03−06−19 テネシーまでの日帰り出張
今日はテネシーのLEXINGTON(レキシントン)の取引先への出張。
今週はとにかくバタバタしており、22日からは日本への長期出張の予定もあり、行くかどうするか最後まで決めかねておりましたが、結局行くことに決定。

もうちょっと数を絞りたかったのですが、仕方がないという事でメンバーは6名。私はこのような大勢のメンバーでの出張は殆どなく、大抵が自分だけ、又は多くても2−3人です。
という事は、通常はコマーシャル(エアーライン)の飛行機を利用して目的地まで行きます。

今回はこのような大勢なので、チャーター機を利用しての出張となりました。ですから私の場合、チャーター機の利用は初めてなのです。
チャーター機はとにかく便利。
先ず空港はコロンバス空港まで行かなくても済みます。私の家から車で6−7分で行ける飛行場から乗れます。面倒なチェックインとか手荷物の検査もありません。(コロンバス空港でも20分で行けるのですが。)
小さいながらも待合室もあります
離陸の15分くらい前に行って、ポンと乗るだけ。
私は30分も前に飛行場に行ったら、M君というアメリカ人がポツンと外のベンチに座ってタバコを吸っております。
しばしコーヒーを飲みながら、世間話。

20分くらい前に全員が集まりました。あれ、一人多いぞ?
そうです。調達部門のTさんは通訳の女性を連れての出張なのです。
Tさん、ちょっと贅沢とちゃう?彼の部下であるS君に聞いてみました。

「Tさん、いつも通訳付きで出張?」
「はい。多分。詳しくは知りませんけど。」

飛行場のエプロンには2−3機のチャーター機があり、ちょっと離れた別のエプロンには単発、双発の小型機が2−30機も置いてあります。
ここの飛行場は買い物に行く時とかに横をとおりますが、やはり飛行場というだけあって広い。

10年以上前に日本からオハイオに長期出張したときはこの飛行場に隣接したアパートに入っていたなー。

飛行場の原っぱには馬がいて、その糞にたかるハエがよく飛んできたなー。今でもそうかなー。

ま、とにかく7名で飛行機に乗り込んでテネシーまで。
乗る前に副操縦士が、
「ではサウスカロライナのレキシントンに向かいまーす。」
と言ったので、私たちは大慌て。

みんな: 「おい、おい、違うよ。テネーシーだろ!テネーシーに行くんだよ!」
副操縦士: 「失礼しました。テネーシーのレキシントンでした。ハイ。」

大丈夫かな、このパイロット。
テネシーのレキシントンまでは2時間のフライト、でも1時間の時差があるから8時前に到着です。
着いたのはこれも小さな飛行場。取引先の方が出迎えに来てくれておりました。

会社まで車で5分。
運転をしてくれた品質管理のマネージャーの話によると、この前の竜巻で付近の家とかが相当な被害に遭ったと言っており、実は会社も玄関の辺りが破壊されたため、工事中でした。

取引先には日本人のMさんという社員が一人いて、ややこしい話になった時は非常に助かりました。こちらは日本人4人にアメリカ人2人、相手はMさんを除くと当然ですが全員アメリカ人ですから。

8時半頃から始めた会議は大いに紛糾。
どうしても我々の考え方と合いません。でも何とか我々のやり方に答えようと努力する姿勢には好感が持てました。
12時前に一旦打ち切り、工場に向かうことにします。

工場で実際の現場に行っていろいろと確認。私はいつも現場ではそこの作業員とかに直接話を聞くことにしており、検査をやっていた白人のオバサンに質問。彼女、「?????」
ありゃ?言葉が通じない。
取引先のTさんが英英の通訳をしてくれてやっと通じました。Tさんは多分イタリア系のアメリカ人。

でも何でオレの英語オバサンに通じないの?また自信をなくしてしまいました。
チャーター機の帰りの予定は3時にレキシントンを離陸です。
工場の会議室で本日の積み残しの課題を整理して、取引先に宿題を出して本日はおしまい。

再び車で飛行場まで送ってもらい、直ぐに離陸。
水平飛行になったところで、M君がギャレーからビールを見つけて、みんなに配ってくれました。
一息をつきます。M君はチャーター機での出張が多いようで、いろいろと慣れている様子です。

確かにチャーター機は便利です。
5人以上集まればチャーター機を利用した方が費用としては安く、またエアラインを使うと1泊しなければいけないところが日帰りできるケースが多く、時間的にも大いに効率がいいのです。

さて専属通訳を連れた日本人のTさんとは、来週は日本で別件の仕事を一緒に少しやらなければなりません。
Tさんとはしばらくはいろいろとお付き合いがありそうな雰囲気です。

6時前にコロンバスに到着。確かにチャーター機での出張は便利で、効率がいい。実感しました。
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