04−12−24 マイナス17℃の朝

さて今日から10日間の休みです。
本当は昨日から休んでいたのですが、これは大雪の影響によるプラス1日のおまけで、やはり気分的には今日からが休みです。

2日前からの大雪は日本でも、「アメリカ中西部地方、大雪。」、とかで報道されたようで、たまたま日本のある人と話をしたらそんな事を言っていました。
今年の大統領選挙といい、この大雪といい、オハイオって少しは日本で名前が売れたかな?

さて、今日の朝起きて外を見ると雪は既に止んでおり、空は快晴です。
でも何だか寒そう。コーヒーを炒れて、テレビを見るとコロンバスの今日の最低気温はマイナス21℃!!

エー、そりゃスゴイ。最高温度もマイナス11℃でこれは予報どおりです。

で、ガレージは何度かなと見ると、今マイナス5℃。その温度計を外に出すとマイナス17℃!!

我が家では冬の間はビールは冷蔵庫に入れません。ガレージに買ってきたまま置いておくと、ギンギンに冷えます。

玄関を開けて外を見るとびっくり!樹氷と言うのでしょうか、木の枝が氷で覆われたようになっています。

さっそくカメラを持って、外へ。でもTシャツ1枚じゃちょっとまずい。マイナス17℃ですから。

そんな訳で、靴下も履かず、ジャンバーをひっかけて外へ飛び出しました。
何だ、マイナス17℃なんて大した事ないじゃん!なんて言っているうちに、どうしようもなくなります。

大体1分です。この格好で外にいれるのは。
直ぐに寒いと言うより、ガーンという冷たさが身体全体を包み込んできます。

カメラを構えて写真を撮っていると、車を運転して外出していく近所のアメリカ人が不思議そうな顔をして私の方を見ています。

そりゃそうでしょう。このクソ寒い中、素足でサンダルだけ履いた日本人が、何か写真を撮っているのですから。

快晴の中のマイナス17℃の雪景色と樹氷。
なかなか綺麗です。ちょっぴり感激です。
氷に太陽が反射して、キラキラ光っています。このようになった景色を見るのは、オハイオに来て9年目、初めての事です。

余談ですが最近感じることの一つに、感動的な風景を感動的に撮影する事の難しさがあります。ここのところ失望の連続です。やっぱり新しいカメラを買おう。イヤ、写真はカメラではなく、テクニックを磨くのが先かな?
でもやっぱり買おう。

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