香港・マカオ 1106
オハイオから帰国して丁度1年。まだまだ落ち着かない生活を送っていますが、1月の台北に引き続き今度は香港・マカオに行ってきました。

今回の旅行では九龍と香港島、それにマカオを訪れてきましたが、いずれもほんの一部、というより一瞬の瞬きで垣間見ただけに過ぎませんので、「香港ってどうだった?」と聞かれても、「うん、思ったよりきれいな街だった。」、くらいしか答える事ができません。

でも香港もマカオも中国ではないみたいでやはり中国という、不思議な都市です。
そして今の日本にはない、活力というか熱気が街中に溢れる熱い都市である事は、たった4日間の旅ではありましたがしっかりと感じる事ができました。

そんな香港・マカオ、私が目にした風景を気ままに撮った写真に勝手なコメントを加えて紹介します。
中部国際空港

出発は中部国際空港からで、前日に行って空港内のホテルに宿泊してゆっくりと過ごしました。
空港のレストランで食事をした後送迎デッキに出たら伊勢湾を挟んで見事な夕焼けでした。

中部国際空港は又の名をセントレア、又の名を新名古屋国際空港と3つの名前があって何だかややこしい空港です。
外地の空港のチェックインカウンターで、「どこまで?」、と聞かれたら「NAGOYA」、と言わないと普通は通じません。
キャセイパシフィック

キャセイパシフィックの飛行機に乗るのは初めてでしたが、3席をカミさんと2人で座ることができたので快適でした。
(1席をブロックしてシートアサインしてくれた。)

香港までは4時間弱、ワインを飲んで食事をしてウトウトしていると、直ぐに着陸のサインです。
あっという間のフライトです。
香港空港から九龍まではバスです(1)

空港からは40km近くあり電車、タクシー、バス、いろいろあります。
途中の眺めがいいという事だったので、バスで行くことにしました。
バスは1系統で10分ごとくらいで出ており、大変便利です。

NYラガーディア空港からのバスに比べればましですが、成田からバスに比べると清掃も行き届いていないし乗り心地はよくありません。
香港空港から九龍まではバスです(2)

2階バスなので一番前の眺めのいいところに座ります。
道路は混雑もなく、バスはスイスイと走ります。

九龍のホテルまでの丁度真ん中辺りの’青馬大橋’に差し掛かったところです。
なかなかの眺めです。

隣には大学生くらいの韓国人の姉妹が座って一生懸命お化粧したり、観光のガイドブックを読んだりしておりました。
自分の娘達を思い出してしまいました。
ネーサンロード

バスは九龍に入って、次々と数分おきに停車します。写真で見たのと同じ風景が目の前に広がります。

私はこういう近代的な風景より、魔窟、九龍城のような風景が香港の原イメージです。
が、残念ながら九龍城は17,8年前に取り壊されて今はありません。

19番目のバスストップで降りたのですが、自分達がどこにいるのかよくわかりません。アレー、ホテルはどっちかな〜、、、。
ホテル(1)

予約してあったホテルはホテル・ニッコー・ホンコンで、その名のとおり日系のホテルです。
インターネットで申し込みましたが、部屋のタイプはいろんなオプションがあります。

どれがいいのかよくわかりませんでしたので、”ハーバービュー、できれば最上階、朝食付き”で申し込んでおきましたら、そのとおりの部屋をアサインしてくれました。

部屋も広く、快適なホテルでした。
ホテル(2)

午後3時半、チェックインも終わりとりあえずラウンジでビールで乾杯。
天気もマズマズで目の前に香港島の摩天楼が見えます。
香港に来た〜、って感じになります。

この時は知らなかったのですが、艀がずらっと並んでいるのは工事などのためではなく、ドラゴンボートレースのための波よけでした。
ホテル前のDFS

ホテルの正面には大きなDFSがあります。今夜はナイトツアーを申し込んであり、その集合場所はここになっています。

入り口付近は中国からの観光客でごった返しています。みんな大きな声でおしゃべりをしながら楽しそうです。
でもお行儀は良くありません。

ホテルでも、ここでも日本人の姿はほとんど見掛けません。
ナイトツアー(1)

