ハワイ (その1)
上の娘が結婚をする事になりました。結婚式をハワイでするという事なので私達もハワイに行くことになりました。日本にいるとハワイは割と近い外国ですが、オハイオからはものすごく遠い国内です。待ち時間を入れると日本からハワイより確実に5時間は余計にかかります。

そしてこの季節、アメリカ国内の飛行機は普通、乱れに乱れます。天候不順で玉突き式にスケジュールがグチャグチャになるのです。
という訳でスケジュールに余裕を持った方がいいという事と、併せてせっかく高い飛行機代とホテル代を払うのだからという事で少しお休みを頂き、私達の休養も兼ねる事にしました。
テキサス・ダラス空港(1)

コロンバスからのフライトは予定どおり06:45に出発。行き先は先ずテキサスはダラス空港。ダラスまで行けば、心配はぐんと減ります。
コロンバスを離陸したときは、正直ほっとしました。

金曜の早朝のフライトでしたが、席は90%くらいが埋まっている感じでした。
テキサス・ダラス空港(2)

2週間前にメキシコシティーに行ったときはヒューストン経由で、ここも巨大な空港ですが、ダラスはもっとでかい。
飛行機を降りてから、モノレールにかなりの距離を載って、ハワイ行きのゲートにたどり着きました。

今朝は3時起床で朝食を食べていませんので、お腹が減っています。
まずは腹ごしらえです。

コロンバスからダラスまでは約3時間です。
ホノルル空港

ダラスを出てから8時間、ホノルル空港に着きました。気温は25℃、少し湿気を感じますが快適です。

ゲートを降りてシャトルバスかタクシーを拾おうと出口に向かったのですが、出口がわかりません。うろうろしていると空港の職員でしょうか、40才くらいの男性が声をかけてくれ、行き先を教えてくれました。

時間はハワイ時間の14;30、オハイオとは5時間の時差でオハイオ時間では既に19:30です。

ハワイはアメリカ国内ですから入国審査も税関検査も何もありません。
ホテルのロビー

宿泊は日系のパークホテルという名前のホテル。
ロビーはエライ派手なデザインでした。
下の娘は朝に既に到着済みで、チェックインも済ませておりました。

既に娘はホテルの近くをあちこち回って、観光をしたようでした。

カミさんが3週間前に日本から帰って来るときにアメリカの携帯電話を娘に渡してあったので、娘とは簡単に電話連絡がとれました。
ショッピングモール

ホテルは歩いて3分でカラカウア通り、DFSに行ける非常に便利なロケーションです。
部屋に荷物を置いて、さっそく3人でホテルの近辺の探索に出掛けました。

ホテルの部屋は21階というマズマズの高さでしたが、部屋は思ったより狭く、掃除もあまり行き届いていなくて、最後までちょっと不満が残りました。
(噂ではそこそこのホテルという事を聞いて、期待していました。)
ワイキキビーチ

カラカウア通りを東にブラブラと歩き、ビーチに出てみました。
ウーン、このアングルこそが「ジスイズ・ワイキキ!」です。
夕方で少し日が傾きかけていましたが、浜辺ではまだ多くの人が日光浴を楽しんでおりました。

私は30年以上前にハワイに来た事があり、記憶と風景を一生懸命にダブらせようとしましたが、ズバリ、昔のハワイに比べてメチャクチャに賑やかになった感じがしました。
カラカウア通り

少し薄暗くなってきました。通りにはガスの明かりが灯り始め、なかなかいい雰囲気です。

少し気温は下がってきましたがそれでも20℃くらいはあります。

ほんの半日前は酷寒のオハイオにいたのがまるでウソのようです。
ムームーを買いました

今日中にやっておきた事の一つに、結婚式に着る私のアロハシャツとカミさんと娘のムームーを買っておくのがあります。
娘が予め店を見つけておいてくれましたので、そこで買いました。

ハワイではアロハシャツにムームーが正装だという事で、これで結婚式もお葬式も、何もかも間に合います。
便利です。
朝の散歩(1)

翌朝は食事前に食事前にホテルから浜辺に出て、少し散歩尾してみました。
右の建物が私達が泊まったパーク・ホテル、左に見えるのが結婚する上の娘達が泊まるハレクラニ・ホテルです。

