懐かしのボストン
ボストン、ここはオハイオにいた14年間で2回しか行っていないところです。1回目は車で行きました。この時の旅行はその後も走った事のない長距離でした。

コロンバスを出てカナダに入国して1泊、そこからPEI(プリンスエドワード島)に行きここで3泊、PEIからアメリカに入り1泊。
最後にボストンに寄って3泊、一気にコロンバスに帰るという8泊9日の、全部で4000kmを越える車の旅でした。
ボストンからコロンバスは車で13時間くらいかかったと記憶していますので、1日で運転する限界でした。

2回目はコロンバスから飛行機で行きましたので、1時間ちょっとで拍子抜けしたものでした。

ボストンはきれいな街の印象が強烈に残っており、いつか再訪してみたいと思っていました。今回の旅ではフライトの関係でボストンに寄っていくため、ここで2泊をしていく事にしました。
ボストンはきれいな街、市内はこじんまりしており、地下鉄と歩きで主要なところが見学できる街、そしてロブスターがおいしい街、という印象がありました。

NYの観光を終えて、日本に帰る前にちょっとだけ寄ったボストン、今回の旅の後半の日記です。
ボストンまでバスの旅(1)

定刻どおりバスは出発、乗客は全部で10人くらいでガラガラです。
運転手も車掌も女性です。
出発してしばらくすると飲み物が配られ、さらにランチが配られます。

チキンサラダとターキーサンドイッチのどちらかを選びます。スナックも付きます。
日本のバスより揺れるので、ランチを食べるのもちょっと苦労します。
ボストンまでバスの旅(2)

最初はボストン/NY間は飛行機を使う予定でしたが結構高い。
いろいろ調べているうちにバスが便利という事がわかりました。

NY/ボストン片道20ドルという中国系のバスもありますが、命の補償がないとの事。
これには乗ってはイケナイ、いろんな手記に書いてありました。
ボストンまでバスの旅(3)

I−95を順調に走ります。左右にはきれいな紅葉が見えます。
道路は日本流でいうとガラガラですが、アメリカでは大都会の近辺の平日・朝夕以外はこういう状態が普通です。

このI−95は14年前に最初にボストンに行った帰りに走った道です。
そうか、、、この道をカミさんと下の娘を乗せて走ったのか、、、。
シェラトン・ボストン

バスは休憩なしで4時間走ってヒルトンとシェラトンの間に到着です。この前に来たときもシェラトンに泊まりました。

早速チェックイン28階の部屋に入ります。
今回はヒルトン・NYでエライ目に遭っているのでシェラトンがうんと上等に見えます。

部屋も清潔、アメニティーも充実、ベッドも寝心地よし、言うことなし、です。
ただTV・JAPANは見れませんでしたけど。
ホテルの部屋からの眺め

チャールズ・リバーの向こうに見えるのはケンブリッジの街です。
手前はバックベイと呼ばれる街並みです。

私のボストンのイメージは赤煉瓦の建物とその間に点在する緑の木々、それに青い水の川です。
この眺めは私のボストンのイメージそのものです。

空気が澄んでいるせいか遠くまでくっきりと見えて、本当にきれいです。
さっそくブラブラと散歩です

ホテルの部屋で一休みしてから外に出てみました。
気温は17〜8度で丁度いい気温です。

水曜日という平日なので、人通りは多くありません。
学生風の若者を見掛けますが、東洋人がたくさんいる事にちょっとびっくり。
前もこんなに多かったかな〜。

韓国人なのか、中国人なのかよくわかりませんが、少なくとも日本人ではありませんでした。
ボイルストン・ストリート

パブリックガーデンの何世から西に延びている通りで、ゆったりとしたボストンらしい通りです。

この通りに安くておいしいロブスターを食べさせるレストラン・バーがあったのですが、ロブスターの提供は止めてしまい普通のタダのレストランになっていました。

このレストランでロブスターを食べる、というのが楽しみの一つだったのですが、残念!!!。
プルデンシャルセンター

ホテルの近くにあり、有名なデパート・店が一杯入っているショッピングモールです。
そう言えば前に来たとき、ここにあるレストランで食事をしたっけ。

ここのビルの50階はスカイウオークという展望台があり、上がった事があります。
この日は既に5時前で見学終了になっており、上がる事ができませんでした。
夕食(1)

楽しみにしていたレストランではロブスターが食えない事がわかりがっかり。
でもホテル横のレストランの中のメニューにありましたので早速入ってみました。

アペタイザーでチキンとサラダを取ったのですが、ごらんのように山盛り!