やがてナイトツアー・ガイドの呉さんが現れ、まず食事。
食事は同じナイトツアーに参加の愛知県から来た年配の女性4人グループと一緒で、皆さんはパック旅行で来ていると言ってみえました。

食事の後トラムに乗り込み、ナイトツアー開始です。
香港島の100万ドルの夜景を見て、ネーサーンロードを北にゆっくりと走ります。
これを見ると益々、香港に来た〜、って感じになります。
ナイトツアー(2)

ここは女人街と言って女物の衣類とか小物を売る露店がぎっしりと並んでいるところで、狭い通路を人をかき分けながらの見学です。
品物には一切値札が付いていません。全て交渉で決めます。

「これ幾ら?」、「80」、「じゃ30」、「50でどう?」
「OK」
一つだけ買いました。

観光客だらけです。中国人、韓国人、日本人、国籍不明の白人、インド人etc。
ナイトツアー(3)

女人街の露店のを横切る通りにもいろいろな店がひしめいています。
時間があればゆっくりとあちこちの店に顔を突っ込んで冷やかしたいところですが、グループツアーでは自由がききません。

グループツアーは目的にさっと連れて行ってくれますがこういう場所にはあまり時間を割いてくれないのがタマにキズです。
ナイトツアー(4)

集合場所の公園の横でおいしそうなお総菜を売っている店がありました。
次から次にお客が来ていました。
串揚げみたいなのがたくさんありましたので、これを買って食べながら歩くのもいいかも知れませんが、集合時間ギリギリです。

今夜のツアーのメンバーは、殆どがかなり年配のオジサンとオバサンばかり。
皆さん、こういうところはあまり興味がなさそうな感じでした。
火事です

2日目の朝、目が覚めて香港島の方を見ると煙が上がっています。
何だろう?
双眼鏡で覗くと建築中のビルかマンションの最上階付近が派手に燃えています。?
消火活動は全く見受けられません。燃えるに任せている感じです。

でも香港ってこれだけ高層建築が林立しているのだけど、火事の時はどうするのだろう。
燃え尽きるまで放っておくのかな〜、、、。
いい眺めです

食事を終えて、宿泊している上にある最上階の15Fに上がってみました。
誰もおりません。
ここからも香港島が真正面に見えます。

ホテルでゆっくりと食事をして、ソファーに腰を掛けてゆったりとしながら本でも読んで、そして居眠りをする。
夜になったら液体燃料を注入に街にフラフラと出掛ける、いつかこういう旅行をやってみたいものです。
半日観光(1)

2日目は九龍の半日観光を申し込んでありましたのでこれに出掛けます。

外に出るとザーザーと大雨です。集合場所は隣のインターコンチネンタルホテルなのですが、傘を借りなくてはとてもじゃないが行けない程の雨です。

そうだよな〜、、、。
今の季節、香港は雨期で大雨が降るのは当たり前でした。、
半日観光(2)

インターコンチネンタルの立派なロビーで待っていると、「Nさんですか?」、と本日のツアーガイドの黄さんが現れました。

「Nさん、今日は貸し切りですよ。」

そうです、今日の半日観光はこの大型バス1台に私達2人だけなのです!

エーッ、ホント!!
びっくりです。
半日観光(3)

バスに乗り込みます。本日の半日観光は私達2人にガイドの黄さん、それに運転手の4人です。
イヤ〜、こんな豪華な観光は初めてです。

私とカミさんは一番前の席に座って黄さんの説明を肉声で聞きました。
黄さんは香港生まれの私より1才下の方で日本に留学した事があると言っていました。
半日観光(4)

バスは地下トンネルを通って香港島へ。
現在地下トンネルは4本あって九龍と香港島は車で自由に往き来できるようになりました。

香港島に入ったバスはビクトリア・ピークに登ります。下車をして下界を見ますが残念、殆ど何も見えません。
天気が良ければ九龍が見渡せるのですが。

でも高級マンション、それに香港では普通の人では住めない一戸建ての邸宅を頂上から垣間見る事ができました。
半日観光(5)

ビクトリアピークの公園をブラブラ歩きますが、ショボショボ雨が降って最悪です。
公園の柵にスリにご用心、の垂れ幕が掛かっていました。

短い日数でしたが香港旅行を通じて感じたのは、治安は人通りの多いところは悪くはなさそう、でも何となくコソ泥とスリは多そう、という印象でした。

路地の奥が危ないのは世界共通で、香港も同様です。
半日観光(6)

