０１−０１−２７　初めて娘のアパートへ

日本に着いてからは朝から夜遅くまでスケジュールはびっしり。今回はちょっと欲張りすぎたかな、と反省。でも一旦組んだスケジュールは簡単には変更できません。 そんな中、昨夜は日本に行ったときは必ず会う、社外のメンバーと食事。待合いの場所は大宮近郊。都内からは埼京線に乗って３０分少し。７時３０分ころ急に電車が止まってしまいました。新大久保駅で人身事故が発生。隣接している埼京線もストップとの事。 後で知ったニュースでは駅に転落した酔っぱらいを助けようとした２人の人を含め、３人が電車にひかれて即死した大事故があったのです。 事故で遅れること約１時間。やっとメンバーに会って久しぶりの歓談。 他の３人は既にかなり出来上がっており、私も負けずにピッチを上げて追いつきます。 連日のハードスケジュールと時差ボケでの睡眠不足で、あっと言う間に私もベロンベロンに出来上がってしまいました。 昨年暮れに貿易会社を定年退職、引き続き嘱託として勤務されているＳＡさんもかなり出来上がってしまい、２次会を辞退され帰宅してしまいました。 そこで残った３人で更に飲み直し。 終わった頃には都内に戻る電車はとっくになくなってしまい、結局Ｍさんの家に泊めて頂く事になりました。 何時に家に着いたのかよく覚えておりませんが、Ｍさんの家で床に就いたのは確か明け方の３時頃ではなかったかと思います。 奥様、申し訳ありませんでした。

朝早くＭさんのお宅から一旦都内のホテルに戻り、シャワーを浴びて荷物をまとめて１時３０分の新幹線で名古屋まで。関東地方は朝からの雪で飛行機が殆ど欠航。その客が新幹線に乗り換えており、東京駅は大混雑。切符を買うのに３０分以上も並ばされました。 ４時少し過ぎに名古屋駅に到着。この日は名古屋にいる上の娘と、津にいる下の娘と待ち合わせがしてあったのです。待ち合わせの場所は近鉄の改札口、なかなか２人は現れません。 ３０分後に会えましたが、何と２人は新幹線の出口で待っていたのです。 「待ち合わせは、近鉄の改札口って言わなかったっけ。」 ２人を連れて早速食事でも。その前に新しくできたＪＲの駅ビル（何十階だかの巨大な建物）の中にあるデパートを「見学」。すごいビルでした。 食事はこのビルではなく隣の松坂屋の中にあるレストラン街に行くことにしました。 このビルのレストランは結構な値段で、貧乏学生の２人にはふさわしくない、イエ、私にはふさわしくないと判断したからです。 ２人は普段食べていないものがいいという事で、結局は寿司屋へ。私も日本出張時は平日はロクなものを口にしていないので、賛成。 ３人で確か５人前程を注文してこれをペロリ。 注文したものを一気に持ってきたので、テーブルの上は一杯になってしまい、店のお姉さんがびっくりしておりました。 娘達にもビールを飲ませてみましたが、飲んだ後に舌なめずりをしておりました。 オイ、それはやめろよナ。学校の事とか、生活の事を聞いたり時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。 お腹が一杯になったところで、次はデザート。 デザートはやっぱりＪＲの駅ビルの方が良いと言うことで、再び駅ビルへ。この辺になると睡眠不足と旅の疲れで、私もさすがにもう疲労困憊。 娘達に言わせると口数が少なくなってくるので、私の疲労の状態は直ぐにわかるそうです。 デザートのケーキと飲み物をとった後上の娘と別れて、私と下の娘は近鉄で津まで。ここからタクシーに乗って、やっと下の娘のアパートに着きました。 ここに来るのは私は初めてですが、まあまあの環境。７階建てでエレベーターまでついています。学生というと四畳半の部屋に、共同トイレ。このイメージは私の世代だけかな。

翌日の日曜は娘の作ってくれた朝食を食べ、一服して学校の方へ行ってみました。学校はアパートから歩いて５分程。私は津で育ったのですが、この学校の近辺はあまり詳しくありません。 休みですから学生の姿も見えず、ぶらっとキャンパスの中を見せてもらいました。 工学部、医学部、生物資源学部、教育学部、ありました、娘の行っている人文学部の建物が。一番小さい建物で、他の学部の建物に比べるとこじんまりしております。 まあまあの環境で、清掃状態もそんなに悪くはないし、安心をしました。 でも娘の友達に会いたかったナー。今度来たら会わせてもらおう。 １時間程でアパートに戻り、そこで待っていた私の父の車で、父母達の家へ。父母の家はここから車で２０分ほど。私は父母に会うのは確か１年ぶりです。 アメリカから日本には時々は来てきるのですが、会う機会というのは多くはありません。 父は７７才、まだ車を運転しておりますが、ちょっと心配です。 父母と私、そして下の娘の４人で食事をして、娘は明日学校が早いからと、夜遅くアパートに帰って行きました。 私も明日の朝は早く家を出なくてはなりません。日本出張でのつかの間の父母、そして娘達との面会でした。