私: 「このチキン、量多い?
ウエイター: 「イエ、そんなに多くありません」


一応注文の前に確認したのですがネー。
夕食(2)

ロブスターを食べると、格闘が始まるのでお互いに寡黙になります。
大きな皿にデーンとロブスターは出てきました。同時に殻入れ用の大きなバケツも持ってきました。

見ていると観光客らしい日本人の団体さんも離れたテーブルにいましたので、人気の店のようです。

シェラトンから歩いて1分、ヒルトンからは30秒ですから便利です。
市内循環トロリー

ボストンは1日しかないので効率よく回る必要があり、乗り放題のトロリーのチケットを買いました。

トロリーは市内の観光名所をぐるっと1時間半掛けて周り、途中16カ所でストップしますのでそこで降りて観光が終われば次のトロリーに乗る、という具合です。(15分おきに来ます)

ボストンは地下鉄も便利なので、あまりたくさんの場所を廻らないのだったら地下鉄で十分です。
フェンウエイ・パーク)

ボストン・レッド・ソックスのホームグランドです。
現在このチームには日本人選手が2人いたと思いますが、あまり話題に上がってきませんね。

以前には韓国人の選手もいたそうなのですが、レッド・ソックスに東洋人は馴染まない、というよりボストンは東洋人を受け付けない、と誰かが言っていたのを覚えています。

トロリーの運転手はマイクで盛んに説明をしてくれますが、あまりよくわかりませんでした。
ビーコンヒル(1)

ボストンコモンの北側にある古い住宅街で、富裕層が住むところだそうです。
この辺りの風景は私の中のボストンの3つのイメージの2番目にあるところです。

ここはエーコンSTという、この付近で最も有名な通りです。過去からいろいろな写真などで紹介されているので誰でも一回は見たことがある、というくらい有名です。

しばらくこの付近をウロウロしていました。
ビーコンヒル(2)

朝の10時前、太陽の光はまだ低いので光が当たる建物の壁と当たらない壁のコントラストが何とも言えない雰囲気を作っています。

地図を片手にあちこちの路地に入ったりブラブラ歩きましたが飽きることのない通りばかりでした。

観光地としても有名なのですが、この日はアメリカ人の数人のグループに幾つか会っただけでした。

ガス灯は二四時間点けっぱなしです。
ビーコンヒル(3)

この雰囲気と景観はアメリカというより、イギリスという感じです。
古い建物ばかりなので、ガレージなどがないため車は全部路上駐車です。

ビーコンヒルは入植者が最初に住んだところだそうで、昔から”高級住宅地帯”だそうです。
外観は古いのですが、中はきっと快適に生活できるようになっているのだと思います。
ビーコンヒル(4)

いろいろな店屋はチャールズSTに並んでおり、受託地の中には一軒もありません。
もちろん自動販売機なども一切ありません。

看板は通りを示す例の緑の小さなもの以外は一切なく、とにかく落ち着いた雰囲気です。

ここは住宅街の外れにあった花屋です。
車もたまにしか走らず、静かです。
ビーコンヒル(5)

これはチャールズST・ミーティングハウスだと思います。
道を挟んで小さなスーパーマーケットがあったのでカミさんそこに入って何かを買っていました。

黒人のレジのオバサンにつっけんどんにされ、おまけに釣り銭をごまかされた、と言っていました。

アメリカでは時々とんでもなくつっけんどんで無愛想な店員に出会います。釣り銭を投げられる、なんて事もあります。
ボストン茶会事件(1)

14年前に初めてボストンに来たときは、郊外のホテルに泊まり、ボストン市内までバスで来ました。
そして観光は地下鉄と歩いて廻りました。

その時にこの付近をブラブラと歩いたのを覚えています。ここはダウンタウンの西で、NYに行くときに使ったサウス・ステーションまで歩いて5分くらいのところです。

ボストン茶会事件が起きた船はコングレスST橋の中間にあります。
ボストン茶会事件(2)

”ボストン茶会事件”というのは日本人はそんな事があった、というのを何となく知っている程度で、その重みというかアメリカにとっての重要性はあまり認識していない人が殆どだと思います。

アメリカではこの事件が発火点になって独立戦争が起き、アメリカ合衆国という”自分たちの国”ができた、というアメリカの短い歴史の中の最大の出来事の一つなのです。
ボストン茶会事件(3)

アメリカで生まれたアメリカ人の中で”ボストン茶会事件”を知らないアメリカ人はまずいないと思うのですが、14年前に高校生だった下の娘もオハイオに来たばかりでしたが、学校で習って既に知っていたようでした。