香港島から再び九龍に戻って次は九龍公園です。九龍公園はネーサンロードから入ったすぐのところにあり、かなりり広い公園です。

園内にはいろいろな施設もあり、池にはフラミンゴがおりました。

九龍の喧噪から隔離された静かなところで、ゆっくり散歩をするには最高のところですね。
雨さえ降っていなければ。
半日観光(7)

九龍公園は善良なる香港住民の憩いの場所として作られた訳ではありません。
植民地支配者であったイギリス陸軍の駐屯地だったのです。
つまり非支配者側である香港住民の反乱、襲撃に備えた場所だったのです。
それでこの公園の位置とか、広さは納得です。
公園内はきれいに整備され、園内のトイレも何と!”すごくきれい!”でした。

この日は殆ど人を見掛けませんでした。
半日観光(8)

これがかの有名なホテルペニンシュラです。
中に入ってみたかったのですが、残念ながら外から見るだけ。
出入りしてしている人を見ると白人が多い感じでした。
香港はかつて支配者であったイギリスを追い出して、日本が軍政をひいたところで、ここに日本の司令部を設置したところです。

イギリスは5年間であったにせよ、日本に降伏して追い出された事は屈辱と考えており、今でもこの期間を無視しているそうです。
半日観光(9)

お昼になりました。レストランに案内されて飲茶を頂きました。

大型バス1台によるこのグループ観光の参加者は私とカミさんの2名、従って食事もこの2名。
テーブルに運ばれる飲茶も、エーッと思うような貧弱なもの。だって2人分だもん。

やはり中華料理は大勢でワイワイ言いながら食べなくては格好がつきません。
半日観光(10)

食事をしたレストランの正面の建物です。
この雰囲気、これぞ香港です!
この2階から上はアパートになっていて、日本流で言うところの1K、これで3000ドル(3万円ちょっと)と書いてありました。
ネーサンロードから数十メートルしか離れていませんからこれでも安いと黄さんはは言ってました。

九龍城の魔窟もこんな感じだったのかナー、、、。あくまで魔窟にこだわるSHINであります。
お疲れ様でした

豪華な半日観光は再びホテルの前のDFSまで送ってもらい、ここでメンバーは解散!!

黄さんは土産物屋にはこちらからお願いをした一カ所だけしか連れて行きませんでした。

ツアーの間中、ずっと雨がシトシト、時にはザーッと降っており、最悪のコンディションでしたが、大型バス貸し切りのVIP観光でした。

黄さん、ありがとうございました。
ちょっと一服

ホテルに戻ってラウンジで一服です。
私が椅子に座ると係の女の子が来て、「バドワイザーですか?」、って聞いてきました。

おっ、よく覚えてるな〜。
レストランでは青島ビールしか飲みませんでしたが、ナゼかここではバドワイザーでした。

窓からは雨の香港島、低くたれ込めた雲で見えないビクトリアピーク、ちょっと残園でした。
プロムナードの散歩

一服していると雨も殆ど止みました。
ホテル前からはビクトリアハーバー沿いにプロムナードが延びていますので、ここを散歩してみる事にしました。

インターコンチネンタルホテルの裏を通ってプロムナードに出ようとしましたが、あれ、行き止まりです。

再びホテル正面の通りに出て陸橋を渡ってプロムナードに出ました。
アベニュー・オブ・スターズ(1)

プロムナードは1km以上続いており、この一部分はアベニュー・オブ・スターズと言われている場所で香港歴代の有名な俳優、監督のプレートとか像が置かれています。

中国から来た観光客でごった返しており、大人気です。
対岸には香港島の高層ビル群が見え、なかなかの観光スポットのようです。
この像は、そうです、ブルースリーです。
キエーイ!!気合いが聞こえてきそうです。
アベニュー・オブ・スターズ(2)

