04−10−31 時間食い虫
日本出張で持ち帰ったPCソフト。
日本語のPCソフトはアメリカでは手に入らない事はありませんが、日本で買う1.5倍ー2倍の値段です。
そんな訳で、今回は日本の友人に予め買っておいてもらったソフトと、自分で買ってきたソフトをオハイオに持ち帰ってこれのインストールを行いました。

私のPCは自作で、OSは未だにWINDOWS−MEという代物。
まあ、世の中の流れに沿ってWINDOWS−XPにアップグレードをしようと、ソフトを買ってきた次第でした。
29日の金曜日、ちょっと速く帰宅をして、食事もそこそこに部屋に入り、インストール開始。

MEの環境を継続した、アップグレードなので簡単にできると思って始めたら、そうは問屋が卸しません。MEでは使えても、XPでは使えないソフトが幾つもあり、その中で致命的なものが、モデムのソフト。

今のモデムはメーカもわからない怪しいモデムでドライバーCDもないので、仕方なく金曜の夜はこの部分をスキップして、インストール終了。

翌日さっそく近所のPCショップに行って、新しい一応名の通ったモデムを20ドル(約2000円)で買ってきて、再度インストール。
ところが結果は同じ。おかしい、とにかく考えつくありとあらゆる事を土曜日の夜中までやってみたのですが、ダメです。
仕方がないので、やりたくはなかったのですが、MEの環境を捨てて、XPの新規インストールをする事にあしました。

ところがこれでもダメ!
新規インストールは、これだけで6時間以上がかかってしまったのです。

XPのメニューからの、「新規インストール」、は実は完全な新規インストールではなく、MEの環境をある程度引きずっている新規インストールだったのです。
カッカしてDOSのコマンドをたたいてハードディスクをフォーマットして、やっと新規インストールができました。

私はメールのソフトにNETSCAPEを使っていたのですが、これも新規にWEBサイトからダウンロードしなくてはならない事がわかり、27MBを56Kの電話モデムでダウンロード。これだけで1時間半くらいかかりました。

ところがこのソフト結果的には使いませんでした。理由はXPとかのMS系のソフトとの相性が悪かったためです。
これらの作業が何とか終わったのが、日曜の夜の9時頃で、つまり金曜の夕方から丸2日間、食事の時間と2日間睡眠時間の10時間を除く30時間以上をPCのOSのアップグレードだけのために使ってしまいました。

貴重な土日の全部を注ぎ込んでやったPCのOSのグレードアップによって私は何を得たのでしょうか。MEより少しカラフルな画面、それに少しだけソフトの作動の安定性を手に入れたかもしれません。

でもまだ問題が全部解決した訳ではありません。WEBカメラがまだインストールできていないです。

そして費やしたのは時間だけではありません。部屋の中は机の上も含めて散らかり放題、2日間ずっと椅子に座り続けたので腰も痛くなってしまいました。飲んだコーヒーとかお茶は10杯以上、目もうんと疲れてしまいました。

ボードを何回も差し替えたり、7GB近くのデーターのバックアップを取ったり、何十枚というCDから業務ソフトをインストールしたり、もうクタクタになってしまいました。部屋の後片づけも大変です。

ちなみに日本にいる友人のYさん、この人も新しく買ったWEBカメラのインストールに手こずっており、もう何日もトライをしているそうです。
PCって個人の貴重な時間をガブ飲みする魔物だと思いませんか?
アーア、疲れた!
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