そんな訳でここでは事件の背景とかを詳しく説明をして、当時の船を復元して最後に見学者にお茶の箱を海の中に投げ込ませる、という見学コースに14年前も訪れましたが、再訪してみたという次第です。
ボストン茶会事件(4)

説明は女性1人と男性2名で、ずっといろいろな歴史上の話を大きな声でするのですが、残念ながら知らない言葉が多すぎてよくわかりませんでした。

でもアメリカ人の観光客を観察する絶好の機会で、彼等は静かに話を聞き、時々質問をして、一緒に寸劇をやる、という日本人とは違う観光客の態度を見せていました。

ここは日本の観光コースにはまず入っていないところです。
ボストン茶会事件(5)

きれいな運河の中に2隻の船が浮かんでいましたが、今回は入らなかった左側に繋がれていた船が14年前の記憶にあります。

国民が血を流してイギリスから独立して作った国、そしてこの東部から西へ西へと命をかけて未開の地を開拓して国土を拡げていった国。

アメリカを理解するにはそういうった彼等の歴史をよく知らないとわからない事が結構あります。

”アメリカは7つの国”というのも歴史を知ると”納得”できます。
ウオーターフロント(1)

茶会事件の船から北の方にブラブラと歩きます。
この辺はボストンハーバーを見渡すいくつもの埠頭が並びます。
大変きれいなところです。

ホエールウオッチングの船もここから出ているようで、観光船を何隻も見ました。

海水が本当にきれいで、普通は埠頭の奧の方は何らかのゴミのようなものが浮いているのですが、そのようなものは殆ど見掛けませんでした。
ウオーターフロント(2)

この日は天気も良く、風も殆どなく遠くまで視界が効き、本当にきれいでした。

写真の右手の方向数キロ先にはボストン・ローガン空港があり、離発着する飛行機が見えました。

ボストンの観光は6月〜8月の夏がベストなのでしょうが10月のこの時期も気温は16〜7℃で爽やか、悪くない」季節だと思います。
クインシーマーケット(1)

ウオーターフロントの埠頭のすぐ西側にあるマーケットです。
今回は地図をしっかり見ているので自分がどこにいるのか位置関係をよく把握できています。

ここは3つの建物があり、真ん中の建物が1階がファーストフードの店が建ち並んでおり、人気の場所でもあります。
早く何か食べたくてさっそく建物の中に入ってみました。
クインシーマーケット(2)

1階は人で一杯です。何を食べようか迷ってしまうほどいろいろな店が並んでいます。

ボストンに来たからにはまずクラムチャウダー、これは外せません。
あとはお腹に少し溜まるものという訳で月並みなパスタを買いました。

建物の長さは100m以上あり、その左右に店が並んでいますので、これらを見るだけでも楽しいところです。
クインシーマーケット(3)

買ったものを食べるのは建物の真ん中のフリースペースを使います。
この前に来たときは上の娘を連れてきて確かこの辺で食べたな〜、と何年も前を思い出しました。

その時もクラムチャウダーを食べたっけ、サンドイッチも、、、まるでほんのこの前に来たような気になってしまいました。

この辺りも日本人は一切見掛けませんでした。日本人そのものの観光客が少ない感じです。
クインシーマーケット(4)

クインシーマーケットの付近はいろいろな店があります。ランチを終えてブラブラと歩いていると高校生らしき集団に会いました。
ウーン、修学旅行の高校生らしき団体です。まだ純情そうな顔つきで、お行儀も悪くない感じでした。

一昨日のNYのメトロポリタン美術館でもこういう高校生らしき団体を一杯見掛けましたから、今はそういう季節なのかも知れません。

再びトロリーに乗ります

お腹も落ち着いたのでウオーターフロント横の停留所からトロリーに乗ります。
トロリーは混雑することなく、ゆったりです。
ボストン観光にはこのトロリーはお薦めです。

アメリカの観光でいつも思うのは日本に比べて観光客の平均年齢がうんと高いこと、それに子ども連れが殆どいないことでしょうか。

ですから大人がゆったりと観光できる雰囲気があり、日本とは全く違う雰囲気です。
チャールズタウン・ブリッジ

チャールズタウンはボストンのノースエンドの北にあり、ここも日本人観光客は行かないところで、アメリカ人でここに行かない人はいない、というくらいにアメリカ人にとっては大切なところです。

この橋を越えたところは海軍基地でここに停泊している2隻の軍艦、一隻は世界最古の現役のフリゲート艦、もう一隻が太平洋戦争で最後の日本海軍の特攻攻撃を受けた駆逐艦です。