大半のプレートの上には手形があります。
台湾の俳優で知っているのはジャッキー・チェンとブルース・リーくらいですかね。

江青も女優でしたっけ?何だか中国本土と香港がごっちゃになっている、というより香港映画とかはあんまり見ないからわかんない、、、。。
ゴミ運搬船

ビクトリアハーバーの向こうには高層ビル、、、。
突如この前を薄汚い舟が荷物を満載して横切ります。
ン?よく見るとゴミ運搬船です。
香港の人口は700万人、面積は東京23区の2倍、山が一杯あって複雑な地形です。

ここで出るゴミは半端じゃないと思うのですがゴミの分別なんて中国ではあと100年たっても無理でしょうから、、どうやって処理をしているのか。

鈴鹿市役所もちょっとは勉強してこいよなー、、、。
ジャンク船(1)

オオ〜、、、これぞ香港の風景。
こんな舟が今でも走っているなんて、私は一瞬目をこらしてしまいました。

こういう舟がビクトリアハーバーにひしめいて、街には弁髪の車夫が引く人力車が走り、支那三味線の音がどこからともなく聞こえてくる、、、。
これぞ香港!!(古い安物洋画の見過ぎ!)

でも何だかおかしい。やけに走り方がスマートだし、帆がいかにも作りっぽい。本物のジャンクではなく、観光用につくられたイミテーションでした。
ジャンク船(2)

プロムナードの端の方に来るとこのジャンク船の乗り場がありました。
そろそろ暗くなってきました。夜景をジャンク船から見るのも悪くありません。
エーイ、乗ってしまえ!

乗った観光客は全部で10人もおりません。
デッキの1階はレストランになっており、2階はゆったりとした席が設けられています。

ジャ、ジャーンーン、、、とドラは鳴りませんが出航です。
ジャンク船(3)

出航するとウエイトレスが飲み物の注文を聞きにきます。

ジャンク船は香港島に沿ってじゅっくりと東に向かって走り、しばらくして向きを変えて今度は九龍に沿って西に走ります。

ウン、なかなかの眺めです。こりゃ2000円の価値は十分にあります。
ジャンク船に香港島の高層ビル、絵になりますね。
2日目の夕食(1)

ジャンク船に乗って、私もかなり香港モードになってきました。
さて夕食ですが、どこにするかな〜、、、。

ジャンク船乗り場の目の前によさそうなレストランがあります。
そうそう、このレストラン今日の半日観光のガイドの黄さんが、昼は飲茶がおいしいところ、って言ってましたので夜もいいかも知れません。。
さっそく入ってみました。まあまあの雰囲気です。
2日目の夕食(2)

ちょっと多いかな?と思いましたが前菜を2つとメインを2つ、それにチャーハンを注文。

前菜のエビの何とかというのを頼んだら目の前で調理をしてくれました。
生きているエビを酒の中に放り込んでアルコール中毒死させ、それを火でジャーッと焼いて、はい、出来上がり。

みんな何が始まるんだろう?って注目の的になっていました。
さあ、ホテルに帰るか

ジャンクにも乗ったし、お腹も一杯になったし、大満足です。
プロムナードは夜になっても一杯の人です。

プロムナードをブラブラしても日本人には殆ど会いません。
日本人の観光客というのはこういうところをブラブラ散歩をする、というのはあまりしないのでしょうかネー。
朝飯(1)

3日目、今日はマカオに行く日です。
これもインターネットでマカオ1日観光というのを頼んであり、これに参加です。
集合時間が7時15分と少し早いので朝飯を早めに済ませる事にします。

このホテルのレストランは6時30分から開いていますので、開店と同時に飛び込みました。
朝飯(2)

香港のホテルですから香港風の朝食があるかと思っていましたが、殆ど置いてありませんでした。極くありふれたブレックファストです。
(日系のホテルという事でご飯、味噌汁、漬け物、納豆なんかは置いてありました。)