ハレクラニホテルというのは、なかなか立派なホテルです
朝が早いせいか、まだプールの周り等には殆ど人がおりません。
ここから浜辺に出て散歩してみました。
朝の散歩(2)

ハレクラニホテルから少し西に突堤があり、その先端で釣りをやっている人がおりましたので、行ってみました。
釣りをやっているのは観光客ではなく、地元の人たちでした。
クーラーボックスの中には大きな魚が一匹入っており、写真を撮らせてくれました。

後ろにいる夫婦はカナダのウイニペグから来たと行っていました。ウイニペグは今の時期、想像を絶する凍てつく世界です。
=
DSFの1階(1)

ホテルから歩いて3分のところにDSFがあり、この建物から市内観光などのトロリーバスが4系統出ています。

DSFは2階より上で、1階は普通の土産物売り場になっておりました。

いろいろなハワイの彫り物がありましたが、安い物は全部メイド・イン・チャイナで、ハワイで作られたものはここでは見つける事ができませんでした。
DFSの1階(1)

なかなかセンスのいいレイアウトと飾り付けです。お客は日本人の観光客が殆どのようです。

このようなものを見ると、頭の中は30年以上前の記憶と、今自分の目の前のものとのギャップに対する戸惑いでグルグル回っている感じでした。

人も建物も物も、何もかも密度が3倍くらいになっている感じです。
カラカウア通り(1)

ブラブラと歩きます。車は結構多いのですが、運転はそれほど荒っぽい感じはしません。
やはり南国のせいでしょうか、のんびりしているように見えます。

歩いている人を見ると日本人を結構見掛けます。
日本人はかなり年配の方の夫婦、新婚さんらしいカップル、女の子のグループという組み合わせに分類できます。
カラカウア通り(2)

ホテルの西側には大きな公園があり、散歩をしている人、ジョギングをしている人、様々です。

昔ハワイに来たときはこの付近のホテルに泊まった記憶がありますが、すが、名前を忘れていますので見つける事はできませんでした。

確かヒルトン・ハワイアン・ビレッジのある付近のどこかだったのですが、、、、。
ラーメン屋さん

ホノルルはどこに行って日本食に困るこ事はありません。高級そうなところからトンカツ屋、このようなラーメン屋さんまで何でもあります。

この店にも入ってみましたが、アメリカ流で結構量が多く、3人で2人目で十分でした。

この店に行った前日に役者の大村昆が店に来たとかで真っ新な色紙が店に貼ってありました。
大村昆は今は殆どハワイで過ごしているらしい、と店のオバサンが言っていました。)
ワイキキ・ビーチ・ウオーク

なかなかしゃれたお店とかレストランが入っているモールです。

アロハシャツ、ムームーはここの2Fのお店で買ったのですが、どこか気軽に入れるレストランはないか、店員のお姉さんに尋ねたところ、ここの1Fのビアレストラン(ヤードハウス)を紹介されたので、入ってみました。

肩のの凝らない、お値段もお値打ちなレストランでした。
お土産屋さん

2日目は12:30からポリネシアン文化センターへのグループツアーです。
ポリネシアン文化センターまでのバスのガイドさんは78才の、ハワイで一番長くガイドをやっているという異色の方でした。

でも行く途中でちゃんと土産物屋に寄って、みんなに散財を強要するところは他のガイドさんと同じで、した。
カミさんも娘も薦められるとおり、買い物をしておりました。
ポリネシア・カルチャー・センター(1)

30年以上前にホノルルに来た時、ここに連れてきてもらいました。
初めてのハワイ、いろいろなショーを見せられてエライ感激したのを覚えています。

そんな訳で、あの感激をもう一度、という訳でここにやってきました。

ホノルルからバスで1時間半程で到着、ガイドさんは大学生のお母さんは日本人、お父さんはアメリカ人という学生の女の子にバトンタッチです。
ポリネシア・カルチャー・センター(2)

園内はハワイ、フィージー、タヒチ、サモア、トンガ、アオテアロア(ニュージランド)、マルケサス(マルキーズ諸島)、ラパヌイ(イースター島)の村、展示場に分かれています。

日本人にとっては、やはりかつての”南洋”であるミクロネシアの方がうんと身近に感じるのですが、ミクロネシア人はモンゴロイド系であるのに対し、ポリネシア人は体も大きく、がっちりしているのが特徴だそうです。