ボストンはアメリカ人にとって歴史の街なのです。
コンスティチューション

英語のコンスティチューションとは日本語では”骨子”、”体質”、そして”憲法”という意味です。

この艦は1797年に進水して以来、数々の戦役で活躍をして今でも現役のアメリカ海軍のフリゲート艦です。
従って現役の海軍中佐の艦長がいて、現役のアメリカ海軍の下士官兵が勤務しています。

アメリカ独立以来の殆どを生きてきた軍艦ということで、アメリカ人にとっては特別な軍艦なのでしょう。
ダウンタウン(1)

ここも近代的なビルと古い建物等が混在したところです。あちこちに歴史上の有名な場所、建物などがありますが、事前の勉強をしておかないと見逃してしまいます。

ダウンタウンの南にチャイナタウンもあり、日本人の観光客はよく行くところです。

14年前に初めて来た時はこの付近のどこかの日本レストランでランチを食べました。
一体どの辺りだったのでしょうか、、、。
ダウンタウン(2)

喉が渇いたのでスーパーに入って水を買い、これを飲んで一服です。
カミさんは買い物がしたいというのでどこかに行ってしまい、私はボストンコモンの北東の端にある広場で垣根に腰を掛け、休憩です。

いろいろな人が行き交います。
白人、東洋人、ヒスパニック、実に様々な人がいます。学生らしい若者が数人ランニング姿で走り抜けて行きます。

私はこうやってぼんやりとするのが大好きです。
ボストンコモン(1)

ここからホテルまでは2kmちょっとです。トロリーに乗らなくても歩いて行ける距離なので歩くことにしました。

ボストンコモンはアメリカ最古(と言ってもせいぜい250年)の都市公園だそうです。
もともと公園ではなく、イギリス軍の駐屯地で、ここも独立戦争と深く係わりがある場所だそうです。

ボストンはどこを歩いてもアメリカの歴史が刻まれた街なのですね。
ボストンコモン(2)

ニューイングランド地方はアメリカの歴史がぎっしりと詰まっているところでいろいろと興味深い場所があります。

私がオハイオ駐在時代でも日本人でボストンに行くという人はそれ程多くはなかったと思いますが、今考えるとニューイングランドはもっと行っておけばよかったと悔いが残ります。

ジョン万次郎が過ごした船長の家なんかもマサチューセッツにあり保存されています。
ボストンコモン(3)

ボストンコモンは広い公園で、休みの日であればもっと人がたくさん来るのでしょう。

こういうところでごろっと寝ころんで本でも読んで、昼寝をして、、、という生活もいいな〜、、、、。

よく見ると友だちと2人で寝そべって何かを食べながらおしゃべりしている女の子、完璧に昼寝をしているオジサン、みんなゆったりです。
ボストンコモン(3)

ボストンコモンの西端、場ブリックガーデンとの境目にジョージワシントンの銅像があります。
前に来たときもカッコイイな〜、と見とれましたが今回も同じように立っていました。

ジョージワシントン像、公園の木々と緑の芝生、その後ろに近代的なビル群、おお、これぞボストン!、という構図です。
ボイルストンSTのATM

旅行中は現金を使いという機会が殆どありません。でもゼロというわけではなく、今回も1回だけATMで現金を引き出しました。

私は現金の引き出しにはアメリカの銀行のデビットカードを使います。
クレジットカードを使うとエライ金利を取られる事があるので要注意です。

このデビットカードで日本でもアメリカでもヨーロッパでも中国でも問題なく現金が引き出せます。
もうすぐホテルです

今回の旅行ではボストンに2泊しましたが、実質的に観光に使えたのは1日だけ。
それでもこの日は朝から夕方までトロリーを利用してゆっくりとあちこちの観光をする事ができました。

ボストンは市内観光は2日、美術館を入れると3日もあれば大体廻る事ができます。

今度来るときは時間を気にしない、滞在型の観光がしたいな〜、、、。
ホテル裏の消防署

ホテルの裏手にある消防署で、昨日NYから着いてこれを見たとき、「ああ、ボストンに来たな〜」、と思いました。

さすがボストン、消防署も古い建物です。
垂れ幕には”Fire Prevention Week”、つまり”防火週間”、と書かれてありました。

この後カミさんは買い物に行く、と言ってまたどこかに行ってしまいました。
夕食です

2日目の夕食、昨日と同じレストランに行ってまたロブスターを食べました。
この日はアペタイザーの注文はなしで、単純にボイルしただけのロブスターにしました。

私はグラスワインでは物足りなかったので、ワインはボトルで注文。結構酔っ払いました。

でも大きなロブスターにワイン、最高でした。
アメリカ旅行での朝食

旅行中の朝食はホテルのレストランで摂る事もありますが、なるべく外のレストランで食べるようにしています。
朝食はちょっとしたレストランでは必ずサービスしているし、なければマクドナルドのブレックファストメニューを食べるという究極の方法もあります。