私は朝食はかなりしっかりと食べます。ひょっとしたらその辺の20才台の連中より多いかも。
マカオまでの高速船

香港からマカオは舟で行きます。
桟橋は10くらいあって、15分ごとに2隻も3隻も出ています。香港/マカオ間は24時間往き来しているそうです。

マカオには香港から舟で行く以外に、飛行機で日本から直接行くという方法もあります。
うんとお金のある人用には、ヘリコプターも出て出ています。
マカオへの入区審査

マカオもややこしいところで、中国の特別行政区で、こういう審査があってパスポートに何かスタンプを押します。

マカオはポルトガルの植民地でアヘン戦争でイギリスが香港を植民地にした時、ポルトガルがどさくさに紛れて植民地にしてしまったという、とんでもない歴史があります。

ポルトガル人は相当昔からここに住み着いており、戦国時代に日本にやってきたフランシスコザビエルもマカオから来たそうです。
マカオの街並み

私はポルトガルには行った事はありませんが、この石畳と車の駐車の仕方はヨーロッパの田舎、って雰囲気です。

マカオは調べると大変興味深い歴史を持っており、東洋と西洋が混じり合って独特の地域を作り上げたところです。

香港と違ってここは太平洋戦争では戦火はなく(ポルトガルが中立国だったため)、昔の街並みが守られているところです。
マカオ:聖ポール天主堂跡

マカオというとどの観光ガイドブックにも出てくる有名な観光スポットです。
この天主堂は1600年頃に建てられたそうですが、建設には多くの日本人(日本を追放されたキリシタン)が加わっていたそうで、これは知りませんでした。

風景は何となくヨーロッパ、でも中国語が飛び交う不思議な雰囲気です。
マカオ:セナド広場

なかなかきれいな広場で、こうなると完全にヨーロッパです。
中央には噴水があり、地球儀が置いてあります。

アジアは殆どがヨーロッパの植民地であった訳で、日本も植民地になっていたかも知れません。
ナゼならなかったか?
非常に興味深いテーマです。

この違いをベースに今の日本の状態を照らし合わせると、日本がどういう方向に向いているのか、よ〜くわかります。
マカオの一般住宅

これを見るとマカオはやっぱり中国の一部、ってのがよくわかります。マカオ住民の95%近くが中国人だそうです。

だらっとしたシャツとズボンをはいて、サンダルを履けばオレも中国人になれるかな?
だってどこへ行っても何も喋らなくても、日本語で声かけられるんだもん。

ガイドさんによるとマカオに住む日本人は約200人で非常に少ないと言っておりました。
(マカオの人口は55万人)
マカオタワー(1)

高さ338mの電波塔です。マカオの街を一望できる素晴らしい眺めです。

デザインはラスベガスにあるストラトスフィア・タワーと同じで、高さは東京タワーより高くする、というコンセプトで建てられたそうです。

グループツアーなのでここも時間に追われた見学になってしまいました。
マカオタワー(2)

白人の夫婦がバンジージャンプを始めようとしていました。
左端の中国人がいろいろと説明しています。
飛び降りる注意事項ではなく、街の様子を案内している感じでした。

集合時間に遅れそうだったので、残念ながら飛び降りる瞬間を見ることができませんでした。
バンジージャンプはいつかやってみたいものです。
賭場に着きました

いよいよ本日のメインイベントである、カジノに到着しました。
巨大なホテルで、全室3000とか言ってました。
賭場の名前はヴェネチアン・マカオ・リゾート、賭場の大きさは世界一だそうです。

銀行、デパート、300以上のショップ、レストラン、何もかも揃っていて、ここから一歩も外に出なくても全てが揃うという恐ろしいところです。

数百万円、数千万円くらいを散財していく中国人もいるそうです。
勝負前の腹ごしらえ

まず食事です。レストランは立派でしたが出てきたメニューは只のパスタ料理。もっと簡単に言えばスパゲッティー。
それもエーッ、とびっくりするくらい量が少ない。
マジで3口半で食べられる量でした。

