00−07−22 沖縄サミットとアメリカの報道  
毎日の通勤は車で約30分、距離にして50kmくらいですが、誰もがやるようにラジオを聴きながらの運転です。21日からは日本の沖縄でサミットG7が行われる事は日本の新聞で知っておりました。

やはり今日の朝のラジオのニュースでもこれを取り上げており、ました。英語のしかも早口のニュースなので多分、半分くらいしか理解していないと思いますが、一生懸命に聞いてみました。

私のわかる範囲では次のとおりでした。
クリントン大統領は、長い日本への旅に出た。行ったところはオキナワで、わが国の陸海空海兵の4軍が駐留するところである。

オキナワは55年前に太平洋戦争で1万人のアメリカ兵が殺された、大きな戦いのあった島である。(日本人が何人死んだかは言っていなかった。)
クリントンはここでロシアの大統領と会談をする事になる。それと中東問題がヨーロッパの首脳たちと議論されるだろうが、クリントン大統領は中東和平のリーダーであり、、、、、

大体以上のような感じで、半分以上が中東和平の事で、森総理の名前も、日本で各国首脳の受け入れでバカ騒ぎしている様子も何も、報道はありませんでした。
ちょっと気になったので、夜のテレビを見てみました。
大統領が沖縄に専用機で到着した場面で出迎えに来た、河野外相がちらっと写ったのみで、後はアメリカ軍の司令官、その他基地の画像が大写し。

そして沖縄戦の映像がかなり長く流れて、ここでは日本軍が12万人、住民が15万人、アメリカ兵が1万人死んだ事を数字を上げて取り上げ、基地反対の日本人が手をつないで基地を取り巻いているようすが映し出されておりました。

やはり注目はロシア大統領との会談、中東和平の合意を各国首脳から得ること等が中心である、というような報道でした。

以上がアメリカのラジオとテレビの報道で、どちらも大体似たような内容でした。
つまり、オキナワはアメリカ人が1万人も殺されて「占領」した島であること、ロシア大統領と会談すること、中東和平が議題になること、の3つでした。

カナダとか、イギリスとか、それぞれの国の報道は異なるのでしょうが、国によって捉え方が違うのは当然ですが、アメリカ兵が「1万人」も殺された島、という意味で我々日本人とは全く違った捉え方をしているのが極めて鮮明に伝わってきたのがアメリカの報道の特徴でした。。
今日は土曜日、少しゆっくり起きて、コーヒーを飲みながらバックヤードを見ると、大きなウサギが3羽、デッキの下に走り込んで行くのを発見!今年はこのデッキの下で子育てをしております

さっそくデジカメを持ってヤードに飛び出しましたが、ウサギの写真は撮れませんでした。

ここに引っ越してきた当初は、ヤードに穴を掘って、ウサギがこどもを産んでいたのですが、大体は2ー3日で全滅。カラスが穴を急襲、小ウサギを食べてしまうからです。

あまりかわいそうなので、穴に覆いをかけてやった事もありましたが、この時は全部生き延びて、大きくなって出ていきました。
ウサギの夫婦も考えたのでしょう。デッキの下での子育てなら、カラスにも襲われないし。

まだウサギがヤードの中に穴を掘って、こどもを育てていた時、穴からよちよち出てきたウサギを娘が踏んでしまった事がありました。
「キー!」というどこからこんな鳴き声が出るのだろうと思うくらいのすごい声。拾い上げると前足が骨折しており、耳からもわずかに血が出ております。

どうしようもありません。
助かるのか。体が震えて、足がだらりとなっておりました。

夜でしたが私と娘は、近所のスーパーに牛乳を買いに行き、そのウサギに飲ませしましたが、子ウサギの体はだんだんと冷たくなって、2日程で死んでしまいました。

カミさんと娘がアメリカに来て1カ月目くらいの出来事でした。
それ以来、毎年ヤードでこどもを産むうさぎを見る度に、あの時のちょっぴり悲しかった出来事を思い出します。


上の写真はたまたまデッキの下からヤードに飛び出してきた親ウサギです。
体長40cmくらいの大きな目をしたかわいいウサギです。他人のデッキの下を使ってはおりますが、特に仁義は切ってくれません。
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