今回は1日目はホテルで食べましたが、2日目はプルデンシャルセンター内にあったフードコートで食べてみました。

これが特大のクロワッサンに特大の卵焼きをはさんだサンドイッチ。
でもこれが安くて以外とおいしいのです。
後はオレンジジュースとコーヒーがあれば立派なアメリカンブレックファストです。

ホテルのレストランで食べると一人当たり、チップ込みで30ドル以上しますから、経済的にも外で食べるのはいいと思います。
リサイクルのゴミ箱

世界の国の中で一番リサイクルに興味のない国は中国とアメリカですが、そのアメリカでもたまにこういうのを見掛けるようになりました。

カップも紙も瓶も全部いっしょにこっちに放り込め、但し食べ物はダメ、と書いてあります。

ドイツみたいにゴミ箱を4つに分けてリサイクルをする、というのはアメリカは20年経ってもできないと思います。
ボストン・ローガン空港

空港まではタクシーを使いました。今回の旅でタクシーを使ったのはこれが最初で最後でした。
運ちゃん、ナゼかチップを受け取りませんでした。不思議でした。

JALのボストンからのフライトは1日1便だけなので専用のチェックインカウンターはありませんが、スムーズに行うことができました。
JALのラウンジ

ここも専用のラウンジではありません。実にしょぼいラウンジです。
アメリカの国内線ラウンジと何ら変わらないレベルです。

とはいうものの日本の新聞、雑誌がおいてあるのでソファーに座ってゆっくりと時間をつぶすには問題ありません。
成田に向かって

飛行機は予定どおり13;15に離陸、雲海の上に出ました。

オハイオにいたときに日本行きの飛行機に乗って日本人のフライトアテンダントを見ると、気分は既に日本でした。
これは今回も同じでした。

機内はビジネス隻はほぼ満席、エコノミーは70%くらいの搭乗率のようでした。
機内食

往きは洋食を食べましたので、帰りは和食にしてみました。
以前と同じようなメニューでしたが、一つの器への盛り方が多いような気がしました。
(結構ボリュームがあって、お腹一杯になった)

B787は飛行高度1万メートルでも客室内は高度2000mレベルまで与圧してあるとの事ですが、やはり液体燃料を注入すると非常に酔いが早く回るのがわかります。
成田に到着です

帰りは13時間半という長いフライトですが、私は8時間くらい寝ていました。
ですから目が覚めた時は成田到着2時間前でした。

朝食はあまりお腹が空いていなかったのでうどんを一杯食べておしまい。

以前は夕食の後に夜食でうどんを食べて、ウイスキーを飲んで、そして着陸前に定食の朝飯を食べたのですが、今回はそこまでの元気が出ませんでした。
LLCのカウンターです

以前は成田に着いて名古屋までのフライトは国際線でしたが、何年か前から国内線になったので、一旦荷物を受け取り通関をする必要があります。

国内線のゲートに行く途中でLLCのカウンターを見掛けました。
LLCのカウンターは結構辺鄙な場所にあります。搭乗ゲートも別になっているとか。

乗り継ぎ便の待ち合わせに3時間近くあったので国内線のラウンジで一服です。やっと日本に着いた、という感じです。
成田から国内線に乗ってセントレア空港に着いたのが19:45、予定より10分遅れでした。
そんな訳でギリギリ間に合うと思っていた20:00の津行きの高速船に乗れず、結局1時間を待つ事になりました。
津の港に着いたのが21:45,港には下の娘が迎えに来てくれていたので、結局自宅に着いたのは22:30でした。
ボストンのシェラトンホテルを出てから23時間の長い旅でした。

2泊3日のボストン、実質的には1.5日くらいの余裕しかありませんでしたが、それなりに楽しむことができました。
季節的にも最高、日中の気温は17〜8度で非常に快適、お天気にも恵まれました。
一つだけ残念だったのは、ロブスターを食べようと思っていたレストランがナゼかロブスターを出さなくなっていた事でした。(別のレストランで堪能できましたが)

今度ボストンに来る事ができたら何泊くらいしたいかって?
今回はボストン美術館に行く事ができませんでしたので、ここに行く必要があります。他にも行きたかったところはいっぱいありました。そんんあ訳で1週間くらいはのんびり滞在したいですね。

そのためには健康管理と体力を維持しなくっちゃ、、、。頑張るぞ、、、。
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