イルミネーションの名所:感激です!
数年前の冬の会社のパーティーで、オハイオのイルミネーションの名所が話題になった事がありました。
その時以来、冬になると行ってみよう、行ってみようと思いつつ、なかなか行くことができませんでした。
が、遂に行ってきました。(きばって言うほどの事はありませんが、、、)

場所は私の家から車で1時間弱のところ、クリフトン・ミル(Clifton Mill)という町です。イルミネーションで有名って、さてどんな所なのか、いろいろと想像をして行ったのですが、感激しました!
ところが悲しいかな、この感激を写真に残すのは至難の業で、感激の十分の一も残せれば上等の部類。

そんな訳で、非常に不満なのですがオハイオはクリフトン・ミルのイルミネーション・ショーの紹介です。
クリフトン・ミルの象徴

この写真、私のカメラと腕の限界と思って下さい。

左側の建物は地上3階建てで、川沿いに立っています。それに続く手前の建物は屋根の高い一階建て、水車があります。

建物の下に続く傾斜面真っ赤なイルミ、そしてその下は川になっています。

アーアー、いくら説明してもダメです!やっぱり実際に行って見て下さい。
サンタクロースのコレクション:その1

家を4時頃に出て、クリフトン・ミルに着いたのが5時少し。薄暮のイルミを見たいと思ったのです。

ところがイルミの点灯は真っ暗になる、6時との事。
仕方がないので、それまで待つことにしました。

すると5時半頃、係のオジサンが、「はい、サンタの館がオープンだよ。」、と声をかけてくれました。

で、時間もあるし中に入ってサンタのコレクションを見ることにしました。
サンタクロースのコレクション:その2

実に様々なサンタが小屋の中には陳列されております。大きいサンタ、小さいサンタ、若いサンタ、お爺さんのサンタ。
何十年も前からのサンタのコレクションです。

でも部屋の中、カビ臭いなー。よく見るとかなり埃もかぶっているし、サンタの白いヒゲは灰色になってる。

でも薄暗い照明の中でサンタは、それぞれの個性を発揮して、往年の姿で飾られておりました。。
コサンタクロースのコレクション:その3

これは乞食のサンタ?!

かなり貧相な顔をしていて、そして痩せています。
サンタは普通、ふっくらとした、顔色のいいお爺さんですよね。
それに、このサンタはGパンをはいていますが、あちこち、破れています。

これを見つけたときは、正直言って、このユーモアに思わず笑っちゃいました、、、。
サンタクロースのコレクション:その4

これは賽銭を集めるサンタです。結構でかくて70cmくらいはあります。電動でこの箱のフタを開けたり、閉めたりします。
箱の中からプレゼントをくれるのではありません。賽銭を要求するのです。

不思議なもので、一人が投げ入れると、後の人も次々とお金を投げ入れます。
私のカミさんもお金を入れていましたが、すると後ろのアメリカ人もあわてて財布からお金を取り出して投げていましたっけ。

プレゼントをくれないサンタ、です。
ミニチュアのイルミ

手前にあるのはミニチュアの建物とかで、イルミで飾られています。後ろに見えるのは大きな木とか建物がイルミされている本物です。

家が火事になって消防車が消火をしているミニチュアとか、訳のわからないものも結構あります。

ここのミニチュアのイルミは子供には人気のあるところです。
大人である私もミニチュアは大好きですケド。
カバードブリッジー01

長細い建物のようなものは川の上に架かっている屋根のある橋です。赤いのは土手で、きれいにイルミで飾られています。

この屋根付きの橋は、オハイオのあちこちにあり、日本では何とかいう映画(題名は忘れました)で有名になった形の橋です。

これも残念、感激の二十分の一しかカメラに納める事ができません。
カバードブリッジー02

左側に見えるのは橋、白いイルミは滝で、上から下に水が落ちるところを表現しています。
高さは5m以上はある感じです。

クリフトン・ミルのイルミの特徴は、自然の木とか橋とか、古い建物に対して飾られていて、人工的な感じが殆どありません。

最近日本でもイルミが盛んなようですが、アーケード風のイルミとか、ビルを飾ったりとか、ここオハイオのイルミとはかなり違ったもののようです。
イルミ会場の中心にある建物

5時少しに来た私たちは駐車場も苦労しませんでしたが、7時頃になっても、7時半頃になっても続々と人がやってきます。

びっくりしたのは観光バスを見掛けた事でした。
オハイオの観光地で観光バスをミルなんて、まずありません。

ちなみにここの入場料は7ドル。高くはありませんが、オハイオの感覚からいくと安くはありません。
でも7ドル払っても、その価値は200%あると思いました。
イルミを見ながら一服です

右下に見えるのが、ホットチョコレートのカップとポップコーンの袋、窓の向こうに見えるのが川を挟んだ土手のイルミです。

ここではテーブルと椅子が準備されており、休憩できるようになっています。ホットドッグも売っていました。

本格的なレストランでもやれば流行るのでしょうが、この会場にレストランはありません。土産物屋も本当に小さな店が一つだけです。

あくまでイルミだけを楽しむところなのです。
クリフトン・ミルからの帰り道、案内にもらった地図に一つの住宅地全体がかなりのイルミで飾られている所があるというので、ここにも立ち寄ってみました。ここもスゴイの一言でした。
写真も何枚かトライしたのですが、全部ダメでした。

オハイオは12月になると、イルミだらけになります。住宅地、ショッピングモール、それに公園、、、全部と言ってもいいくらいです。
素人では写真に納めることのできないイルミ。これだけは目に焼き付ける以外はなさそうです。
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