05−03−25 ひとまず、締めくくりです

日本人駐在社員に人事異動があった場合、オハイオ人達も送別会・歓迎会を催してくれる時があります。
今回もある日本人駐在社員の日本への転勤による送別会をオハイオ人達がやってくれました。
我々日本人だけの送別会は別にやってあるので、日本人は行く必要はないのですが、ま、せっかくだからという事で行くことになりました。

場所は会社から車で12−3分くらい走ったところにある小さな町(村というか?)、何の変哲もないパブレストラン。
オハイオ人達がやる送別会は、食べ物とかはあまり出ません。
チーズとセロリが皿に盛られて隅っこの方においてあるだけです。鶏の手羽でもあれば、これはごちそうの部類であります。

飲み物は各自がバーで自分のお金で買って、勝手に飲みます。大体がビールを飲みます。
ビールは瓶(小瓶:350ml)のまま、無愛想なオネエさんがヒョイと手渡すだけです。
コップは言わないと、出てきません。
そのビールを瓶のまま、口にあてて飲みます。

私は通常飲んだとしても2本、普通は1本です。
これとチーズの切れ端とかをかじって、で1時間から1時間半以上間を持たせます。

適当にオハイオ人とおしゃべりをしますが、英語をしゃべるので、やはりリラックスはできません。
で、私はあまりしゃべらなくてもいいように、普通はビリヤードとかダーツをやります。

ダーツはあまりうまくありませんが、ビリヤードは普通にできます。
今回のパーティーではビリヤードをやりながら、ビール1本とセロリ4本、チーズの切れっ端2つ、それに鶏の手羽2個を食べ、約2時間を過ごしました。

そして家に帰った時は腹ぺこになっていましたので、急いで夕食を食べました。オハイオ人が主催するパーティーは形式をよく確認しないと、空きっ腹で家に帰る場合が多いので要注意です。
これはクリスマスパーティーでも同じでした。

「今日はアメリカ人のパーティーね、じゃ食事作って待ってるからね。」、カミさんも私が腹を空かして帰ってくる事を、ちゃんと分かってくれています。

今日はその転勤者がいよいよコロンバス空港から日本に向かって帰る日なので、空港まで見送りに行ってきました。
今日は金曜日なのですが、イースターとかいう日で休日。休日に出発するなよなー、それが気配りというもんだぜー、とかブツブツ言いながらも、手を振ってバイバイ。

さてと、見送りを終えた7人はゲート入り口から歩き始めたので、
「今日は休みでもあるし、せっかくだからちょっと一杯やりますか。」
と話を持ちかけたところ、全員大賛成の様子。

場所はIさんのアパートで、時間は6時30分から。
さて、何がせっかくなのだろう?ま、難しい話は抜きにして、、、。

Iさん宅では2−3週間前にカナダから転勤してきたSHINさんのプライベート歓迎会をやっています。
申し訳ないなーと思いつつも、部屋の提供をお願いしました。

カミさんに何か準備を頼もうかと思いましたがこの前の時に持って行った、握り寿司の盛り合わせが好評だったので、今回もそれを注文して、持参。

Iさんが準備してくれた料理とか、Hさんが持参してくれた料理とか、みんなが持ち寄った食べ物を肴に、先ずはカンパーイ!
何に乾杯なのか、それば別としまして、とにかくリラックスして純日本風のプライベートパーティーの始まりです。
Hさんは先日の日本出張で買ってきた日本酒も持ってきてくれたので、これを頂きました。

非常に美味しい日本酒なのですが、如何せん700ml瓶!
あっという間に空っぽになってしまい、Iさん貯蔵の焼酎とかワインに切り替えて続投です。

Iさんは先日一番上の娘さんが結婚されました。2番目の娘さんは、私の娘と同じ年だったと思います。やはりオハイオに連れてきて、高校3年間を過ごし、日本に帰りました。

この時奥さんも一緒に日本に帰られ、以来単身赴任。私に常々、「SHINさん、いつになったら単身になるの?単身クラブに入れてあげるよ。」、と言われています。

Iさんとは年令も同じで、私よりも1年後にオハイオに来られました。
私とIさん、どちらが先にオハイオから出て行くのかなー。オハイオの次は日本とは限りません。
最近海外間の転勤が段々と一般的になってきています、、、、Iさん、、、、、。

この日は最後には私のカミさんを入れて8人が集まり、私も結構酔っぱらってしまいました。

まあ、こうやって駐在社員がどこかの家に集まって、酒盛り(パーティーという人もおります)もたまにはいいものです。

酒盛りはどこか日本レストランでやるのもいいのですが、どうも落ち着きません。
オハイオ人が集まるパブレストランも悪くはないのですが、日本人が6人も7人も行って、固まってやるのはちょっと気になります。

やっぱり、うんとラフな格好をして手作りの料理を肴に日本酒チビチビにかなうものはありません。

右の写真のように、いつまでもああでもない、こうでもないと言いながら、ダラダラ飲んでいる飲兵衛のグループを横目で見ながら、床にごろっとなってテレビを見る方も見えます。
とにかく、リラックス、です。

間もなく冬も終わり、春です。
オハイオは日本の春のような感じではなく、冬が終わったかナーと思うと、あっという間に初夏の感じになります。
この感じは、北海道に住んだことのある人にはよくわかるそうです。

外で活動ができるようになると、オハイオは素晴らしいところです。車で数時間以内のところに自然を満喫できるところがいくらでもあります。日本で言うところの観光地とはちょっと違うのですが、そのような場所も一杯あります。

さあ、戸外で行動できる季節が目の前にやってきました。今度は酒盛りも外でやりましょう!
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