ちなみにハワイ出身に有名な力士がたくさんいますが、武蔵丸はトンガ系、曙はハワイ系、小錦はタヒチ系、だそうです。
ポリネシア・カルチャー・センター(3)

これはフィジーのショーだっとと記憶しています。(間違っていたらゴメンなさい。)

客の中から3人が選ばれて、一緒に竹の楽器をならしたり、コントに加わって観客のヤイノ、ヤイノの喝采を浴びます。

3人の中には必ず、日本人が選ばれるそうで、この時ステージに上げられたこの日本人のオジサン、なかなかの役者で、おもしろかったです。
ポリネシア・カルチャー・センター(4)

ハワイ村ではフラダンスの経験です。手の動かし方にはそれぞれ深い意味があって、解説付きで踊り方を教えてくれました。
手の動きでいろいろと表現をするのは、東南アジア方面の踊りもそうですし、日本のいろいろな地方の踊りも同じです。

西欧の踊りはどちらかというと下半身と足を使って表現をする踊りが多く、指先まで使って表現をして踊るというのは少ないと思います。

その手つき、両手を胸の前にもってくると、四谷怪談のお岩さんにそっくりになっちゃうよ。
ポリネシア・カルチャー・センター(5)

園内には川が作られており、ここをカヌーでぐるっと回ります。そして左右にはいろいろな景色が広がってきます。

これはイースター島のモアイで4体がありました。
頭にのっかている赤いものは、髪の毛を表しているそうです。

イースター島に残っている島民はヨーロッパ人とか、中国人との混血で、純粋な人は既にいないそうです。
ポリネシア・カルチャー・センター(6)

ここがいかに広いと言えども、所詮限られたスペースしかありません。
でもカヌーに乗って静かに川を下ると、左右にポリネシアの村々が見えてきて、なかなかの演出です。

でもカヌーを扱いているのは、この近所にある大学の学生で、しかも大阪出身のバリバリの日本人でした。
ポリネシア・カルチャー・センター(7)

どの村だったか忘れましたが、お料理の実演をやっていました。

ハワイ村ではタロイモを蒸してつぶした”ポイ”と呼ばれる食べ物を試食しました。

ポイは紫色で、食欲をそそる、という色具合ではないのですが、タロイモは里芋の仲間なので、味には全く抵抗なく喉を通りました。
ポリネシア・カルチャー・センター(8)

これはサモアのショーでした。このショーがなかなか見事!
火を起こしたり、椰子の実からミルクを作ったり、いろいろな事をやるのですが、かなりのシモネタを混ぜながら、やるのです。もう大笑いでした。
吉本興業からスカウトがくるかも知れません。

もう一つ、20mくらいの椰子の木に手足を巧みに使ってスルスルと登るあれ、実際に見たのは初めてでした。
ポリネシア・カルチャー・センター(9)

ここの近くには”末日聖徒イエスキリスト教会”の神殿があり、この見学のツアーがあります。

”末日聖徒イエスキリスト教会”とは一般的にはモルモン教と呼ばれる宗教で、キリスト教側からはこの宗教は認められていないというややこしい宗教です。

そしてここには”末日聖徒イエスキリスト教会”が経営するブリガムヤング大学のハワイ分校が、デ〜ンとあるのでありました。
ポリネシア・カルチャー・センター(10)

3年前にソルトレイクシティーに行ったとき、モルモン教の総本山を訪問したので、再度経緯を表してハワイの神殿を見学させて頂きました。

案内してくれたのは、この大学に日本から来てまだ3ヶ月という学生さんがやってくれました。
(スミマセン、名前を忘れてしまいました。)

ここの大学はモルモン教の信者でなくても入学ができるそうです。
ポリネシア・カルチャー・センター(11)

夕方になってザーッとスコールが降りました。直ぐに止んで、空を見上げると見事な虹です。しかも二重の珍しい虹です。

ここには午後2時頃に着いたのですが、駐車場もガラガラで園内もそれ程人が来ているという感じではありませんでしたが、夕方になって段々と人が増えてきました。

きっとイブニングショーを目当てに来る人が多いのかも知れません。
ポリネシア・カルチャー・センター(12)

夜は7時半からショーを見ます。その前に腹ごしらえです。このグループツアーは園内にあるバイキングレストランでの食事代も含まれています。

バイキングレストランではありましたが、結構内容は豊富で、何とマグロの刺身までありました。
ちょっと残念だったのは液体燃料がなかった事でしょうか。
(液体燃料を出すと、だらだらと食事をするので客の回転が悪くなるからかな?)
ポリネシア・カルチャー・センター(13)

