聞いていたのでスチューワーデスに、「この便はネットワークは使えないのですか?」、と質問をしてみました。

その可愛いお嬢さん、「しばらくお待ち下さい。」、と言ってなかなか帰ってきません。
10分くらいしてから、「あのー、インターネットの事ですか?それでしたらこの機体は搭載しておりません。申し訳ありません。」、という返事を持ってきました。ザンネン。

日本到着の週は木曜日・金曜日が仕事、翌週は木曜日で全ての最初に予定した仕事を終了する事ができました。

でも月曜日の徹夜(と言っても朝4時には一応ホテルには帰りましたけど)は暑さと時差ボケも重なってちょっと体に堪えました。
私は普段、平日は朝食を食べません。朝食を抜くのは健康に良くないと言われますが、何故かそのような習慣になってしまいました。

ところが日本に行くと朝食を食べてしまいます。理由は多分、日本は始業開始時間が遅いので食事をする時間的な余裕があるのと、食事自体がおいしいので食べてみたいおという気持ちが大きくなるせいだと思います。
どうしても大きな茶碗に2杯のご飯を食べてしまいます。

昼食は当然いつものとおり食べます。本社を始め、どこの事業所に行っても昔に比べて会社の食事のメニューが増えて、そして内容も格段によくなったと感じます。
日本の社員は幸せです。オハイオの食事ときたら、、、止めます。

夕食は食事と言うよりも、料理をつつきながら一杯というパターンになります。
そしてオハイオでは行くことのない2次会に行く事になります。(別に行かなくてもよさそうなものなのですが。)
つまり、オハイオにいる時よりもかなりヘビーな食生活及び液体燃料注入活動を送る事になります。

ところで今年の2月から始めた減量作戦、約半年で−9.5%(目標は−13.5%)を達成、日本で会う人の多くに、「やせましたね。」、と言われました。

2廻りくらいすっきりしたね、とか横から見たら腹がへこんだのがわかると言ってくれた人もおりました。
やはりちょっぴり嬉しかったデス。

実は日本への出張で一番恐れていたのが、おいしい3食+液体燃料注入でダイエットの効果が、元の木阿弥になってしまうのではないかという事でした。
私のダイエットは食事制限よりも運動によって行うという方法を取っているため、日本へ行っている間は運動をする時間も環境もないため、体重が戻ってしまうのではないかという不安がありました。

日本に行ってもし時間があればフィットネスクラブに行ってみようと一応準備だけはしてあり、1回だけホテルの契約クラブに行ってみました。
大変な混みようで、狭いスペースにいろんなマシンが押し込まれており、やはりアメリカの環境とは随分違いました。
もう一つ大きく違うなーと思ったのは来ているメンバーの3分の2以上が女性である点でした。

とにかく、この11日間のインプット(食事+液体燃料)は30%〜40%増加、逆にアウトプット(運動)はゼロに近い状態が続いた事になり、結果3%が戻ってしまいました。約2週間の行動はちゃんと結果になって現れました。
この3%、取り戻すには何週間掛かるかナー、、、、。
慌ただしい出張でしたが、最後の日に時間的に余裕がありましたのでいつものパターンですが本屋をはしご、そしてアキバをぐるっと回ってきました。

本屋を見渡して感じたのは3つ。北朝鮮と中国に関する本が非常に多く目についた事。これは今の時勢を反映しての事でしょう。北朝鮮は軍事的な脅威をどう読むか、どう対応すべきかという内容で、中国の方は今の経済状態がいつ頓挫するか、という内容が多かったように思います。

2つ目は江戸時代の風習・生活についての本、これは大きくコーナーを設けてあった本屋もありました。先日亡くなった杉浦日向子女史の本を私も3冊買いました。

やはり日本人の考え方、文化の原点は江戸時代に形成されたと言っても差し支えないと思います。
250年の平和の中で多くの資料・文献が残っているので研究もし易いと言う事かも知れません。

3番目は8月という時節(終戦記念日)からなのか、太平洋戦争に関連した本が目立った事でしょうか。
なぜ日本は開戦したのか、そしてなぜ負けたのか、私はこの2つがテーマだと思っています。
それぞれ壮大なテーマで今回は気に入ったのが見当たらず、このジャンルの本は買いませんでした。

結局文庫本を中心に10冊、雑誌を4冊社外の友人のMさんから1冊頂きましたので、計15冊をオハイオに持って帰りました。これで2〜3ヶ月は大丈夫だと思います。

私は池袋のジュンク堂という本屋の4Fの喫茶店で、コーヒーを飲みながら1〜2時間買った本をパラパラめくるのが好きなのです。
今回はこの喫茶店で3人の背広姿のオヤジが見積書だか、カタログを拡げて何かの商談を大声でやっており(実に大声でした!)、雰囲気が台無しでした。
私がここが好きな理由は窓が大きくて明るいこと、それに静かな事なのです。早々に引き上げざるを得ませんでした。
最近の大きな変化点として、年々時差ボケが激しくなっており、今回はオハイオに帰る寸前に何とか眠れるようになったというパターンで、自分でもびっくりしてしまいました。

昨日オハイオに帰ってきて、眠いのをこらえて夜中の2時にベッドに入ったところ、目が覚めたのが今日の昼の11時半でした。何と1日目で9時間以上爆睡です。これも今までなかった事です。
やはり疲労が蓄積しているのだと思います。こんなの初めてです。オハイオから日本に行った時の方が時差ボケはキツイのがはっきりと自覚できました。

さあ、来週から約2週間ぶりのオハイオ生活の再開です。
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