99−12−18 伊勢神宮お参り
宿泊している保養所からタクシーで鳥羽の駅まで、そこから宇治山田駅まで近鉄で行き、更にバスで内宮までと距離はあまりないのですが、結構面倒です。
お詣りの前は先ず身を清める
内宮に着いてさっそく鳥居をくぐり、参道をブラブラと歩いて行きます。

冬のせいか、参拝の人は多くはありません。ポルトガル語かスペイン語をしゃべる外国人の団体さんにも出会いました。

この日はかなり気温が低かったのですが、幸いに風がありませんでしたので、体感温度はそれ程低くは感じないという事でした。

但し、私はコートを持っておりませんでしたのでやっぱり寒かった。

旅館に宿泊した人達だと思いますが、旅館の旗をもった仲居さん風の人が大声で説明をしながら通り過ぎてゆくのはちょっと止めて欲しい。

本殿でお参りをします。

よく考えてみるとこの1週間、私は明治神宮、靖国神社、そして伊勢神宮と神社ばかり回った事になります。こりゃ何かの因果かな。

特別なスケジュールがある訳でもないので、あちこちの建物に入ったり、御苑を見たりで結構時間が過ぎていくものです。

この間、まあ娘と雑談をしながら2人で歩いた訳ですが、周りの人達にはどのように写ったのでしょうか。

再び宇治橋を渡って、右手にある「おはらい町」を散歩してみました。
ここは土産物屋とか旅館がずらっと並んでおり、お参りをした人達が散財する場所です。

私はここの奥の方に入って行くのは初めてで、随分賑やかな通りでした。
山口誓子 俳句館
この町の一角に「おかげ横丁」というのがあり、更にこの中に山口誓子俳句館というのがありましたのでここにも入ってみました。

私は俳句には何の知識もありませんが、私の高校の校歌の作詞が確か山口誓子だったので、名前はよく覚えていたのです。

娘に聞くと娘が行った幼稚園の園歌(?)も山口誓子の作詞だったとのこと。
伊勢の海を題材にした俳句が多数ありました。
またいずれの句も非常にわかりやすく、シンプルな短句が多かったように思います。短い言葉の中に情景、心情をこめて表す、この世界は英語にはない、日本独特のものです。

伊勢太鼓の実演とかを見たり、伊勢うどんを食べたりで最後に小さなお土産を買って帰路につきました。少し寒い日和でしたが、まずまずのお天気、ゆったりと伊勢神宮をお詣りする事ができました。
伊勢の名物、赤福餅
娘と2人でこのような機会を持ったのは初めてで、今度はいつかな、などと考えたりしたのですが娘も結構嬉しそうでした。

今日の1日でやっと日本に帰ってきたという気分になりましたが、大げさな旅行にしなくてもコミニケーションはとれるものだと改めて思った1日でした。

親子の断絶防止は旅をするに限る、これは本音です。
ちなみに今回娘に会ったのは丸1年振りでした。
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