私は世界中へいろんなツアーで行きましたが、観察をすると日本人は確かに食べる量が、他の国の連中に比べて極端に少ない。

それでレストラン側が、量を調整したのかなー、などと善意の解釈をしました。
賭場の入り口

賭場の中は撮影禁止なので入り口付近しか写真を撮ることができませんでした。
賭場の中はガラガラで、ちょっと拍子抜けしました。

時間も限られているし、手軽なところでスロットマシンをやってみました。
貯金をしてしまいましたので、また来て下ろす必要があります。
香港へ戻ります

マカオもなかなか興味深いところでした。

マカオと香港の間はあと数年後に橋ができて車で往き来できるようになるそうです。
でもこんな狭いところに車が押し寄せたら身動きがとれなくなるのではないかと思います。

やはりマカオは船で行く、これでなくっちゃ。
橋なんてよけいなもの作らない方がいいと思うのですが。
3日目の夕食

ホテルに帰って、さて晩飯はどこにするかなと考えているとロビーに一昨日のガイドの呉さんがいるではありませんか。
「近くでいいレストランありませんか?」

呉さんは目の前のビルを指さして四川料理のレストランを教えてくれました。
大衆レストランという感じで値段も安く、味もよかったです。

「それ注文しすぎね。多すぎるよ。」
ちゃんと日本語でアドバイスもしてくれました。
夜の九龍の散歩(1)

食事をしたあと、ぶらっとネーサンロードの方に向かって散策です。
いろんな店があり、興味津々です。
地元の衆なのか観光客なのかわからない人もいますが、とにかく結構な人混みです。

ここでも私は何も喋らなくても日本語で声を掛けられます。やっぱりわかるのですね、彼等には。
「社長、安いよ!どお?」

その社長っての止めた方がいいよ。
薬屋さん?

店の中は薬がズラリなのですが、店先には乾燥した牡蠣とか貝の身がどっさり置いてあります。

これって普通の売り方のでしょうか。面白かったのでちょっと写真を撮らせてもらいました。

DVDとかBRを売っている店に入りましたが、日本のマンガ、アニメも置いてありました。
全部エライ安い。
両替屋

街のあちこちにあります。レートはホテルとかよりずっといいそうで、手軽に両替できます。

ATMも街中至る所にあります。
私はデビットカードでATMから香港ドルを引き出しました。
手数料もゼロで一番効率がいいと思います。
(クレジットカードで引き出すと、かなりの手数料を取られます。)
自動販売機

香港の街にも自動販売機は全くと言っていいほどありません。
ゼロなのか?
いえ、やっと路地の奥で3台見つけました。
今回あちこち歩き回って目に入ったのはこの3台だけでした。

日本の自動販売機の数は異常です。極端な話30mおきにあります。
世界中あちこち行きましたがどこの街にも自動販売機はないのが普通です。
これは日本だけの現象のようです。
ドラゴンボートレース(1)

今回の香港旅行はラッキーな事に、香港の大きなイベントの一つである、ドラゴンボートレース開催の日に当たっていました。

ホテルの部屋の真下がスタートポイントで、部屋の中から観戦ができました。

ドラゴンボートは中国古来のボートで、通常は18〜20名の漕ぎ手と、1名の太鼓叩き、それに1名の舵取りで1隻です。
ドラゴンボートレース(2)

全部で世界中から140チームが参加ですから、選手だけでも300人近くです。

いろいろなチームがあるらしく、若い学生のチームで男女混合、オッサンチーム、レディースチームもおりました。
みんなワイワイ、スゴイ熱気ですが楽しそうです。

日本からも3チームが参加したそうですが、成績はどうだったのかな?。
ドラゴンボートレース(3)

距離は500mで競いますが、結構フライングが多くて、半分くらい漕いだところでやり直しとか、選手はさぞかしガックリきているだろうな〜、と思ったりしました。

4日目は日本に帰るのみで、特にスケジュールを入れていませんでしたので、プロムナードまで出て選手とボートを目の前にして、レースを観戦させてもらいました。
九龍から空港へ

帰りはバスではなくエアポートエクスプレスを利用する事にしました。
ホテルから九龍駅までは無料の循環シャトルバスが出ており、これに乗って行きます。

九龍駅はものすごくきれいな大きな駅です。
チケットは自動販売機でも窓口でもどちらでも買えます。

電車は非常に快適で、25分くらいで空港に等茶しました。
セントレアに向かって

3泊4日の香港の観光。なかなか充実していました。食べ物もおいしかったし、まだまだ一杯見所もあります。
香港はバスとか地下鉄の利用も便利そうなので、自分で気ままに観光するのもよさそうです。

帰りの飛行機はほぼ満席。
私は空港のレストランで焼きそばの大盛りを食べたのでお腹一杯て、機内食はパス。

3時間ちょっとでセントレア到着。ちょっと忙しかったけど満足の香港でした。
inserted by FC2 system