06−05−20 目的は宴会
先週はいろいろな雑用で何かと落ち着かない週でした。仕事って考え方によっては雑用が殆どで、仕事のできる人っていうのは実は雑用を片づけるのがうまい人、っていうのを何かの本で読んだことがあります。

そのような中火曜日に、とある事務所でメキシコのFさんにばったりとお会いして、びっくり。
ン?そうか、Fさんからはこの6月で日本に帰る、というご自身からのメールを頂いておりました。そうそう、オハイオにも後任者を連れて挨拶に行く、というメールも入っていましたっけ。

会った翌日、Fさんは私の事務所を尋ねて挨拶にみえました。
Fさんはメキシコに6年間の単身赴任で今年50才だったと思います。1年に2−3回は日本に行っていたものの6年間の単身赴任というのは結構大変だったと思うのですが、Fさんは私の目から見ても全くの海外向き。
いつもニコニコ、明るい性格です。

メキシコでの思い出話を幾つか聞かせてもらいましたが、やはり大きな出来事は家に泥棒に入られて、ごっそりと家財道具を持っていかれた事のようです。住んでいるのはグアダラハラというメキシコで2番目に大きな市で、私も何度も行った事があるところです。

「やはりメキシコは泥棒には気を付けないといけませんね。でもメキシコの泥棒に言わせると、そこに置いてある物を持って行くだけだから、それは持って行かれる方が悪い、という事になってしまいますけどネ。」

「メキシコの泥棒は家族を養ったり、自分が生きるためにやっている。日本やアメリカのように他の方法で生きていけるに、泥棒をするのとは根本的に違う。
だからメキシコの泥棒は悪いことをしているという意識が殆どありません。
只、神様はナゼか物を盗ってはイケナイと言っているので、1週間に1回ちゃんと教会に行って心の中で懺悔している。だから問題はない、という理屈ですかねー、、、、。」


ナルホド。半分本当かも知れませんね。
でもFさん、何年日本に居れるのかナー、、、。まあ1〜2年始したらまた外地に転勤ですね、きっと。頑張って下さい。
金曜日の昼頃、Kさんというアトランタに住む方から電話が掛かってきました。アトランタの空港からです。
今からデイトンに行くので、今晩一献どうですか?という連絡です。Kさんというのはある会社のアメリカ駐在社員の方で、仕事とは全く関係のない世界でお付き合いをしている方です。

Kさんがデイトンに来る用件は1年に1回世界中の元ラジオ少年(今はラジオおじさん)が集まる大イベントがあるので、それに参加するためなのです。そしてKさんにはTさんという日本からの出張者も同行しており、Tさんもラジオおじさんでデイトンのイベントに参加されるのです。

Kさんの電話で決心がつきました。それまでもメールで連絡があったのですが、どうしようか迷っていたのです。

久し振りのKさん、Tさんと会っての一献、一旦家に帰ってから出かけるという手もあるのですが、エーイ面倒だい!デイトンの近くのホテルに1泊して、腰を据えて徹底的に飲む事にしました。

早速インターネットでKさん、Tさんの泊まっている同じホテルに予約を入れます。160ドルの部屋しか空いていませんが仕方ありません。

そして家に電話を掛けて、カミさんに泊まる準備を頼んで、夕方の4時半に会社まで来てもらい一緒に出かける事にしました。

どうせ1人で泊まるのも2人で泊まるのもホテル代は同じだし、会社以外の人との宴会に参加するのも気分転換になるだろうと思ったからです。

夕方というか午後4時過ぎ、新しい日本人駐在員のYさんに今日はちょっと早く帰るからと言って事務所を出て、駐車場で待っていたカミさんとトロイという市に向かいます。
会社から1時間ちょっとでホテルに着き、チェックイン。時間はちょっと早かったのですが、待ち合わせのデイトンのAという日本レストランに向かいます。

予約してあった部屋に行くと10人分の席が準備してあります。この左側には大きな冷蔵庫、キッチン、電子レンジがありますこのデイトンでのラジオおじさんの世界イベントに参加するために、北海道から見えたご一行も一緒に宴会に参加します、とKさんが言っていたのを思い出しました。
とにかく宴会は人数が多い方が楽しい、という事で予定の7時から9名で開始しました。

北海道からの方は初対面と思っていましたらそうではなく、2年前にも他のグループの宴会で同席をした方達でした。
この方達はこれで4年連続でデイトンに来ており、この後ナイアガラ、NYと観光をして日本に帰るそうです。(スゴイ!)

アトランタのKさん、Tさん、私の3人は途中で日本酒を注文。面倒なので一升ビンで持ってきてもらいました。
銘柄は忘れましたが1本70ドル。味はよく覚えていません。

7時から始めた宴会、一応10時ちょっと過ぎにお開きで全員ホテルに戻りました。カミさんの運転する車の横に座っていたのは覚えていますが、記憶はかなり疎らであります。

更にKさんの部屋で2次会、この辺の事になると記憶はもっと疎らであります。ホテルは大きなソファーがあり、キッチンもついており、食器とかも全部揃っている形式で私は気に入っています。部屋も十分なスペースがあり7〜8人くらいでしたら十分に宴会はできます。

という訳で久し振りに元ラジオ少年、現在ラジオおじさん達は無邪気にラジオの話をしながら、夜遅くまで痛飲をしたのでありました。
さて本番のデイトンの元ラジオ少年のイベント、天気も良く快晴の中で行われました。何千人、いや3日間では延べ数万人も集まったのではないかと思います。
最初のうちはちょっと2日酔い気味だった私ですが、会場に着いた頃からは普通の状態に戻り、フレアマーケットを探索しました。

デイトンは私の住んでいるコロンバスから車で1時間15分くらいのところで、私は日本から来る人に比べると非常に恵まれています。たまたま近所に住んでいるので、こうやって出かけたのですが、日本にいたら果たしてここまで来る勇気があるか疑問です。(多分来れないだろうナー。)

何はともあれ私の主たる目的である、日本からのお客さんと友達による宴会はしっかりと酔っぱらうことができて、大成功に終わりました。
さて来年のこの日もここで宴会をやっているのか、それとも、、、何しろ今年で10回目イベント参加ですからね、、、。
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