00−01−22 Y2K未対応ソフト発見!
昨年はコンピューターのY2K問題が大いに話題になり、それこそ世の中が滅茶苦茶になってしまうような報道までありました。
企業、政府はこの問題のために、世界中で何十円というお金を使って、対応をしましたが国によってその対応のレベルに違いがあったりしたので、深刻な問題が出るのではという報道がたくさんありました。

しかし、飛行機も無事飛んだし、電気や水道が止まる事もなかったし、銀行の預金がなくなったりする事もなかったし、何も起きませんでした。
細かいところでは問題があったようですが、少なくとも世の中が混乱するような出来事は今のところありません。
アメリカでも相当に騒がれ、一般家庭では食料水の買いだめ、現金の引き下ろし、ガソリンの買いだめ等が大々的に行われました。買い込んだ食料、殆ど無計画に見えます
特に、アメリカでは買い物に現金を殆ど使わないため、ATMの故障、クレジットカードの決済の停止が日々の生活に大きく影響を与えるという事から、普段は持たない現金を多くの人が持ったようです。

仮に問題があったとしても、何とかなるんじゃない?という気持ちで私はおりましたので準備は特にしませんでした。
不謹慎ではありましたが、逆に何が起きるのか、興味津々の気持ちでおりました。

しかしカミさんは食料水の買い込み、それと電気ガスが停止したときのために、暖炉で燃やす薪の代用品を買ったみたでした。
ガスが止まると、暖房がストップしてオハイオの冬の寒さでは家の中にいる事もできなくなるからです。

でも今のところこの準備をしておいてよかった、という状況にはなっておりません。
ある全米チェーンのスーパーでは買いだめした食料、その他を引き取るというキャンペーンを実施している所がニュースになっておりました。

結局はY2Kで一番儲けたのは、これらの食料水を売った商売人じゃなかったのか、というのがどうも一般的な見方になりつつあります。
もちろん何年も前からコンピュータのプログラムの修正対応をしていたからこそ何も起きなかったというのが実際のところでしょう。
それと1年に何回かしか使わないコンピューターのプログラムもあるため、今問題が起きないからといって安心はできないのも事実です。

多分2001年以降になるまで、この問題は完全に安心できないのではないか、と思っております。

でも私は自分の使っているPCのプログラムに、Y2K対応がしてないものを一つ見つけ、ました。それは通信関連の総合ソフトで、かなり有名な会社のものです。

2000年の日付けが70年になっております。
このソフトは、アメリカで特に有名で、日本での定価は5万円近くであったと記憶しております。

私の使い方の範ちゅうではあまり問題にはありませんが、やはりあったのだなー、と実感しております。
この会社のHPを見ても、何もコメントしておりません。

きょうはY2K対応で買った暖炉用の薪の代用品を燃やしてみました。家の暖炉で火を付けるのは初めて、なかなかいいものでした。
よし、今度はこの暖炉の火を見ながら一杯やろう!!

結局私の場合、Y2Kも最後にはお酒につながるのです。
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