イブニングショー、「ホライズン」、です。
劇場は公称2000名以上入れる大きさを誇るもので、ショーも見応えがあります。

今回のグループツアーでは左前の前から3列目の席が指定席で、迫力満点でショーを見ることができました。

規模と言い、中身といい、ハワイに来たならこれを見なくては価値が半減(ちょっとオーバーかな?)する、というくらい見る価値は大きいと思います。
ポリネシア・カルチャー・センター(14)

「ホライズン」、の最後は火のショー。あまりの迫力に写真を撮るのを忘れてしまいました。
その前には火の上を歩いたりするコミカルなショーもあり、1時間半はあっという間に過ぎてしまいました。

しかしアメリカ人達のあのノリというか騒ぎ方は、日本人にはマネはできません。
舞台と客が一体となっている、という感じでした。
ホテルのベランダでのんびりと(1)

ホテルからの眺めはなかなかでした。残念だったのはダイアモンドヘッドがシェラトンに遮られて全く見えなかった事でしょうか。

下に見えるのはハレクラニです。
沖にはいろいろな船が繰り出しているのが見えます。空にはホノルル空港に降りるために着陸態勢に入っている飛行機が飛んでいます。

真っ青な海と空、それに白い雲。いい眺めです。
ホテルのベランダでのんびりと(2)

ベランダには椅子とテーブルが置かれて、ここでのんびりと景色を見ながら過ごすことができます。
のんびりするには少々準備する物があります。

先ずラジオ、これでハワイの音楽を聞きます。
次に沖を見るための双眼鏡、サーファーが波乗りに興じております。
それに麦ジュース(ビールともいう)。

後はオハイオで凍えている会社の連中に、ハワイの実況中継をするための携帯電話がればOK!!

なかなかいい気分です。
カラカウア通りの日本レストラン

式の前日に、結婚をする娘達がホノルルに到着しました。
明日は結婚式、嫁に行く前の娘と、私達の家族だけでささやかな昼食会を行いました。

やはりゆったりと食事をするには日本食がいいだろうという事でロイアル・ハワイアン・センター内のレストランで食事をしました。

お客も少なく、落ち着いて4人で食事をする事ができました。
食事を終えて

ロイアル・ハワイアン・センターというのはあまり肩の凝らないレストラン、お土産屋さん、それにブランドショップが入っており、ブラブラとするには退屈のしない場所です。

明日の結婚式の打ち合わせがある3時頃までは、特に予定がないという事なので、4人でワイキキをブラブラする事にしました。
ワイキキを散歩

モアナ・サーフラーダーから西の方を見たワイキキビーチだったと思います。(写真と、記憶しているところが殆ど一致しません。)

ビーチで日光浴をしたりしているのは99%アメリカ人です。日本人が甲羅干しをしているのを見掛けるのは非常に希です。
ショッピングモール、に行くとこの逆です。日本人が99%で、アメリカ人は先ず見掛けません。

でも夜はウインドショッピングをしているアメリカ人は結構見掛けます。
お土産を買いました

再びロイアル・ハワイアン・センターに戻ってちょっとしゃれたチョコレート屋に入ってお土産を買います。

私から見れば随分高いナー、という値段ですがカミさん、娘達はあまり気にすることなく買っています。

チョコレートはオハイオの近所のスーパーで世界中のものを買うことができるのに、どうしてハワイまで来て買うのか私には理解できません。
ABCストアー

ホノルルには1ブロックごとにABCストアーというコンビニがあります。規模はマチマチですが、日本のコンビニと同じです。
弁当、飲み物、日用品、ハワイのお土産品、何でもある感じです。もちろん液体燃料もちゃんとあります。

ですからハワイに来るときは出掛けるままの格好で来て、ABCストアーで必要なものを買えばOKです。
値段もリーズナブルでした。
アイスクリーム屋さん

下の娘がアイスクリームを食べたいという事で入ったお店です。
これを見ると、ハワイはやっぱりアメリカだな、と思ってしまいます。値段も本土と同じです。

娘達はどこへ言ってもアイスクリームを食べます。
そう言えば、昨年の7月に行ったパリの街のど真ん中でも、アイスクリームを買って食べていたのを思い出しました。
一服です

