05−07−10 戦争は毎日の出来事? 
7月2日からの夏休み、こちらでは7月4日の独立記念日を挟んで休みがありますが、これは主として製造業だけで、一般的には日本のお盆休みのような習慣はありません。各自がそれぞれのスケジュールで休みを取るだけです。

サンフランシスコへの旅行から帰ってきた翌日、朝起きてフロントヤードの、「私の花壇」、を見てびっくり。1週間で白い花が咲き乱れています。

適当に植えただけなので、見栄えは相当にヒドイ花壇ではありますが、これだけたくさん咲くと結構きれいです。
花の種類と植え方をもっと工夫してきちんと植えれば、いい線いけるかも。

それと木を切り倒してボロボロになった芝生もパッチを当てたり、種を撒いたりしたお陰で、何とか緑で覆われております。

一度はウサギに食われて全滅した私の花壇。
再度植えた苗からは蕾が次から次へと出ていますので、当分は花を咲かせると思います。

花壇を作ってから、他の家がどんな風に作っているかとか、会社のあちこちに業者に頼んで作ってある花壇がどのように作っているか、そういう事が気になるようになっています。

2ヶ月前に花の苗を買いに行ったときに、カミさんが花ではなくピーマンの苗も買ってきて、これを玄関先の花壇の隅に植えてありました。

たった1本だけですが、この日よくみると大きな実が一つぶら下がっているではありませんか。
花もいくつか咲いています。

こんな玄関先でも実をつけるのですね。
さっそくその実をもいで、どうやって食べるか考えました。(そんな考える程の事ではないのはわかっていますが)

で、結局天ぷらにして食べる事にしました。一杯やりながら、慎重に賞味。

これが驚くほど柔らかい。
いつもスーパーで買ってくるピーマンとは全然違う代物です。ちょっぴり感激です。

こちらのピーマンは、非常に大きなサイズで10cmくらいは優にあります。
日本で売っているような小さいピーマンは見たことがありません。
来年は花壇には花なんか植えないで、野菜を植えるかな?花よりダンゴの心境になりつつあります。結局は、液体燃料をおいしく頂くためでしたら何でもやるという事です。

3週間程前にテレビが壊れて、テレビのない生活をやっておりました。
壊れたテレビは日本でも4年以上使っていたもので、つまり13年間動いていた事になります。私はテレビのない生活にあまり不自由を感じない方です。

とはいうものの、カミさんの強いリクエストでやはり買いに行く事にしました。
車で6−7分のところに全米チェーンの大きな家電販売店があるのでそこに行ってみました。

テレビって、今安いのですね。車に積んで持っていくので、SONYのフラットスクリーンの20インチを購入、250ドル(2万8000円くらい)。
これでもやはり箱のままでは私のセダンの車には入らないので、テレビを箱から出して、箱はその店に置いて本体だけを積み込んで持って帰りました。

ところが20インチではやはり小さすぎました。そんな訳でもっと大型のものに交換をするためにこのテレビを返品に行きました。
昨日買ったばかりとは言え、箱なし、説明書は既によれよれ。

でも、ナーンにも言わないで、持って行ったテレビはチラと見ただけで、チェックもせず倉庫の奥にポーンと置いて、新しい27インチのテレビを受け取る事ができました。
追い金は110ドル(約12000円)

またまたアメリカの買い物における返品交換の大らかさを体験しました。でも27インチのでっかいフラットスクリーンのSONYのテレビが360ドルって、エライ安い感じですが、最近はこんなもんなのですかネー。。

ロンドンでテロによる爆破事件があり、50人以上が亡くなっていますが、新しいテレビでローカル放送を見ていましたら、コロンバスの南の方の出身の陸軍の29才の兵士がアフガニスタンで戦死したニュースをやっていました。
2月前は同じく会社の近くの郡(カウンティー)出身の海兵隊の兵士がイラクで戦死をして、それを追悼する記事がローカル新聞に大きく出ていました。

アメリカは全軍が現在のところ志願制で成り立っており、イラクへの駐留の長期化に伴い、軍への志願者の不足が深刻な問題になっているようです。
以前であれば、軍が任期継続を拒否した不良兵士でも任期を継続したり、高校卒業生を巧みに勧誘して入隊させたりしているのが問題になっています。

イラクに行かない、というのを条件に高校を卒業したばかりの若者を陸軍に入隊させ、ところがナゼかイラクに派遣されて戦死した兵士の母親が大統領に講義をして、そしてその母親が逮捕されて話題になっておりました。
私の会社からも現在13人の予備役の兵士が軍務に就いております。彼らが職場に復帰するのはいつになるのでしょうか。
それとアメリカ人と日本人の違い。

日本人は「戦争は悪」、と考えますが、アメリカ人は「戦争を正義」、と考えているようです。ですからそこのところを理解しないとアメリカの事、なかなかわかりににくいのです。

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