02−12−07 最後のトドメ、かな?
12月になるとオハイオにいてもそわそわ、何か忙しい気持ちになります。
今年も12月に一時帰国休暇で日本に行くスケジュールを立てておりましたが、仕事の都合でキャンセル、延期。1月に行くことにしました。

今夜はアメリカ人主催の、「WARM UP WINTER PARTY」。
これは5年くらい前から行っているもので、1回目は、「CHRISTMAS PARTY」、という名前でやりましたが、直ぐにこのような訳のわからない名前に変わりました。

理由は、「CHRISTMAS」、という言葉は、クリスチャンを対象にしており、社員の中にはイスラム教徒も、仏教徒もその他いろいろな宗教の人間がおり、この言葉を使ってパーティーをやるのは他の宗教の人達に対するキリスト教の押しつけ強要である、とか何とかの理由でこうなりました。

クリスマスをお祝いする、つまりキリスト様の誕生日を祝う、これはクリスチャン以外の人には何の関係もないことは確かです。アメリカって難しいところです。

クリスチャンでもないオジサンがクリスマスケーキを買って家庭で食べたり、「クリスマスパーティーだ!」、とか言ってドンチャン騒ぎをやっている日本は一体何なんでしょう?
まあ、とにかく楽しければいいジャン!そういう事でしょうか。私もどちらかと言えばこの考え方に近いものがありますケド。
実は私はこのパーティーに行くのは初めてなのです。
正直言って、アメリカ人のやるパーティーは、ちっとも面白くない。三々五々集まって、ただビールをなめて、ペチャクチャおしゃべりをして、適当に帰る。本当にこれだけです。

「えー、本日はお忙しい中、多数のご参加、まことにありがとうございます、、、、ではXXさんからのご挨拶を頂きます、、、、、ありがとうございました。次にXXXさんの音頭によりまして乾杯を行いたいと思います、、、、。」
これは日本の普通のパーティー(宴会とも言う)のやりかたで、その後は座が乱れ、かくし芸をやって、更に2次会へと突入。
日本に駐在したアメリカ人は腰を抜かした、という話を何回も聞いた事があります。

それよりも一番の違いは同伴で行う点です。
つまり結婚している人は原則として奥さん、結婚していない人は適当にみつくろって誰かを。正直言ってメンドクサイ。

食べ物はセロリの切れ端と、ピザ。たまにチキンのロースト。飲み物はビールか何かを自分で買って飲む。

とは言うものの、今年はオハイオ人にアレコレ言われたので行ってみる事にしました。
場所はコロンバスで一番でかいモールの中のプールパーを貸切です。
時間は午後8時から、夜中の2時まで。これはこの時間が貸し切ってあるという意味です。

さて、アメリカ人はどんな相手を連れてくるのかな?Jさんは最近苗字が変わったけど、あっ、今度の彼氏はあいつか。
でもJさん確か高校生の息子がいたよな、、、。

突然、Kさんがでっかい声で、「HI、SHIN!」、と後ろから。Kさんは独身、そうかこれが今の彼氏か。適当に挨拶をしていると、今度はD君。ン?随分べっぴんさんの彼女じゃないか。あれ?でもこの前会ったときとは違うなー。
それにしても随分年上だなー。

こんな具合で、楽しみがないわけではありません。
そのうちに手持ち無沙汰になってきたので、同じ日本人駐在のKさんとビリヤードをやります。本当に久し振りで、ちょっとカンが取り戻せない。以前は随分やって、イイ線いってた時もあったのですが、、、。結局一勝一敗の引き分け。

日本からの出張者のYさんご夫妻も来ておりました。Yさんは4年前までオハイオに駐在、帰るときに娘さんを残して日本に帰りましたが、今年の秋アメリカ人と学生結婚。

Yさんの出張に合わせて、先日から奥様もオハイオに来て娘さんの生活ぶりを見に来ていたのです。

カミさんはYさんの奥さんとは初対面でしたが、そこは日本人。2人でずっとぺちゃくちゃやっておりました。
会場のプールバーは2階で、ここは貸切。1階は一般の客も多く、ごった返しております。

2時間半ほどで日本人4人は帰ることにしました。やっぱりアメリカ人の4時間、5時間の宴会はどうもついていけません。外に出ると、やたらと黒人が目立ちます。ちょっとヤバイ感じ。
それに対応してか、お巡りさんの姿も目立ちます。

パーティーとはいうものの、日本流のごちそうがしっかりと出るわけではないので、お腹がすいております。きれいなイルミネーションの中を歩いて、コロンバスで12軒目の日本レストランに入って軽く食事をして帰りました。
同じ駐在員のIさんは毎年このパーティーに参加しておりますが、必ず食事をしてから来るそうです。
でないと、「お腹が減ってしょうがない。」、とのことでした。

今夜は純オハイオ流、WARM UP PARTYでした。
「えー、ではこれにてお開きにしたいと思います。では、皆さん、三々七拍子でお手を拝借、締めたいと思います、、、、。」、もちろんこんなのもありませんでした。
2週間ほど前に、それまでガーガ−とうるさい音を出していた食器洗い機が、とうとうウンともスンとも言わなくなってしまいました。
食器洗い機なんかなくても、たかが夫婦2人の食器、手で洗えばいいじゃないかと思うのですが、あるのに使えないと言うのはやはり気になるところ。

仕方なく、交換です。食器洗い機もピンキリで、会社のアメリカ人に聞いたところ、「SEARSがいい。」、とのこと。

早速2年ほど前にできた新しいシアーズに行って買ってきました。
アメリカの食器洗い機はサイズが決まっていて、70cmX80cmX80cm程で、電気とお湯をガブ飲みする、日本ではとても使えない代物です。

本体は500ドル弱ですが運送代、台所への取り付け作業など込みで600ドル!

同じく先週、アメリカ生活の長いNさんに、今年後半は家の中のものがあちこち壊れて参りましたと話をしたところ、
「保険に入るといいですよ。年間350ドルくらいで、エアコンから、給湯装置、その他殆どのものをカバーする保険があります。」、との事。

来年は間違いなくエアコンと給湯装置が壊れそうです。そうそう、ガレージのリモコンのシャッター開閉モーターも変な音を出しています。早く保険に入らないととんでもない出費を迫られそうです。
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