ワイキキは人通りが多く、割とゴミゴミしている感じですが、休憩する場所を見つけるのはそんなに難しくありません。

買ったアイスクリームをみんなで食べながら一服です。
道行く人を眺めながら、こうやって一服するのもいいものです。

私は娘達が買ったアイスクリームを一口だけもらいます。私はアイスクリームは一口で十分です。
ディナークルーズ(1)

この日は夕方からディナークルーズです。
ホノルルではこの会社が3隻のクルーズ船を所有しており、私達が申し込んだ船が一番大きく、1500人が乗れるという事です。(1500人という数字はちょっと眉唾)

出発はアロハ・タワー・マーケットプレイスのピア6で、船の名前は確かスター・オブ・ホノルル号。
割と新しい船です。
ディナークルーズ(2)

デッキは4層で、一番上のデッキは特別席のようで、覗くこともできませんでした。

私達のデッキは3Fで、最初入り口の結構騒々しいような席に案内されたのですが、もっと別なところにして欲しい、と言ったところ一番奥の囲いのある非常に快適な席に案内してくれました。

半個室のような席で3組、8人が席につきました。
ディナークルーズ(3)

何もアナウンスもなく、静かに出向するのはアメリカ流です。
2年前の暮れにNYでやはりディナークルーズに乗った事があります。
あの時は一人で乗りました。一人で食事をして甲板に上がってマンハッタンの写真を撮って、また席に戻って食事をして、、、。

やはり船に乗っての食事は2人以上でやるべきですね。
あの時はお陰で、1人でワインを1本軽く空けてしまいました。
ディナークルーズ(4)

こういうディナーでは食事の中身そのものはあまり期待できないのが普通でしたが、今回はそこそこのザリガニ(ロブスターという人もおります)が出てきて、更にステーキも出てきましたから結構お腹が一杯になりました。

このセットには飲み物も付いており、まあ良心的かなと思いました。

ウエイターの態度も悪くなく、気持ちよく食事を頂くことができました。
ディナークルーズ(5)

フロアーは日本人ばかりでした。席はご覧のように一番隅っこの囲いのあるところでした。

この横ではバンドがハワイアンを奏でながら、そしていろいろなショーをやってくれました。
向こうの席では結構酔っぱらったオジサンが大きな声を上げて楽しそうにやっておりました。

船は揺れることもなく、ワイキキの沖を3ノットくらいのスピードで動いておりました。
ディナークルーズ(6)

日没の瞬間です。ジューッと言う音を立てて、太陽が海の中に沈んでいく気分です。久し振りに見る海に沈む太陽です。

オハイオでは太陽は大地から昇り、大地に沈みます。実に大陸的であります。
でもこれは日本人には馴染みません。

やはり私にとって太陽は海から昇り、海に沈むものなのであります。
ディナークルーズ(7)

食事も終わり、ステージではバンドが明るい音楽を奏でています。
状曲もこれに合わせて踊ったりしています。
でも多くの日本人ははこのような音楽に合わせて踊る踊りを知りません。

皆の間をダンサー達が回ってワイワイやりますが、ノリがイマイチでした。
私もあと少し液体燃料が入っていたら、ハワイアンにのって阿波踊りをやっていたかも知れません。
ディナークルーズ(8)

船はいつの間にかアロハ・タワー。マーケットプレイス横のピア6に到着していました。

料理も何とか食べれたし、上甲板から見たホノルルの夜景はなかなかのものだったし、満足して下船しました。
ハワイ足掛け6日間のうちの上の娘の結婚式までの前半2日半は無事終了。
ホノルルはナゼ日本人に人気があるのか、改めて考えてみました。

1.青い空と海の絶妙な組み合わせ、南の島のロマンティックな雰囲気。
2.アメリカという外国ではあるけれど、日本語が通じて、日本食も一杯あって外国としての敷居が高くない。
3.日本人好みのショッピングセンターが充実している。

青い海だったら沖縄とかも負けないと思いますが、外国ではありません。青い海と空がある外国だったらアメリカ本土には山ほどありますが、日本語は通じないし車を運転できないと食事もままなりません。これ以外に日本からは7時間ちょっとで行ける、という時間的な手軽さもあります。

そんなところのバランスが微妙にとれているところだなー、という感じがしましたが、いかがでしょうか。
inserted by FC2 system